DOS/V POWER REPORT
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読者モニターレポート
2011年1月号読者モニターレポート

EVGA
X58 Classified 4-Way SLI(170-BL-E762-A1)
広島県 栗本英二さん

1. この製品に応募したきっかけをご記入ください
新しくPCを組む為、ハイエンドのマザーボードを選んでいた時に「EVGA X58 Classified 4-Way SLI」のモニター募集が目に留まったから。
2. この製品を使用したPCの構成パーツをなるべく詳しくご記入ください
CPU:インテル Core i7 975 プロセッサー Extreme Edition
CPU クーラー:CORSAIR H70
グラフィック:【SLI接続】ASUS NVIDIA GeForce GTX580 1536MB 2枚組 メモリ 12GB DDR3 SDRAM(PC3-12800/2GBx6/トリプルチャネル) CORSAIR DOMINATOR TR3X6G1600C8D G (2セット)
ハードディスク:【SSD】CFD 64GB (SATA2接続)×4 256GB(CSSD-S6M64NMQ)RAID0+【SATA3】1TB HDD ×2
光学ドライブ:ブルーレイドライブ (読み書き対応)Pioneer BDR-S06J
マザーボード:EVGA X58 Classified 4-Way SLI
電源:Antec 1200W
OS:【SP1】【64bit】Windows7 Ultimate Service Pack 1
3. この製品を使用する前のPCの構成パーツをなるべく詳しくご記入ください
CPU:インテル Core i7 990X プロセッサー Extreme Edition (6コア/HT対応/定格3.46GHz/TB時最大3.73GHz/L3キャッシュ12MB/QPI 6.4GT/s)
マザーボード:ASUS RAMPAGE III EXTREME
他は上記と同じ
4. この製品を使用するPCの主な用途は?
PCゲーム(主にFPS)
仕事(MSエクセル)
映画鑑賞
音楽鑑賞
5. この製品で「よかった」と感じた点
見た目が豪華である
拡張性が高い
6. この製品で「よくなかった」と感じた点
専用のグラフィックボードでないと4Way SLIが組めない(市場に製品が無いため私の環境では試せなかった)
7. そのほか、この製品を使用した感想を自由に記入してください
とにかく見た目は豪華である。正直オーバークロックで常用しない私には宝の持ち腐れなのですが、この豪華な見た目はそれだけで優越感に浸れます。ただしXLサイズを舐めてかかってました。実際ケースは用意できず、このレポート用にケース無で組むことになりました。残念なのは4Way-SLIを実際に体験できなかった事ですね。中古販売を探してもグラフィックボードが見当たらず断念せざるをえませんでした。
2010年8月号読者モニターレポート 1

アビー
AS Enclosure 1000
香川県 前田淳史さん

1. この製品に応募したきっかけをご記入ください
CoolerMasterのCenturion5を使用していたのですが、現在使用しているGTX285でも内蔵3.5インチベイを塞いでしまうほどサイズ的にいっぱいで新しいグラフィックカードを買うこともままならない。更にRaidカードを導入したせいでケーブルが整理できないほどジャングル状態というとんでもないことになっていました。これを解消するために大き目のフルタワーにチャレンジしてみたくなり、今回のAbee AS Enclosure1000のモニターに応募することにしました。
2. この製品を使用したPCの構成パーツをなるべく詳しくご記入ください
CPU:Intel Core2Quad Q9650
CPUCooler:ASUS Silent Square EVO
Memory:DDR2-800 4GB×4
MotherBoard:Gigabyte GA-X48-DQ6
GraphicCard:MSI GTX285 Superpipe 2GB
SSD:Intel x25-M 80GB
HDD:Western Digital W10EADS ×4
Power:Corsair CMPSU-750TX
SoundCard:ONKYO SE-150PCI
Display:EIZO SX2462W
その他:Blackmagic Design Intensity Pro, LSI Megaraid 9260-8i

