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今組めば絶対損しない! PC自作パーフェクトガイド
マザーボード編
TEXT:芦澤英一、鈴木雅暢
image オーバークロック機能の充実
 メインストリーム以上のクラスのほとんどの製品には、BIOS上にシステムバスクロックやCPUコア電圧を細かく調整できるような「オーバークロック向け」の設定が用意されており、気軽にオーバークロックを試せるようになっている。また、ASUSTeKのAI N.O.S.、MSIのD.O.T.などといった、メーカー独自のオーバークロック機能もおなじみの存在だろう。

 これら機能はメニューに用意されているプリセットを選択するだけでシステムバスなどの設定を自動で行なってくれるので、より手軽にオーバークロックを試すことができる。また、これらのほとんどはCPU負荷が高いときだけオーバークロックをするようになっているので、アイドル時にムダな電力を消費することがなく効率的だ。もっとも、こういったオーバークロック機能がBIOSに搭載されてはいても、メーカー側でオーバークロックをした状態での動作を保証してくれるというわけではないので、利用の際には十分注意してほしい。

 最近では、「オーバークロック向けマザーボード」をうたう製品も出てきており、BIOSセットアップの項目が充実しているのはもちろんだが、VRMの多フェーズ化や高品質コンデンサの搭載による電流の安定化など、設計的な裏付けもなされている。また、起動に失敗した際の原因が分かるPOSTコード表示装置を設置したり、CMOSクリアスイッチをアクセスしやすい位置に装備したりするなどといった工夫もよく見られるようになった。
主要マザーボードメーカーの自動オーバークロック機能
ASUSTeKの「AI N.O.S.(Non-delay Overclocking System)」、GIGABYTE「C.I.A.(CPU Intelligent Accelerator)2」、MSI「D.O.T.(Dynamic Overclocking Technology)」 など、主要メーカーのメインストリーム向けマザーボードには、独自の自動オーバークロック機能が搭載されている。どれもCPU負荷が上昇したときのみ、あらかじめBIOSで指定した範囲内で自動的にオーバークロックを行なうという点では共通したものとなっている。
imageASUSTeK「AI N.O.S.」
imageGIGABYTE「C.I.A.2」
imageMSI「D.O.T.」
自動オーバークロック機能よりもマニュアル設定のほうが効果大!?
 メーカー独自の自動オーバークロック機能は手軽に試せる利点はあるが、これらはBIOSの設定に詳しくないオーバークロック入門者向けの機能だ。システムバスクロックやメモリクロックを具体的にどう設定してよいか分からないユーザーのために用意されているもので、上限もおおむね30%までとそれほど高くない。実際はシステムバスクロックやメモリクロック、CPUコア電圧などをマニュアルで設定していくほうが、CPUの耐性をフルに引き出し、より高いレベルまでオーバークロックできるのだ。
image
手動でのオーバークロックでは、システムバスクロックを少しずつ上げて調整し、状況に応じてメモリクロックや電圧を調整するのがコツだ
オーバークロックをとことん楽しむならこの2枚
ASUSTeK
COMMANDO
実売価格:30,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp (ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
imageゲーマー/オーバークロッカー向けのプレミアムブランド「R.O.G.シリーズ」の製品。VRM部は8フェーズ、さらに固体コンデンサ以上に特性のよいタンタルコンデンサを搭載し、耐性を高めている。POST内容を表示する液晶をリアパネルI/O部に、基板上にCMOSクリアスイッチを装備する
フォームファクター:ATX
CPUタイプ:LGA775
対応CPU:Core 2 Extreme、 Core 2 Quad、Core 2 Duo、Pentium Extreme Edition、Pentium D、Pentium 4、Celeron D
チップセット:Intel P965+ICH8R
メモリスロット: PC2-6400/5300/4200 DDR2 SDRAM×4(最大8GB)
グラフィックス機能:-
拡張スロット:PCI Express x16×1、PCI Express x4(x16形状)×1、PCI×4、SupremeFXサウンドカード専用スロット×1
HDDインターフェース:Serial ATA 2.5×6、Ultra ATA/133×1
RAID:RAID 0/1/0+1/5
LAN:1000BASE-T×2
Universal ABIT
Fatal1ty F-I90HD
実売価格:15,000円前後
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク)
URL:http://www.abit.com.tw/
imageプロゲーマーとのコラボによるFatal1tyブランドのmicroATXマザー。BIOSには充実したオーバークロック向け設定項目を備える。チップセットのRadeon Xpress 1250は、HDMI/HDCP対応DVIをサポートするGPUコアを内蔵しており、リアパネルI/O部にはHDMI出力端子を搭載
フォームファクター:microATX
CPUタイプ:LGA775
対応CPU:Core 2 Extreme、Core 2 Quad、Core 2 Duo、Pentium Extreme Edition、Pentium D、Pentium 4、Celeron D
チップセット:ATI Radeon Xpress 1250+SB600
メモリスロット: PC2-6400/5300/4200 DDR2 SDRAM×4(最大16GB)
グラフィックス機能:ATI Radeon Xpre
ss 1250内蔵(Radeon X700ベース)
拡張スロット:PCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×1
HDDインターフェース:Serial ATA 2.5×4、Ultra ATA/133×1
RAID:RAID 0/1/0+1
LAN:1000BASE-T×1
image 機能も付属品も満載したプレミアムマザーボード
 チップセットのほかに追加のICチップを搭載して多機能化するのはハイエンド製品の典型的な差別化手段だ。近年はチップセットが多機能化し、サウンド、LAN、RAIDなど、多くのユーザーが必要とするような機能はほとんどが統合され、低価格マザーボードもそれなりに豊富な機能を備えている。そのため、多機能という面だけがクローズアップされることは少なくなってはいるが、それでも、チップセットに機能があるにもかかわらず、さらにギガビットLANやRAID機能を追加したり、チップセットに内蔵されていないIEEE1394や無線LAN機能などといった要素を追加したりするなど、フラグシップクラスのマザーボードの多機能化はまだまだ衰えを見せていない。確かに実用性には疑問符が付くが、多フェーズVRMや高級コンデンサの採用、大型冷却システムの搭載などとともに、プレミア感を演出する一つの手段としてまだまだ健在なのである。

