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今組めば絶対損しない! PC自作パーフェクトガイド
AVデバイス編
TEXT:伊藤裕也
image HDコンテンツへの対応
 これまではコンテンツの著作権保護の観点から、メーカー製PCでしか行なえなかった地上、BS/CSデジタル放送の視聴・録画が、ソニーVGF-DT1の登場により、自作PCでも可能となった。直径270mmの円形筺体が特徴的なDT1は、デジタルコンテンツを暗号化してLAN経由で転送する仕組であるDTCP-IPを用いて地デジの視聴・録画を実現している。

 DT1を利用できるのはネットワーク内のPC 1台のみ(有料キーの購入で追加も可能)。アクティベーションキーを用いてインターネット越しにサーバー認証を行なうことで初めて地デジの視聴・録画が可能となる。

 なお、録画データは暗号化されているので、編集や再圧縮、BD-Videoなどへのオーサリングは行なえない。CPRMに対応したDVD-RWにだけ、ムーブで書き出すことが可能だが、動画コンテンツは720×480ドットのSD解像度へ変換される点には注意したい。

 また、DT1を利用する際には、HDCPに対応したビデオカードとディスプレイが必要となる点にも注意しておきたい。Dsub 15ピンのアナログ出力では、せっかくのHDコンテンツをSD解像度でしか出力できない。

 なお、ソニーではIntel CPU搭載PCでの動作しか保証していない。ただし、編集部での試用では、Athlon 64 X2環境での動作も可能だった。動作を保証するものではないが、この点はお知らせしておきたい。
imageDT1の登録画面。検索されたネットワーク上にあるDT1にリクエストを出し、DT1の認証ボタンを物理的に押すことで認証が行なわれる
imageOSD表示画面。デジタル放送の画面に重ねてEPGなどを表示。画面の操作は右側の操作パネルを利用して行なう
ソニー
VGF-DT1
実売価格:49,000円前後
問い合わせ先:0570-00-3311
URL:http://www.sony.co.jp/
imagePCとは100BASE-TXで接続するタイプの地上/BS/CSデジタルチューナー。液晶テレビなどとD端子で接続して単体のチューナーとして利用することも可能
image HDMIビデオキャプチャの登場
 ビデオキャプチャデバイスは近年になってHDビデオ対応の製品がいくつか登場しているが、最近の製品でとくに注目したいのはHDMIによる映像入力のサポートだ。たとえばカノープスが7月に発売を予定しているフルHD対応のビデオキャプチャカード「HDRECS」は、映像入力端子としてアナログコンポーネント端子などのほかにHDMI端子も搭載。PCやゲーム機などとHDMIケーブル1本でカンタンに接続でき、750pや1125iの高品位な映像をそのままの映像密度でキャプチャできるようになっている。PCはもちろん、今ではゲーム機もHD対応のものがあるだけに、これはうれしい話だ。ただし、とくに注意しておきたいポイントが1点ある。それは、現在発売されている製品では保護された映像のキャプチャをサポートしないということ。要するにHDRECSなどのHDMIビデオキャプチャカードでは、地デジやBSデジタルの番組が録画できないのだ。地デジ対応ビデオレコーダとしての役割をこうしたビデオキャプチャカードに求めようと検討している人もいるかと思うが、それは今のところ不可能なのでくれぐれも気を付けたい。
imageHDMI端子に接続してのキャプチャだけでなく、アナログ接続でのキャプチャにも対応している
imageキャプチャソフト「HQ RECODER」では、取り込み解像度の設定などが行なえる
カノープス
HDRECS
予想実売価格:95,000円前後
問い合わせ先:078-992-5846
URL:http://www.canopus.co.jp/
image1,920×1,080ドットのフルHDソースを独自の「Canopus HQ Codec」を用いてキャプチャ可能なPCI Express x1接続のHDMI対応ビデオキャプチャカード
image サウンドカードにも新しい動きが
 サウンドデバイスにおける近年の動きとしては、PCI Express x1接続サウンドカードの登場が挙げられる。従来のサウンドデバイスにおける主な接続インターフェースと言えばPCIとUSBだったが、PCI Express x1接続に対応するサウンドカードの登場により、より柔軟な拡張が可能となった。とくに最近のマザーボードでは、PCIスロットの数が少なくなってきているため、スロットの有効活用を考えた場合にPCI Express x1での接続は魅力的な選択の一つとなる。