以上のパーツを中心にモニタを行ったが、メイン機用に購入した以下のパーツも併せて試してみた。
MotherBoard:SuperMicro X8DAH+
Graphic card:EVGA GeForce GTX 480
Power:Corsair CMPSU-AX1200
また、メイン機用にCorsair Obsidian 700DWを購入したので、これとの比較もモニタ評価として書いている。
3. この製品を使用する前のPCの構成パーツをなるべく詳しくご記入ください
CPU:Intel Core2Quad Q9650
CPUCooler:ASUS Silent Square EVO
Memory:DDR2-800 4GB×4
MotherBoard:Gigabyte GA-X48-DQ6
Graphic card:MSI GTX285 Superpipe 2GB
SSD:Intel x25-M 80GB
HDD:Western Digital W10EADS ×4
Power:Corsair CMPSU-750TX
SoundCard:ONKYO SE-150PCI
Display:EIZO SX2462W
その他:Blackmagic Design Intensity Pro, LSI Megaraid 9260-8i)
Case:CoolerMaster Centurion5
4. この製品を使用するPCの主な用途は?
サブ機、文書作成、動画のキャプチャ、
ビデオカメラの映像の取り込み、(同居人のメイン機)
5. この製品で「よかった」と感じた点
以下は以前使っていたCoolerMaster Centurion5及び現在同時に使用しているCorsair 700DWとの比較になります。
・デザイン等
なんと言っても見た目がよい。Centurion5や700DWは前面がプラスチック然としていてどこか安物くさい箱といった印象を受けるのに対して、こちらはメーカー品のPCにありそうなほどPCケースとして主張しており、どこかしら高級感がある。内部もしっかり塗装されてバリも全て取られており、組み立てていて正直楽しいケースであった。 また、フロントパネルやHDDの着脱に使われているプラロックが思いのほか便利であった。軽い力で着脱できるが固定した後はしっかり留まっており、ほかのケースでもこの機構を採用してくれないか、と思ったほど。
・PCIスロットの多さ
今回使用したマザーボードは7つのPCIスロットを持っているが、このケースはそれより2つ多い9つのPCIスロットを有している。サウンドカードやe-SATAなどがマザーのPCIスロットは使わないものの外部との接続用にブラケットを持っていることがあって、こういうのを使うとスロットが無駄に埋まってしまうことがあって使いにくいのだが、このケースでは下2段にこのタイプを差し込めば良く、すごく助かった。700DWはケースが大きい割りにスロットが7つしかなく、この点は明らかにこのケースが優れている。
・サイドカバー
サイドカバーに防振用のパネルがつけられているからか少し重めであるが、ビビリなどまるで無くケースファンがやたら多いにもかかわらず動作音が割と静かであった。
・VGAクーリングファンユニット
グラフィックカード自体は強力なファンがついていることが多いのだが、その他のサウンドカードやらRAIDカードやらキャプチャカードといった拡張カードはクーラーが付いてなく、在ってもヒートシンク止まりで安定動作に向けて冷却に四苦八苦することが多いのだが、これのおかげで何もせずとも安定動作をしてくれた。グラフィックカードの冷却自身に影響があったのかは正直よくわからなかったのだが、拡張カードに対しては恩恵が大きかった。
・ケース幅?
VGAクーリングファンユニットがあるためかCPUの真上の空間が大きく、使用したCPUクーラーはCenturion5ではクーラー上部がサイドカバーぎりぎりであったのが、このケースではかなり余裕があった。背の高いCPUクーラーでも余裕もって対応できると思う。
・ケース内部の広さ
GTX285およびGTX480を試してみたが、何の干渉も問題も無く装着することができた。Centurion5では内蔵ベイが使えなくなったり、ケーブルの配線(何をどの順でつなげるとメンテが楽かなど)に非常に苦労したが、このケースでは何も不自由しなかった。組立も楽だし、手を切るような心配もしなくて良いし、こういった点は本当によいケースであると思う。
6. この製品で「よくなかった」と感じた点
「よくない」と感じた点はこのケースの向いている方向が不明瞭だと感じた点にあります。E-ATXケースを買う層はハイエンドを目指すような層であると思うので、その点において違和感を感じたところを以下に記しました。
・マザーボードベース上部(ケースを立てたとき上に来る方向を上部とする)
 マザーボードベースの上部に余裕が無く、マザーボード固定のためのタップ穴がベース上いっぱいにあり、さらにケースファンが取り付けられているので、マザーボード上端とケースファンの間が2cmも無く、本当にぎりぎりだった。風を上から吹きつけるタイプのCPUクーラーではケースファンと干渉してしまう可能性があると思う。せっかくCPU周りに広い空間があるのに上に寄り過ぎるばかりにCPUクーラーの選択の幅を狭めてしまうのは本当に勿体無い。