 ハイエンド製品の中でも、際立った存在感を放つのが、ASUSTeKのゲーマー/オーバークロッカーにターゲットを絞ったプレミアムブランド「R.O.G.シリーズ」だ。日本では「ゲーマー=オーバークロッカー」という考え方はややピントがずれていると感じるものの、VRMの超高品質設計や、POST表示用液晶、CMOSクリアスイッチの装備などといった仕様は、オーバークロック向けの製品として筋が通っている。また、Windows Vistaをテーマにし、Vistaの新機能である「ReadyBoost」や「サイドショー」をいち早く体験できる付属品を添付したVista Editionもヒット。ただやみくもに豪華さを演出しただけでなく、明確なコンセプトと仕様の一貫性が成功の要因と言えるだろう。
imagePOST情報表示液晶
ASUSTeKのR.O.G.シリーズが装備するPOST情報表示液晶。コードではなく具体的にデバイス名で表示されるので分かりやすい
imageCMOSクリアスイッチ
ケースに入れずに繰り返しパーツのテストやオーバークロックを楽しむマニア向けに、CMOSクリアスイッチや電源・リセットスイッチを装備する製品もある
image無線LANモジュール
ASUSTeKのP5B Deluxe/WiFi-APなどは、IEEE802.11b/g対応の無線LANモジュールをマザーボードにオンボードで搭載している
スペックも付属品もプレミアム仕様
ASUSTeK
M2N32-SLI Premium Vista Edition
実売価格:33,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp (ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
imageAthlon 64 X2向けの定番マザーボードに、Windows Vista向けの独自機能/付属品を添付したプレミアムパッケージ。「Windowsサイドショー」、「ReadyBoost」などといったVistaの注目の新機能と連動して活用できることから、マニア層を中心に受けた
imageVistaの「サイドショー」機能を活用できる解像度320×240ドットのカラー液晶ユニット。サイドショー以外にも、ハードウェアモニタ情報の表示などが可能
imageVistaの「ReadyBoost」対応フラッシュメモリをボード上に標準装備。ディスクキャッシュの延長として使われ、システムレスポンスを高速化する
フォームファクター:ATX
CPUタイプ:Socket AM2
対応CPU:Athlon 64 FX、Athlon 64 X2、Athlon 64、Sempron
チップセット:NVIDIA nForce 590 SLI
メモリスロット:PC2-6400/5300/4200 DDR2 SDRAM×4(最大8GB)
グラフィックス機能:-
拡張スロット:PCI Express x16×2、PCI Express x4×1、PCI Express x1×1、PCI×2
HDDインターフェース:Serial ATA 2.5×7、eSATA×1、Ultra ATA/133×1
RAID:RAID 0/1/0+1/5、JBOD
LAN:1000BASE-T×2
GIGABYTE
GA-N680SLI-DQ6
実売価格:43,000円
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル)
URL:http://www.gigabyte.co.jp/
imageNVIDIAのフラグシップモデルであるnForce 680i SLIチップセットの機能を最大限に活かした製品。4系統装備するギガビットLANはNVIDIAのDualNetに対応しており、ネットワークゲームなどでの負荷分散に使える。また、パッケージにはeSATAブラケットなど大量の付属品が同梱される
imageギガビットLANを何と4ポート搭載。NVIDIAの「DualNet」のTeaming機能に対応しており、2Gbps LAN×2系統として利用できる
imageチップセットがサポートする6ポートに加え、Serial ATAチップの追加によりeSATA対応の4ポートを加えた合計10ポートのSerial ATAポートを搭載
フォームファクター:ATX
CPUタイプ:LGA775
対応CPU:Core 2 Extreme、Core 2 Quad、Core 2 Duo、Pentium Extreme Edition、Pentium D、Pentium 4、Celeron D
チップセット:NVIDIA nForce 680i SLI
メモリスロット:PC2-6400/5300/4200 DDR2 SDRAM×4(最大8GB)
グラフィックス機能:-
拡張スロット:PCI Express x16×2、PCI Express x8(x16形状)×1、PCI Express x1×1、PCI×3
HDDインターフェース:Serial ATA 2.5×10、 Ultra ATA/133×1
RAID:RAID 0/1/0+1/5、JBOD
LAN:1000BASE-T×4
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