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PC自作大全 2007
ゲーム編
TEXT:加藤勝明
Trend 1 ゲームに最適な高コストパフォーマンスビデオカードが登場
2万円台のビデオカードが境界線
 PCゲームの快適度はビデオカード(すなわちGPU)の性能が重要だ。だがハイエンドクラスの製品はそれなりに高価(5万円以上)であるため、おのずと2万円近辺で購入可能なミドルレンジ製品に目を向ける方は多いはず。GeForce 8600 GTクラスのGPUを搭載した製品を購入すれば、非常に安価にDirectX 10環境を揃えることが可能だ。

 このクラスの製品をチョイスするもう一つの理由は製品バリエーションの多彩さにある。リファレンスデザインのカードのほかに、ヒートシンクを大型化したファンレスモデルや、家庭用テレビに接続しやすいHDMI搭載モデルなどの選択肢が豊富なのだ。さらに、現行ミドルレンジGPU(8600 GTなど)はハイエンドGPUにはない強力な動画再生支援機能があり、ゲーム以外の用途における利点も大きい。

 しかし、ビデオカードだけ強力にすればよいというわけではない。今のゲームでは物体の移動に物理演算を多用し、影の描写も複雑になっている。加えてAIも高度になっているため、CPUパワーもボトルネックになり得るのだ。さらにメモリの搭載量にも注意したい。扱うデータ量が昔よりも格段に増えているせいか、1GB程度のメモリは一瞬にして消費してしまう。どんなOSを使うにせよ、メインメモリは2GBが最低ラインと考えたい。マイPCを総合的にパワーアップさせれば、ゲームの快適度が上昇して、プレイの楽しさも倍増するはずだ。
オリジナルファンを搭載したお買得ミドルレンジモデル
Leadtek
WinFast 8600GT TDH
実売価格:20,000円前後
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク)
URL:http://www.leadtek.co.jp/
image入門用として最適なのが 、NVIDIA GeForce 8600 GTを搭載したミドルレンジビデオカード。この製品はLeadtekオリジナルの大口径ファンが装備され、GPUとメモリを効率的に冷却。静音性の高さもウリの一つだ。また、DirectX 10に対応し、動画再生支援機能も搭載されているので費用対効果は非常に高い
GeForce 8600 GT GDDR3 256MB
ゲームを快適に遊ぶためにはCPUとメモリもパワーアップ!
imageIntel Core 2 Duoシリーズ
ゲーム内の処理が高度化するに従い、ゲームPCでも処理効率の高いデュアルコアCPUがスタンダード化している。とくに、動作クロックの高いCore 2 Duoのシステムバス1,333MHzモデル(E6850/6750/6550)は価格も安く、オススメだ
imageDDR2メモリ 1GB×2
搭載メモリが少ないとロード時間が長くなりやすい。快適な3Dゲーム環境のためには、最低でも2GBは欲しい
  容量 実売価格
PC2-6400(DDR2-800)バルク 2GB 15,000円前後
1GB 4,000円前後
512MB 3,000円前後
ゲーマーライター加藤のヘビーゲーム指南
 上で紹介したGeForce 8600 GTクラスのビデオカードは、確かに費用対効果が高く万人にオススメできる製品である。しかしながら、ゲームPCに最適か?と問われれば“ノー”と言わざるを得ない。

 というのも、GeForceシリーズに限らずDirectX 10世代のビデオカードは、内蔵された統合シェーダー数がものをいうが、ミドルレンジ製品のビデオカードはその数が少なく、高負荷になると息切れしやすい(高負荷時にパフォーマンスが落ち込む)という欠点がある。HDR(ハイダイナミックレンジ)を駆使した緻密な描写を高解像度で堪能するには最低でも準ハイエンドと呼ばれるGeForce 8800 GTSクラスのビデオカードが必須。