 またマザーボードベースの上は隙間が開いているのだが、上に書いたとおり隙間が狭すぎるので裏配線の出口として使えない。今回使用したマザーボードGA-X48-DQ6は補助電源として8ピン12Vを挿すところがあるのだが、これはマザーボード左上に位置しており(つまりCPUとバックパネルの間)、ここにプラグを挿そうとするならばケース下部の電源からまっすぐ上にコードを引っ張って繋ぐしかなく、少し不恰好であった。裏配線ができればこのあたりはきれいに収まると思う。
 この点、700DWはケース天井にラジエーターを装着できるくらいの広いスペースを持っており、装着できるPCパーツの選択幅という意味ではAS1000よりも圧倒的に上である(まさかEEATXのX8DAH+が何の問題もなく収まるとは思わなかったが)。
 AS1000もケース自体の高さをもう少し高くするか、マザーボードの取り付け位置を少し下に下げて5cmほど確保できれば以上のような話は簡単に解決するように思う。
・マザーボードベース下部
電源横の2.5インチベイにSSDを取り付けてみたが、GA-X48-DQ6付属のSATAケーブルでは届かなかった。これはマザーボード上のSATA端子の向きが上向きであり、ここからSSDへはマザーボード横のホールをぐるっと回りこんで通さなければならないためであると思う。LSI9260-8iからmSASx4 to SATAケーブル(50cm)を使ったら接続できたのだが、マザーボードベースの下が何も無くただ空いているので、ここにケーブルを通す穴があればよかったのではないかと思う。マザーボードの下側にはケースへのシグナルスイッチやUSB端子など細かなケーブルを接続することも多いので、やはりマザーボードベース下部にはそれ用の穴を開けてほしく思う(確かにマザーボード横に配線取り回し用の穴は開いているが、少し配慮が足りないように感じた)。
・メンテナンスホール
今回使用したGA-X48-DQ6が少し特殊なのかもしれないが、CPUの位置がメンテナンスホール左上方向にずれていたため、CPUクーラーを止める穴(上の2つ)がメンテナンスホールからはみ出していて、結果的にメンテナンスホールを使ったCPUクーラーの交換ができなかった。正直言って何のための穴かよくわからない。 ・電源スペース
通常サイズの電源CMPSU-750TXでは特に問題なかったが、少しサイズの大きい(長い)CMPSU-AX1200では電源単体で既に大きさがぎりぎりで、プラグを装着するとファン(ガード)にぶつかってスペースに入らなかった。このケースを買う層はグラフィックカードの2枚挿し、3枚挿しも考えているだろうから大容量電源が入らないというのはかなりマイナスではないかと思う。一応ファンを外せばCMPSU-AX1200は大丈夫そうであったが、HDDの冷却やAS1000の売りを考えるとどうだろうか。あと少しケースの奥行きをとるだけで良い筈なので、これは勿体無く思う。
・ケース上蓋の取り外し
サイドケースを外すときは、まずケース上蓋を取らなければならない。これは非常に面倒くさい。何とかならないものかと思う。
7. そのほか、この製品を使用した感想を自由に記入してください
・システムHDホルダにMaxtorのMaxLineIII(7V300F0)を試しに取り付けて動かしてみましたが、確かに問題なくMaxtorのHDDが使えたので冷却はされていると思う。しかし、SSDが十分出回っているこのご時勢でこれの必要性は?と考えるとかなり疑問に思う。単なる3.5インチHDD倉庫なら専用のスペースで十分だし、OSを入れる場所としてもこのようなフルタワーを買う層はWDのRaptorあたりからSSDに移行しているのではないか、と思うし、SSDはそんなに張り切って冷却しなくても特に問題ない。良くない点とは言わないが、どの方向を向いてこれを搭載したのか、少し疑問に思う。
・このケースを使用した感想は以上で、総評としてはケースそのものの造りは良いのだが、目指している方向がケースの用途とは違う方向を向いていてちぐはぐ感を漂わせる結果になっていると言えます。ケースはフルタワーでフラグシップモデルを謳っているものの、中の装備はミドルレンジ(ATXマザーにグラフィックカードは1枚のみ使用。CPUはi5かi7 920止まりでオーバークロックもしないからそんなに大きなクーラーも必要ない。電源は500〜800Wぐらいで、SSDはおまけ程度にしか使わない)向けといった態で、悪くはないが諸手を挙げるほど良くもない、100点満点なら60点相当か、といった印象を受けました(モニターに選んで頂いて少し期待が大きすぎたのかもしれませんが)。(※ミドルレンジ装備でケース内部の空間がかなり大きいので、システムHDホルダを外して水冷ポンプを、5インチベイにリザーバーを、背中には120mm×2位のラジエーターを背負わせて、そこそこのスペックで水冷静音PCを目指すというのがこのケースの一番良い使い方かもしれません。ただその需要は?と考えるとかなり疑問符だし、自分なら値段にもよりますが、まず購入対象から外れると思います。)一旦組み立てた後はこのケースの良い点しか目に付きませんから、余計、中途半端感というか残念感が感じられました。改善点も大きく変える必要のないごくわずかの所だと思うので、本当に勿体無い。
2010年8月号読者モニターレポート 2

