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今組めば絶対損しない! PC自作パーフェクトガイド
TEXT:橋本新義
ビデオカード編
imageWindows Vista世代のPCにおいて性能バランスの鍵となるビデオカード。ここ数年の大きなトピックだったDirectX 10対応製品への移行も、いよいよ本格化しそうだ
DirectX 10対応製品が出揃うも性能面などでは若干の波乱が
 ビデオカードにおける2007年夏時点でのトレンドとしては、何と言ってもDirectX 10(DX10)世代の製品が挙げられる。ここ最近のGPUは、搭載する機能をWindowsのマルチメディア機能であるDirectXの世代になぞらえて呼ばれることが一般的になっているが、「DX10世代」とは、Windows Vistaに搭載された最新のDX10に対応したGPUだ。

 そして、代表的な2大GPUメーカーからDX10対応GPUがついに出揃った。製品投入で先行するNVIDIAは、2006年11月のハイエンドGPU、GeForce 8800シリーズを皮切りに、4月にはミドルレンジの8600/8500シリーズを発売。6月にはエントリー向けに8400シリーズを追加している。対するATI(AMD)は、2007年5月にハイエンドのRadeon HD 2900 XTを発売。6月にはミドルレンジとエントリー向けのRadeon HD 2600/2400シリーズの出荷を開始し、搭載製品が本誌発売とほぼ同時に登場予定となっている。
image
ASUSTeK
EN8800ULTRA/G/HTDP/768M
実売価格:120,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
imageNVIDIAの最速GPU、GeForce 8800 Ultraを搭載した重装備モデル。DirectX 10環境でのヘビーなゲームも十分に楽しめる実力を持つ
グラフィックスチップ:GeForce 8800 Ultra
対応スロット:PCI Express x16
コアクロック:612MHz
メモリクロック:2,160MHz
ビデオメモリ(バス幅):GDDR3 768MB(384bit)
PowerColor
2900XT 512MB DDR3
実売価格:56,000円前後
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク)
URL:http://www.powercolor.com/jp/
imageAMDのハイエンドGPU、HD 2900 XTを搭載した高性能カード。HDMI出力端子への対応など、ゲーマー向け以外の機能も充実している
グラフィックスチップ:Radeon HD 2900 XT
対応スロット:PCI Express x16
コアクロック:740MHz
メモリクロック:1,650MHz
ビデオメモリ(バス幅):GDDR3 512MB(512bit)
 DX10の機能を活かすには、ビデオカードとOSの対応だけでなく、ソフトウェアの対応も必要となる。ゲーマーの間で評価の高い「ロスト プラネット」など、ビッグタイトルの登場が間近に迫ったことで、にわかに活気付いてきた。

 ただし、DX10対応ゲームを本格的に楽しむためには「DX10対応GPUでもミドルレンジクラス以上の高速な製品でなければ性能不足となる」という、気になる話も出てきている。そこで今回は性能の目安として、代表的なGPUを搭載したカードを集め、DX9.0c対応の定番ベンチマークである3DMark06とDX10対応ベンチであるCall of Jures DirectX 10 Benchmarkを実行してみたが、後者は噂どおり、8600 GTS以上でなければかなり厳しそうな結果となっている(Radeon HD 2900 XTのスコアが非常に低いが、これはドライバの問題によるもの)。

 しかし、DX10対応ソフトはDX10対応GPUでなければ完全に動作しないという問題がある。当面登場するゲームタイトルはDX9世代でも動作するが、将来的には問題となるだろう。そのため、あまりヘビーなゲームを要求しないユーザーでもDX10対応カードを購入しておいたほうが安全であるとも言える。
imageCall of Juarez DX10 Bench
DX10対応ゲームエンジンを使い、ビデオカードが描画したfps(frame per second)の最高/最低/平均値を表示する。美しいビジュアルも楽しい
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image
【ベンチマーク環境】
CPU:Core 2 Duo E6700(2.66GHz)
マザーボード:ASUSTeK P5N32-E SLI(NVIDIA nForce 680i SLI)
メモリ:ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×2、HDD:日立GST Deskstar 7K160 HDS721616PLA380(Serial ATA 2.5、7,200rpm、160GB)
ビデオカード:NVIDIA GeForce 8800 Ultraリファレンスカード、MSI NX8600GTS-T2D256E-HD-OC(NVIDIA GeForce 8600 GTS)、MSI NX8500GT-TD256E(NVIDIA GeForce 8500 GT)、玄人志向 GF7600GT-E256H(NVIDIA GeForce 7600 GT)、PC Partner ZOTAC GeForce 7200GS 256M TC V/D/VO(NVIDIA GeForce 7200 GS)、PowerColor 2900XT 512MB DDR3(ATI Radeon HD 2900 XT)、PowerColor X1950 PRO Extreme 256MB(ATI Radeon X1950 PRO)、MSI RX1650XT-T2D256E(ATI Radeon X1650 XT)
OS:Windows Vista Ultimate
MSI
NX8600GTS-T2D256E-HD-OC
実売価格:30,000円前後
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp(エムエスアイコンピュータージャパン)
URL:http://www.msi-computer.co.jp/
image2スロット厚の大型カードクーラーとオリジナル設計の基板により、オーバークロックしたGeForce 8600 GTSの安定動作を実現する
グラフィックスチップ:GeForce 8600 GTS
対応スロット:PCI Express x16
コアクロック:700MHz
メモリクロック:2,100MHz
ビデオメモリ(バス幅):DDR3 256MB(128bit)
GIGABYTE
GV-NX86S256H
実売価格:30,000円前後
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル)
URL:http://www.gigabyte.co.jp/
image大型のヒートシンクとヒートパイプによる冷却機構「Silent-Pipe3」を搭載したファンレスビデオカード。ヒートシンクは2スロット占有タイプ
グラフィックスチップ:GeForce 8600 GTS
対応スロット:PCI Express x16
コアクロック:675MHz
メモリクロック:2,000MHz
ビデオメモリ(バス幅):GDDR3 256MB(128bit)
SLI最新事情
 「NVIDIA SLI」は、2枚のビデオカードを連係して動作させ、描画速度向上を図る技術だ。今回はGeForce 8800 UltraのSLI構成マシンで3DMark06を測定してみた。注目の結果だが、1枚動作時に比べて大きくスコアを伸ばしているのは1,600×1,200ドットの解像度のみとなった。かなり重いはずの描画にもかかわらず、GPU側の余裕を感じさせる結果だ。DX10ではGPU側の負荷が大幅に増すため、SLIの効果はかなり期待できそうである。
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SLIシステムの検証にあたってはツートップ・フェイス・パソコン工房を展開するアロシステム株式会社にご協力いただいた
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