 また、Windows Vistaでは、サウンドドライバのアーキテクチャが変更されたことにも触れるべきだろう。Windows VistaのサウンドドライバであるUAA(Universal Audio Architecture)では、DirectSound3D、EAXといった3Dオーディオのハードウェアアクセラレーションをそのまま使用することができなかった。これはとくにゲームで影響が大きく、対応策として、クリエイティブメディアでは「ALchemy」の正式版を6月中旬にリリースした。このALchemyとは、Vista上でDirectSound3D、EAXの命令をOpenALと呼ばれるVistaが対応するサウンド命令に変換する技術で、対応ソフトは正式リリースの発表時点で41本と限られるが、これによりVista上でもDirectSound3D、EAXを楽しめるようになる意味は大きい。

 このほか、PCに蓄積した曲を離れた場所から簡単な操作で楽しめるワイヤレスサウンドシステムなどの登場も興味深いところだ。サウンド機能がマザーボード標準の機能として組み込まれている現在では、サウンドデバイスと言うと高音質・マルチチャンネルオーディオなどのポイントばかりに注目しがちだが、曲をカジュアルに楽しむための提案などもなされているわけだ。 
オンキヨー
WAVIO SE-200PCI
実売価格:16,000円前後
問い合わせ先:050-3161-9555
URL:http://www.jp.onkyo.com/
image大型コンデンサや独自のVLSC回路の採用による高音質がウリのPCIサウンドカード。左右独立・対称配置の処理回路など、音質向上のための工夫が随所になされている
クリエイティブメディア
Sound Blaster X-Fi XtremeGamer Fatal1ty Professional Series
実売価格:21,000円前後
問い合わせ先:03-3256-5577
URL:http://jp.creative.com/
imageゲームのパフォーマンスを向上させるための工夫が数多く取り入れられたPCIサウンドカード。付属ソフトウェアも豊富で、ゲームはもちろんほかのさまざまな用途にも活用可能だ
DIGITAL COWBOY
TOKYO STYLE S010-V DCS-SEV24/PEV
実売価格:9,000円前後
問い合わせ先:info@digitalcowboy.jp(ハンファジャパン)
URL:http://www.digitalcowboy.jp/
imageTOKYO STYLEブランドのPCI Express x1対応サウンドカードのVista対応版。オペアンプを交換できるオプションを用意するなど柔軟なカスタマイズが可能だ
クリエイティブメディア
Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio PCI-e
実売価格:8,000円前後(バルク版)
問い合わせ先:03-3256-5577
URL:http://jp.creative.com/
imageSound BlasterシリーズのPCI Express x1対応版。EAXにおける処理速度などでは上のXtremeGamer Fatal1tyに劣るが、気軽に入手できる価格は魅力だ
ワイヤレス化の波
 本文で触れたワイヤレスサウンドシステムとしては、右のクリエイティブ「Xmod Wireless」ほかいくつかの製品がある。Xmod Wirelessはサウンド機能を内蔵する「トランスミッタ」と、トランスミッタから送信した音声を受信する「レシーバ」から構成され、無線の届く範囲内であればPCのサウンドを自由な場所で楽しめる。このXmod WirelessではWindows Media PlayerやiTunesのプレイリストに登録された曲の再生・一時停止をはじめ曲のスキップなども可能で、PCを簡易ジュークボックスとして利用できるようになる。こうしたワイヤレスサウンドシステムは、音を楽しむ自由度を広げる試みとしてなかなかおもしろい。
クリエイティブメディア
Xmod Wireless
実売価格:28,000円前後
問い合わせ先:03-3256-5577
URL:http://jp.creative.com/
imagePCの曲を自由に楽しめるワイヤレスサウンドシステム。トランスミッタ―レシーバ間を2.4GHz無線を用いて音源データを非圧縮転送する。レシーバについてはオプションで追加することが可能だ
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