Intel
Intel Core i7-980X Extreme Edition搭載自作PC
熊本県 木村祐徳さん

1. この製品に応募したきっかけをご記入ください
使っていたというか比較対象にしたPCは「Core i7時代もこれでなんとか乗り切る」つもりで、とっかえひっかえでここまで持ってきたPCなのです。
とは言ったもののやはり気になるi7。
なかなか手を出せずにいた中で読者モニター募集のページがあったので、今回応募させていただきました。
2. この製品を使用する前のPCの構成パーツをなるべく詳しくご記入ください
ゲーム・他 用
CPU: Core2Quad Q9650
CPUクーラー: Thermalright TRue Black 120
M/B: ASUS Rampage Extreme
メモリー: Patriot PVS34G1800LLKN(2GB*2)
HDD: C:Seagate ST3500418AS *3striping
HDD: D:他 :Seagate ST3500418AS *2striping
VGA: XFX HD587A-ZNF9 *2 CF
サウンド: Sound Blaster X-Fi Titanium Fatal1ty
ChampionSeries SB-XFT-FCS
光学ドライブ: LG GGW-H20N
ケース: CoolerMaster COSMOS S
電源: SilverStone SST-ST1000-P
3. この製品を使用するPCの主な用途は?
今回は上記C2Q機との比較に徹したつもりでしたが、基本的にはオールマイティにこなせる構成に仕上がってると思います。
4. この製品で「よかった」と感じた点
何から何まで「お大尽」に組めば更なる上もあるはずですが、予算決めた中で組んだのであろうバランス感が伝わってきます。…それでもじゅうぶん「夢の構成」ではあるのですが
CPU: 仮にこれで不満だとしても「機能でこの上」というのは基本的にはまだ無いはずです。CPUクーラー: ヒートパイプ・サイドフロー・バックプレートでねじ固定方式に踏み切ったのは英断かと
M/B: 「モニター」ということで受け取った時のままの設定で使いましたが「意外と」「いじる」のも面白そうです
SSD: 「SSDをRAID0で」というのは速度もともかく書き込み分散(=SSDとしては避けたいはずの書き込みを減らす)につながるのが良いのかと
ケース: 底部の18cm*3ファンの吸気が効いてるのか今回定格で使用しましたが「(自己責任で)それ以上の領域」も比較的静かに冷やせそうなのは良いです
HDD: VGA: 一般的HDDでのRAID0にHD5870のリファレンス。万人に推せるとは限りませんが個人的にはこれまでも使っていましたし好きです


CPU: Core i7 980X Extreme Edition
CPUクーラー: 980X Extreme Edition 付属品
M/B: intel X58SO
メモリー: Corsair CMX6GX3M3A1600C9をDDR3-1333として設定
SSD: intel X25-V Value SATA SSD SSDSA2MP040G2R5 *2striping
HDD: HGST HDS721010CLA332 *2striping
VGA: MSI HD5870リファレンス
光学ドライブ: Pioneer BDR-205BK/WS
ケース: SILVERSTONE SST-RV02B-W
電源: ENERMAX PRO87+ EPG600AWT
5. この製品で「よくなかった」と感じた点
いままでのPCを凌駕する場面は確実に存在します …しかしそれらは現時点ではまだまだ限られたケースである というのを実感できたというのが(贅沢な)悩みでしょうか 「夢の構成」PC 基本的には否定するところはないのですが、あえて探すなら
CPU: 「多くの人にとっては簡単に手が出せない価格」くらいじゃないでしょうか
CPUクーラー: サードパーティ製品との比較は酷かもしれませんが上には上が…
M/B: せっかくのX58なのにメモリスロット4つなのは「とにかくメモリ多く積みたい人」にとっては難点か
SSD: SSDのRAID0 期待していたのですが(HDDのRAID0に慣れた身には)拍子抜け
ケース: 見た目の好みはともかく「E-ATXフルタワーケースよりも奥行き寸法が大」というのはユーザーを選ぶかもです
光学ドライブ:メモリー:電源: 1か月だと特にこれといった感想も持てず…「無事是名馬」ではあるのですが
6. そのほか、この製品を使用した感想を自由に記入してください
インテル株式会社 (及川部長様を中心とした)IA技術本部様の「拘り」受け止めました。
今回「モニター」ということで受け取った時のままの設定で使いましたが、intelさんの「Extreme Editionならでは」の「あれ」や「より自分好みに手を入れた上での動作」等も試してみたいですね。
2010年1月号読者モニターレポート

