その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:寳諸 宏 | ||||||||||||||
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Windows Vistaの発売から、もうまもなく1年を迎えようとしている。Vistaの新機能に対応したハードウェアが出揃い、価格も手頃になりつつある。SP1のリリースも近く、Vistaをターゲットに据えた自作は、さらなる盛り上がりを迎えていると言えるだろう。 | ||||||||||||||
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2007年1月にWindows Vistaが発売されて、まもなく1年が経過するが、現状ではまだWindows XPユーザーが多数を占めている。ドライバの不足やソフトの未対応など、新OSへの移行はリスクが伴うためだ。しかし発売以来、Vistaは順調に対応環境を充実させ、当初不安視されたドライバ供給の問題なども改善。さらに累積的なアップデートを集約したService Pack 1(SP1)も2008年第1四半期中に公開される予定で、これを導入の目安と考えている人も多いだろう。 Vistaは「重いOS」と思われがちで、事実XPよりも推奨スペックは高めに設定されている。しかし、ある程度のマシンパワーがあれば、XPよりも軽快に動作させることができるのもまた事実。 ここでは、Vistaの新機能をフルに活用するためのパーツ、周辺機器を紹介していこう。 |
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もうすぐSP1がリリース Vista SP1はすでにβテストの段階に入っており、2008年第1四半期にリリースされる予定だ。デスクトップ検索機能のエンジンを他社製のものに変更することなどが可能になる |
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Windows Vistaは、同時に複数のアプリケーションが動作するマルチタスク/マルチスレッド環境で高いパフォーマンスを発揮するよう最適化されており、必然的にCPUもマルチスレッドに対応したものが望まれる。IntelのHyper-Threadingのように一つのCPUコアでスレッドを高速に切り換えて処理する技術もあるが、マルチコアCPUなら切り換えのオーバーヘッドが小さく、より高い効率でマルチスレッド処理を実行できる。 とくにゲームや映像のエンコードなどのマルチメディア処理は、対応ソフトならマルチコアCPUで飛躍的なパフォーマンス向上が得られる(ゲームの場合は組み合わせるビデオカードも重要)。すでにデュアルコアは定番化、クアッドコアもIntelのCore 2 Quad Q6600なら3万円台と手頃なので、乗り換え向きと言える。 ただ、4コア非対応のソフトではクアッドコアCPUは真価を発揮できない。非対応ソフトの用途が多いなら、同価格帯のデュアルコアCPUのほうがクロックが高く、処理も高速だ。 |
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クアッドコア対応ソフトも カプコンのロスト プラネット エクストリーム コンディションのように、クアッドコアに対応したゲームも登場している Character Wayne by (C)Lee Byung Hun/BH Entertainment CO., LTD. (C)CAPCOM CO., LTD. 2006, 2007 ALL RIGHTS RESERVED. |
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映像編集にはマルチコアが効く! コーレル「Ulead Video Studio 11 Plus」やペガシス「TMPGEnc 4.0 XPress」などの映像編集/エンコードソフトにはマルチコアが有効だ |
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Windows Vistaのハイライトの一つに、「DirectX 10」への対応が挙げられる。VistaにはDirectX 9.0cと10が同梱されており、DirectX 10の利用はVistaでのみ可能となる。DirectX 10では、従来までのバーテックスシェーダーやピクセルシェーダーに加えて、ジオメトリシェーダーなどの新概念が導入され、GPUの演算能力が要求される半面、プログラムの自由度が大幅に強化されている。 DirectX 10の機能を利用するには、GPUとアプリケーションがDirectX 10に対応していること、Vista環境であることが必須条件となる。DirectX 10に対応するGPUは、ATI Radeon HDシリーズ、NVIDIA GeForceシリーズなどだ。 ところで、DirectX 10の実装はゲームユーザーにとっては重大なトピックだが、Vistaではゲーム以外でもGPUの存在が一段と重要になっている。VistaのHome Basicを除くエディションには、「Windows Aero」と呼ばれるユーザーインターフェースが実装されている。Aeroが有効な環境では、ウィンドウの透過処理やアニメーション処理などハデな部分に目が行きがちだが、今までCPUが行なっていたこうした処理を、GPUが行なうようになったことが従来との大きな違いだ。すなわち、高速なビデオカードほど(限度はあるが)デスクトップ環境が快適になるということだ。 なお、Vistaには、システムの快適さを測る指標として「エクスペリエンスインデックス」が設けられている。これは単なるベンチマークではなく、PCの性能をCPUやメモリなどの項目に分類し、それぞれを1.0~5.9までのスコアに数値化して表わす。値が大きいほど「快適」と言える。ここには、Aeroのパフォーマンスを計測する「グラフィックス」や3Dグラフィックスの指標である「ゲーム用グラフィックス」の項目もある。おおむね3.0以上なら実用的であると言えるだろう。 |
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GPUが描画するWindows Aero Home Basic以外のエディションでAeroを適用すると、半透明効果が有効になる。こうした効果の処理をGPUが行なうことでCPU負荷を低減する |
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“動く壁紙”DreamScene Vista Ultimate限定のユーティリティで、Ultimate Extrasでダウンロードできる。動画ファイルを壁紙化するソフトで、もちろんGPUが描画する |
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GIGABYTE | ||||||||||||||
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実売価格:14,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル) URL:http://tw.giga-byte.com/ |
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低価格ながら、エクスペリエンスインデックスのグラフィックス/ゲーム用グラフィックススコアをともに5.0以上記録する、コストパフォーマンスに優れたGeForce 8500 GT採用モデル。コアが450MHzから600MHzへオーバークロックされている | ||||||||||||||
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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