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今組めば絶対損しない! PC自作パーフェクトガイド
PCケース編
TEXT:保坂陽一
image 奥行きが選択の重要ポイントに
奥行きは長いほうがよい?
 最近のPCケースでは、大型、小型を問わず、奥行きの寸法に特徴のある製品が増えている。電源の配置などを工夫することで奥行きを極端に切り詰め、省スペース化を図ったもの、それとは逆に大型化の進むハイエンドビデオカードを搭載するために、余裕のある奥行きとしたものなど、実にさまざまだ。

 コンパクト系で急速に増えつつあるのは、microATXサイズのコンパクトボディに、ATXマザーボードを取り付けられるようにした製品。以前から存在してはいたが、最近になって人気に火が付いたようだ。実際に店頭でもこのタイプの製品が売り切れているのをよく見かけるようになった。また、スペースを稼ぐために、マザーボードを上下逆さまに固定し、電源をケース前面下部に取り付けるようなものもめずらしくはなくなっている。こうすることで、ケースファンとCPUクーラー、電源によるエアフローをより効率的に活かす製品もある。ドライブベイは少なくてよいが、基本性能は確保したいというセカンドマシンにはピッタリと言えるだろう。ただ、最近はコンパクト化し過ぎたゆえに、大型のハイエンドビデオカードが搭載できなかったり、標準的な光学ドライブすら奥行きがあるものは搭載しにくかったり、といった気になるポイントも出てきてしまい、奥行きに余裕を持たせた改良版などを発売しているメーカーもある。もちろん、奥行きが短いということは、それだけ設置面積が小さくすむということであり、机の上の限られたスペースを有効に活用するにはとても便利だ。不便な点があったとしても、スリムタイプのケースなどに比べれば、拡張性は段違いなので、理解してうまく使えば問題ないだろう。

 また、大型ケースではもともと内部空間に余裕のある製品が多いが、横幅のあるExtendedATXマザーボードやハイエンドビデオカードにさらに余裕を持って対応するため、こちらでも奥行きを拡張した製品が増えつつある。

 奥行きのあるPCケースは、それだけマザーボードとドライブベイなどの間隔に余裕があり、内部の作業も間違いなくやりやすい。大きさゆえに作業スペースなどは気になるところだが、本気で長く使えるハイエンドなタワーマシンの自作を考えるなら、ドライブベイの拡張性や剛性だけでなく、奥行きにも気を配ってみてもらいたい。
imagemicroATXサイズでATXマザーを
マザーボードを逆さまに取り付けると、5インチベイや電源の配置を詰めることができ、小型化できる。ただ、内部スペースの余裕はない
imageシャドーベイは少なめ?
microATXサイズのケースは人気上昇中だが、ドライブベイは少ないものが多い。5インチベイと電源の間隔などもよく確認してから購入したい
imageハイエンドビデオカードはOK?
巨大化の進むハイエンドビデオカード。ケースによっては、HDDなどと干渉して取り付けられないことも増えている
奥行きの違いで差別化を図った製品
Lian Li
PC-G50B Alu Black
実売価格:13,000円前後
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク)
URL:http://www.lian-li.jp/
imagemicroATXサイズのボディでATXマザーボードが使用可能。奥行きは余裕があり、拡張性の犠牲も少ない。フルアルミながら低価格なのもポイントだ
3R SYSTEM
R900
実売価格:16,000円前後
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク)
URL:http://www.3rsys.com/
image奥行きをしっかりと取ったフルタワーATXケース。内部の作りはシンプルだが、電源を2基搭載可能となっており、手持ちのPCからのパーツ流用、アップグレードにもよいだろう
image ファンコントロールはケースの機能で
オシャレのポイントとしても貢献
 性能の高いPCケースが登場している中で、製品の特徴としてファンコントロール機能や温度センサーを標準で備えた製品も増えている。ゲーマーを見据えたハデな製品だけでなく、デザインのワンポイントとしてうまく融合した、安心して使用できるものが増えているのもうれしいところ。しかも、それによって価格が高くなっているというものは少なく、コストパフォーマンスを高めるのにも一役買っている。右のオウルテックのOWL-PCOX22などはそのよい例と言えるだろう。

 もちろん、ファンコントロール機能は後で5インチベイなどに増設することも可能ではあるが、1チャンネルや2チャンネル(ケースファンやCPUクーラーのみ)でよいならば、こうしたケースはとても便利。また、内部ファンの回転速度切り換えスイッチを持つ製品などもあるので、チェックしてみるとよいだろう。

 ただし、ケースと一蓮托生となるため、機能の換装はできないことが多い。LED表示に惹かれて購入したが、実際に自分の部屋で使ってみるとハデ過ぎて困る、などということもよくあることだ。そうした面も含めて、理解して購入する必要はあるだろうが、そういった経験も自作の醍醐味の一つではあるので、これだ!と思ったケースは大事にしたいものである。
オウルテック
OWL-PCOX22
実売価格:13,000円前後
問い合わせ先:046-236-3522
URL:http://www.owltech.co.jp/
image2チャンネルファンコントローラと、前後に12cm角のファンを備えたミドルタワーケースで、上部には温度表示用のLEDなども内蔵されている。内部の作りは質実剛健だ
image電源スイッチと並んだファンコントローラのツマミ。さりげないデザインなので、使用しないときでもジャマに感じることはないだろう
image 新しいフォームファクターの波到来!
ATXがメインに変わりはないが
 自作市場では今後もやはりATXフォームファクターがメインなのは変わりそうにないが、人気のコンパクトマシン向けにはさまざまな動きがある。

 一つはAMDが提唱しているDTX/microDTXという新フォームファクター。これらはATXとネジ穴などの互換性があるのが特徴で、microATXよりもさらにコンパクトなフォームファクターを目指したものとなっている。登場するのはまだこれからで、そのコンパクトさを活かすには対応ケースとマザーボードの発売が欠かせないが(ネジ穴の互換性があっても、ケースが同じサイズでは小型フォームファクターの意味はあまりないため)、現在の市場にマッチしたなかなか楽しみなフォームファクターと言える。販売価格などにも期待したいところだ。

 また、超小型のミニPCではおなじみのMini-ITXに、あのIntelが参入。すでに市場には低価格な同社製マザーボードも登場しており、小型マシンを求めるユーザーには見逃せないポイントとなっている。自作市場では縮小気味のBTXフォームファクターも、小型ベアボーンPCやメーカー製PCではまだまだ健在なので、呼応して何らかの動きがあるかもしれない。今年の後半は、コンパクトPC&PCケースからも目が離せないだろう。
imageDTX/microDTX
近日登場予定のDTXフォームファクターマシン。配置は独特だが、ATXと互換性があるため、対応マザーボードの設計は容易か?
ディラック
Noah 800-B Rev1.5
実売価格:15,000円前後
問い合わせ先:03-5298-3880
URL:http://www.dirac.co.jp/
imageコンパクトながら3.5インチHDDとスリムタイプの光学ドライブが使用できるMini-ITXケース。マザーボードしだいでメインマシンとしても使えるだろう
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