MSI
Eclipse Plus
長野県 佐々木 誠さん

1. この製品に応募したきっかけをご記入ください
この製品に応募したきっかけは、やはり毎月愛読させていただいている「DOSV/POWER REPORT 」の2010年1月号(マザーボード100選)の記事を読んだことがきっかけでした。私は結婚前は自分の給料が自由に使えたのですが……結婚・子供の誕生と次々に人生のイベントを迎え、よくいるお父さんの「経済事情」になっていました。おととし、慣れ親しんだPentium 4(2.4G HT)からCore i7(920)へ新規作り換えを行ないましたが、経済事情によりマザーボードのランクを落とし悔やんでいたところ読書モニタ記事を見て「くじ運がない私でも、これなら!!!」と思い応募させていただきました。
2. この製品を使用したPCの構成パーツをなるべく詳しくご記入ください
ケース:ノンブランドATX
電源:AQTIS AP-750GTX
CPU:IntelCore i7 920
マザーボード:MSI Eclips Plus
メモリ:ノンブランド1GB×3枚+UMAX Cetus TCDDR3-6GB-1333(計9GBトリプルチャンネル構成)
グラフィックス:Leadtek GTS250×2枚+エルザ ジャパン GLADIAC GTS250(3-way SLI)
記憶媒体:WD製500GBHDD×3個(内2個はRAID0構成)+1TB1個
3. この製品を使用する前のPCの構成パーツをなるべく詳しくご記入ください
ケース:ノンブランドATX
電源:AQTIS AP-750GTX
CPU:IntelCore i7 920
マザーボード:MSI X58 SLI
メモリ:ノンブランド1GB×3枚(計3GBトリプルチャンネル構成)
グラフィックス:Leadtek GTS250×2枚(SLI)
記憶媒体:WD製500GBHDD×1個+1TB1個
4. この製品を使用するPCの主な用途は?
製品の使用PCの用途は仕事(会社での残務処理)、ゲームおよびホームビデオの編集です。
5. この製品で「よかった」と感じた点
1:3-way SLI構成が可能な点(グラフィックスはNVIDIAが好きなため)
2:ブリッジチップにNVIDIA nForce200使用
3:DrMOSによるVRM高効率化(電気代の請求金額が下がったので妻にほめられた)が実感できた
4:D-LEDで使用中のPC状況確認ができた事
5:直接手動にて微調整のできるオーバークロックダイヤル
6:やはりハイエンドモデルのための安定感(過重動作時にもフリーズしにくい点)
6. この製品で「よくなかった」と感じた点
1:インターフェースにUltra ATAがないこと(以前から所持しているDVDドライブ・HDDが使用できない)
2:スロット間隔(3-way SLIを構成したためにほかの拡張スロットが使用できず今後の拡張が不可能になった点)
3:発熱によるケース内温度の上昇。エアフローは今後の課題で、現在はパソコンのフタを開けて動作中(おかげで暖房いらず)
4:説明書がやや不親切であった。私は英語が得意ではないので、とくに詳細な部分に関しては日本語による解説(PDFでもよい)があればうれしかったです
7. そのほか、この製品を使用した感想を自由に記入してください
この製品はやはりMSIさんが出している製品のため、「ユーザーの要望に応える」よい商品ですが、ある程度の英語力がないと最大限に能力が引き出せません。今の時代、低価格の良品が求められる中「お金にゆとりがあり・自作PC歴数年でないとこちらの商品はお勧めできません」。
2009年9月号読者モニターレポート

zionote
StyleAudio CARAT-EMERALD
兵庫県 松岡宏一さん

1. この製品に応募したきっかけをご記入ください
 ここ最近、オーディオシステムよりもPCで音楽を聴くことが多くなっていました。
 CDを交換する手間が要らずたくさんの曲を管理できる、ピックアップレンズの汚れやCDの傷が原因となる音とびがない。ジャケットの表示など曲情報が一目で分かる……そのような理由でCDプレイヤーで聞くことが少なくなりました。
 現在はオンボードサウンド機能の音質では満足できず、サウンドカードを購入して使っています。
 デスクトップだけではなくミニノートPCをジュークボックスとしていろんな場所で音楽を楽んでみたい。と、いう理由でUSBサウンドデバイスの中でも高音質をウリにしたこちらの商品は以前から注目していたからです。
2. この製品を使用したPCの構成パーツ、音響環境(使用製品など)をなるべく詳しくご記入ください
CPU:Intel Core 2 Duo E7200
マザー:MSI 945GCM5-F V2
メモリ:Umax 1G×2
ケース:ANTEC P193
電源:AOEN AO400-12AHN
サウンドカード:Audiotrak PRODIGY HD2 AD
モニタ:iiyama B2409HDS
アンプ:ソニー TA-F555SEL
スピーカー:DENON SC-v101
ケーブル:audioquest
ヘッドホン:audio-technica ATH-A55
3. この製品を使用するPCの主な用途をご記入ください
インターネット
メール
音楽試聴(インターネットをしながらの、ながら聞きが多く家族がいるときはヘッドホンを使用して聞いていますが、一人のときにはアンプを通してスピーカーから聞いています)
4. この製品の音質は以前の環境と比べていかがでしたか?
 オンボードのサウンドと比較すると、断然音楽がきれいに聞こえました。現在使用中のサウンドボード(PRODIGY HD2 AD)との比較では似たような音質に感じました(使われているオペアンプがHD2ADと同じ様です)。アンプにつなぎスピーカーで聞いたところサウンドカードより音がはっきりとした感じを受けました。
5. この製品について「よかった」と感じた点をご記入ください
 USBからの給電だけで動作するオーディオアンプはミニノートPCなどと一緒に持ち運べるので場所を選ばないため、とても扱いやすいです。家の中の別の部屋や外出先など、いつでもどこでもよい音質で音楽を楽しむことができました。また、些細なことですが、手元のボリュームで音量調節できるのは、マウスやキーボードからの操作では難しい微妙な調整を素早く行なえるため、ストレスを感じません。ホワイトノイズや負荷時のノイズもまったくありませんでした。
6. この製品について「よくなかった」と感じた点をご記入ください
 LEDの電源ランプが名前のとおりエメラルドグリーンでとてもきれいでよいのですが、まぶし過ぎて本体を正面から見れません。もう少し光量をおとしたほうがよいのではないでしょうか(私はキャップを自作して取り付けてました)。
 欲を言えばPC以外の機器でも使用ができると活躍の場が広がってよいのではないかと思いました。
 たとえばUSB以外の入力を追加してヘッドホンアンプとして使用できるようにするとか、S/P DIFか同軸デジタル入力で外部DACとしての使用もできるとありがたいです。ipodがUSBで接続して使用できるようになると一番うれしいです。
7. そのほか、この製品を使用した感想を自由に記入してください
 家庭内でLAN接続した機器を連係使用できるDLNAが気になっています。レコーダで録画した番組を違う部屋のPCで視聴できたり、NAS上の音楽や動画をAVアンプ経由で再生できたり、複数のPCで利用できたり、保存場所を集約することが出来てすごく魅力的な技術です。
 現在は対応機器の価格が高く手を出しにくいのですが幅広いメーカーに広まって安価に利用できるようになればよいと思っています。
2008年2月号読者モニターレポート

MSI Axis945GM
(新Socket 479対応ベアボーンPC)
静岡県 坂井国彦さん

1. この製品に応募したきっかけをご記入ください
 自作もあらかた経験したので、もっと別なものにチャレンジしてみたい。とくにベアボーンはあまり経験がなかったので、ちょっと変わったものを作ってみたいと思ったからです。
2. この製品を搭載したPCの構成パーツをなるべく詳しくご記入ください
CPU:Intel Core 2 Duo T5500(1.6GHz)
メモリ:PC2-6400 DDR2 SDRAM 512MB×2
HDD:80GB(Serial ATA)
光学ドライブ:LG電子 GSA-H58N
そのほか:オウルテック FA404MX(FDD+カードリーダー)
3. この製品の性能はいかがでしたか?
 モバイル版のCore 2 Duoを使用したので若干もたつきを感じましたが、気にするほどではありませんでした。ベアボーンなので、必要最低限の機器を買い揃えるだけでよいのはうれしいです。
4. この製品の拡張性はいかがでしたか?
 PCIスロットが1基のみという点が若干気になりましたが、割り切って使用すれば拡張性を気にする必要はないでしょう。USB 2.0ポートも前面2基、背面4基あり、通常の使用ならポートが足りなくなることもありません。PS/2ポートとシリアルポートが各二つという構成もまずまずです。
5. この製品について「よかった」と感じた点をご記入ください
 まず、非常に小さい。自分が使用しているPCケースはAntec P180だが、それと比較するとおよそ1/4ほどのサイズしかありません。狭い部屋で使うのに場所をとらない点は好感が持てました。
  黒を基調としたデザインもよくまとまっています。ビジネスユースも想定しているのか、意外なほどオーソドックスにまとめられています。
  その小ささに反して、組み立ては意外なほど簡単でした。スリムベアボーンはパーツの組み付けが難しいのですが、図入りのマニュアルのおかげか、意外なほどスムーズに作業できました。
6. この製品について「よくなかった」と感じた点、「改善してほしい」と感じた点をご記入ください
 CPUに一般的なLGA775タイプが使えないのが一番難点。このベアボーンが届いたのが、ちょうどGW直前。モバイルCore 2 Duoが必要と知り急いで注文をかけましたが、すでに問屋も休みに入るとかで、結局入手できたのは、GW明け。結局休み中は何もできず、とほほでした。
  発売当時の状況を考慮に入れても、LGA775対応にしておけば性能向上の余地はあったのでしょうが、この構成では将来的発展が見えませんでした。しかもモバイル用CPUは入手が簡単とは言い難いので、次のモデルではCPUソケットは絶対にLGA775にしてほしい。
  あと小型ベアボーンということなので、ネットワークのサーバー的役割を想定したのだろうが、それでもLANポート二つはいらないと思う。サーバーとしての使用を想定するならeSATAポート(ブラケット)を用意してもおもしろかったと思います。外付けのeSATA対応HDDを組み合わせれば、簡易ファイルサーバーとしても、もう少し役に立つと思うのですが……。
  後、細かい点ですが光学ドライブと筐体の隙間が空き過ぎていてホコリが入ってきそうなのも気になりました。
7. そのほか、この製品を使用した感想を自由に記入してください
 ビジネス用途以外にも、大容量HDDと組み合わせて録画PCを作ればおもしろいかもしれません。とくに地デジ対応のキャプチャカードが各社から発表されているので、それを組み合わせて地デジ録画マシンを構築するのもおもしろいでしょう。
  CPUの入手がやや難しいのは気になったが、それを補って余りある小ささに魅力を感じるならば、Axis945GMは買いだろうと思う。メインマシンとしてもサブマシンとしても役に立つ1台だと思います。
  ちなみに私は、このマシンを父親のPCにしました。以前はATXケースのPCを使っていたのですが、場所をとるので小さいのが欲しいと言っていました。親父はちょっとしたゲームとWeb、メールにインターネットトレーディングしか使わないので、Axis945GMの性能でも十分使えます。別途液晶モニタを購入して、ちょっと早めの父の日の贈りものにしました。

2007年11月号読者モニターレポート

Intel Core 2 Quad Q6600
神奈川県 河野 史さん

1. この製品に応募したきっかけをご記入ください
(1) 本誌を購入した月は毎月応募している。
(2) クアッドコアCPUが欲しかった(できればG0ステッピングのCore 2 Quadがよかったけど……)。
2. この製品を搭載したPCの構成パーツをなるべく詳しくご記入ください
CPU:Intel Core 2 Duo E6600(2.4GHz)→Intel Core 2 Quad Q6600
マザーボード:ASUSTeK P5B Deluxe(Rev.C2)
ビデオカード:Leadtek WinFast PX7950GT TDH(NVIDIA GeForce 7950 GT)
ビデオカードクーラー:ARCTIC COOLING:AcceleroS1
メモリ:Transcend TS128MLQ64V6J(PC2-5300 DDR2 SDRAM 1GB)×2
HDD:日立GST Deskstar 7K400 HDS724040KLSA80(Serial ATA 2.5、7,200rpm、400GB)、日立GST Deskstar T7K500 HDT725032VLA360(Serial ATA 2.5、7,200rpm、320GB)
HDD静音ケース:グロウアップ・ジャパン SmartDrive2002
サウンドカード:クリエイティブメディア Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio
光学ドライブ:パイオニア DVR-S15J-W、東芝サムスン ストレージ・テクノロジー SD-M1712
電源:KEIAN KAD-550AS SLI(550W)
CPUクーラー:サイズ MUGEN SCINF-1000
ファンコントローラ:システムテクノロジースーパーファンコントローラ Ver.3 ST-35W White
PCケース:ソルダム WinDy MT-PRO3000
電源用サイレンサー:ジャパンバリュー PF-SilencerSG
キーボード:ミネベア CMI-6D4Y6
マウス:Microsoft ハブ レーザー ゲーム マウス
OS:Windows XP SP2(32bit、エディション不明)、Windows Vista Ultimate(32bit)
3. この製品を搭載するPCの主な用途をご記入ください
(1)Web閲覧
(2)メール通信
(3)Skypeでのビデオチャット
(4)ゲーム(FPS)
4. この製品の性能はいかがでしたか?
スペックの額面通りに捕らえると、正直コアの多さからハイエンドを思わせる。とくに個人用途では現状で四つのコアを使用し切る局面は少なく、過剰性能とは思われる。しかし、今後CPUにおけるマルチコア化の傾向に伴い、ソフト面での対応を促す先進的な商品とも受け取れる。20年くらい前からメインフレームではマルチスレッド処理が存在したことを考えれば、ソフト開発側から見ても新規の概念ではないので、今後のソフト対応も期待できると考えられるだろう。その先進的な一面を垣間見ることができる本製品は、マニアの心をくすぐる一品となっていると思います。
5. この製品を使用されてどのような処理の際に違いを実感されましたか?
Webサイトなどを見渡すと、ベンチマークやオーバークロックは初期の段階でやりつくされている感があるので、敢えて身近なマルチスレッド処理の一つである“Excel”でE6600とQ6600の差を見てみようと考えました。Excelは、マルチコア対応と言われるOffice 2007を新規購入(太っ腹?)、処理内容は、(少々?偏っているかもしれませんが……)6万行のデータ4シートから各4,000回の検索を実施してデータを別シートに貼り付けた後、各検索値の単純な加減算を実施する内容です。ケースは3パターンで、
(1)すべてVisualBasicで記述するが、処理シートを行列(Variant)に読み込ませて検索する方法
(2)すべてVisualBasicで記述するが、ワークシート関数(VlookUp)を用いて検索する方法
(3)貼付ける先のシートの各セルに、ワークシート関数(VlookUp)を記入して検索する方法
の3パターンです。処理時間はE6600で1回あたり25〜30分程度。Q6600交換後の結論は、残念ですがほとんど変わりません。やはりVisual Basicの開発環境でも揃えてコンパイルでもしなければならず、その意味では手軽にはマルチスレッド対応にはしづらいのではと予想したとおりの結果でした……残念。
6. この製品について「よかった」と感じた点をご記入ください
実際に使用して感じるのは、やはり安心感でしょう。ウイルススキャンやメールを並行して処理しながら、Excelの重い処理を実施しても作業の手を止めることなく、別のタスクを新しく起動できる余裕。これはビジネスや研究開発の現場にこそ早く欲しいと感じました。このところ急速に高機能化するPCに慣れてしまったせいか、多少大きなデータでも、卓上のPCで処理するのを躊躇しなくなったため、PCがよく、処理過多で反応が鈍くなっていましたが、このような状態が回避できるのが大きなメリットです。
7. この製品について「よくなかった」と感じた点、「改善してほしい」と感じた点をご記入ください
G0ステッピング(TDP 95W)ではなくB2ステッピング、TDP 105W)であるせいかもしれないが、やはり発熱がもっとも気になった。冬場はファンコンでファン回転数を60%程度に抑えているせいか、温度上昇に伴って自動でファン回転数を上がったときの騒音が気になります。しかし、それを除けばアイドル時の温度上昇もE6600と比べて大差なく、安心して使用できています。あえて挙げれば、心配なのは(小生も数回しか経験していませんが)CPUの劣化です。E6600が2基載っているのと同じですから、壊れる可能性は倍です。(コア1基のCPUの破壊は過去経験しています)。2次キャッシュを供用しているE6600では、同様の傾向が出るのも予測できますが、Q6600では、片方のCPUコアのみ壊れた場合の挙動が予測出来ません。そういった面でも今後、ハードウェア監視機能が発達して、CPUコアの挙動監視ができるような技術に結びつけばよいと考えております。
8. そのほか
後日談ですが、知り合いから新規のPCの組み立てを依頼され、用途とコストパフォーマンスからQ6600(G0ステップ)で揃えたのですが、そのとき遊び心で、今回のB2ステップQ6600と交換してみました。(メモリを4Gに増設した後なのでハッキリ言えませんが)早くなった感じがして、計測すると5〜10分処理時間が短くなってました。まさかと思い、知り合いのPCを今回のB2ステップQ6600で借り組みインストールすると妙に遅い……。無論、G0ステップのQ6600に交換して納品しましたが、その際のインストール時間には……。静電気にはアースバンドを利用するなどして万全の対策しておりますが、どこかで損傷して……らしく。正しいレポートになっているか心配です。
2007年10月号読者モニターレポート

Intel Core 2 Quad QX6700
東京都 本間宣嗣さん

1. この製品に応募したきっかけをご記入ください
使用していたPCに対して動作の遅さに対する多少の不満、動作不良が目立つようになったため、新たなPC購入を考えていたからです。
2. この製品を搭載したPCの構成パーツをなるべく詳しくご記入ください
CPU:Intel Core 2 Extreme QX6700(2.66GHz)
マザーボード:GIGABYTE P35-DS3R rev1.0(Intel P35+ICH9R)
ビデオカード:GIGABYTE GV-NX86S256H(NVIDIA GeForce 8600 GTS)
メモリ:ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×4
HDD:日立GST Deskstar T7K500 HDT725050VLA360(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB)×2
光学ドライブ:バッファロー DVS-XL516FB
電源:500W
OS:Windows Vista Ultimate
CPUクーラー:SCYTHE ANDY SAMURAI MASTER SCASM-1000
3. この製品を搭載するPCの主な用途をご記入ください
主にゲーム、動画エンコードです
4. この製品の性能はいかがでしたか?
動画エンコード、複数アプリケーション動作時などはとても快適でした。たとえば、ゲームで遊びながらバックグラウンドでプログラムのダウンロード、エンコードを行なったりしたところでゲームの処理が落ちる事はほとんどなく、今までは複数台のPCで作業をしなければならなかったことが、1台のPCで快適に行なうことができるようになりました。
総合的に満足できる部分が多く、クアッドコアを活かした使い方ができればCore 2 Duoより何倍も性能があがったように感じます。
しかしながら、一つのアプリケーションを集中的に動作させる時はCore 2 Duoとたいした差を感じることができなかったというのが本音です。
5. この製品を使用されてどのような処理の際に違いを実感されましたか?
OSの立ち上がり時が一番動作処理に違いを感じました(とくにVista)。今までCore 2 Duo(2GHz動作)では2分程度かかっていたOS立ち上げが40秒程度に短縮され、比べ物にならないほど快適になりました。また、動画エンコードも以前に比べ高速化され、とくにQuad動作をサポートしているアプリケーションにおいてはCore 2 Duoよりかかる時間が半分程度に短縮されました。
また、フルスクリーンアプリケーションから通常デスクトップへ復帰するときなど、ほかのアプリケーションが高負荷をかけている状態から、通常の状態へと戻る時が非常に快適でした。
6. この製品について「よかった」と感じた点をご記入ください
CPUの倍率を規定値以上に変更することが可能であり、オーバークロックが容易に行なえる点がよかったと思います。私は今回倍率を13倍まで変更(3.4Ghz動作)して使用しましたが、ブルー画面になることはなく、動作も安定していました。従来のFSBクロックを調整する方法より高い動作クロックを実現し、かつ容易に調整できたと感じました。本来の動作クロックの実力以上のクロックが容易に実現できる点がCore 2 ExtremeとCore 2 Quadとの大きな差でありよい点だと思います。
7. この製品について「よくなかった」と感じた点、「改善してほしい」と感じた点をご記入ください
一番のよくなかった点は発熱量です。コア温度を計測し、リテールクーラーを装備した状態で高負荷をかけてみたところ、コア温度が簡単に80℃を超えてしまい、再度CPUファンの取り付けの確認をしてみましたが、結果は変わらず仕方なくハイエンドCPUファンを購入し、ようやく高負荷時60℃程度に抑えることができる程度でした。。排熱処理をいかにクリアするかがこのCPUを使用するときの問題です。
また、これはCPU自体の問題ではないのですが、クアッド処理に対応したアプリケーションが現段階で少ないということをとくに感じました。とくにゲームソフトにおいてはクアッド処理に対応しているソフトは極少数であり、せっかくのクアッドコアを活かし切れていません。
 
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