 値段も消費電力も格段にアップするというデメリットはあるが、これから先、ゲームグラフィックスの描き込みがどんどんエスカレートしていくことを考えれば、ヘビーゲーマーにとって決してムダな投資にはならないはずだ。
image 高解像度&高画質でも遊べる本格的なゲームPCを目指すなら、GeForce 8800 GTS以上のGPUが必須
image先日デモがリリースされた「Crysis」。DirectX 10環境ではHDRを駆使した映像が美しい

「Crysis」(C)2007 Crytek. All Rights Reserved. Crytek, Crysis and CryENGINE are trademarks or registered trademarks of Crytek. EA and the EA logo are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries. All other trademarks are the property of their respective owners.
結論:超美麗なCGを楽しみたいなら、GeForce 8800 GTSクラスのカードが必須!
Trend 4 PCゲームをゲーミングデバイスで快適に楽しむ
マウス
 PC用のマウスは980円から1万円オーバーのものまでさまざまだが、粗悪なマウスは素早い操作に追従できないので、まったくオススメできない。FPSゲームなどでは、いかに素早く正確な操作ができるかが鍵になるため、マウスの質は決しておろそかにはできないのである。

 俗に言う“ゲーミングマウス”とは、ほとんどの場合、高解像度かつ高精度の光学(レーザー)エンジンを搭載した多ボタンマウスのことを指す。最近ではマウス内に専用メモリを搭載し、別のPCに接続してもカスタマイズ内容をそのまま引き継げる製品が主流化しつつある。
マイクロソフト
Habu Laser Game Mouse
実売価格:7,000円前後
imageゲーミングマウスでは定番のRazorとマイクロソフトとのコラボモデル。側面ボタン部の交換パーツが同梱されており、自分の押しやすいボタン配置にカスタマイズできる点が注目。最高五つのプロファイルを手動で切り換え可能だ
imageマウスホイール部の下に解像度切り換えボタンが配置されている。状況に応じて解像度を切り換え、上手に立ち回ろう
ポイントはココだ!
ボタンに解像度切り換え機能を割り当てるのが使いこなしのコツ。普段は高解像度で素早く操作するが、狙撃などの精密操作が必要な場合は解像度を抑えておくといった使い分けがミソ
キーボード
 マウスと比較すると、軽んじられがちなキーボードだが、ゲーミングキーボードという存在も忘れてはならない。キー配列を特定のゲームに特化させた「Zboard」のような特異な例もあるが、右で紹介するロジクール製品のように、一般的なキーボードにマクロ登録が可能なキーを設けるなどの機能追加を行なった製品が本命だ。

 ちなみに、あまりに粗悪なキーボードになると複数のキーを同時押しした際に判定されないキーが出るものもある。マウスと同じである程度しっかりしたものを選んでおく必要があるだろう。
ロジクール
G15 Gaming Keyboard
実売価格:11,000円前後
imageロジクールのゲーミングキーボード。マクロキーを六つ搭載するほか、キーボードの文字が発光するため暗い部屋でもキーが探しやすい。キーボード上部中央のLCDパネルにはCPU占有率や時刻などを表示することができる
imageWindowsでソフトウェアによる設定を行なう。ゲーム内のショートカットと組み合わせてマクロを組むのがコツ。うまく使えばこの上なく強力なアシストになるだろう
ポイントはココだ!
ゲーミングキーボードのマクロ機能を使えば、チャットにメッセージを流した直後に爆弾を投げる、といった複雑な操作を素早く確実に行なえる。ワンキーで発動するのでミスも減るハズ
マザーボード
 使用するCPUやビデオカードが確実に動作すれば、マザーボードは特別なものでなくともよいが、ハイエンドゲーム環境を狙うならゲーマーをターゲットにしたマザーボードを使うのもまた一興。

 チップセットや電源回路部分の冷却システムを強化したり、高品質なコンデンサを使ったりと、ヘビーデューティーな仕様になっているため、オーバークロックでチューニングしてでも性能を確保したい場合にオススメだ。もちろんSLIやCrossFireなどのビデオカードの2枚挿しへの対応もゲーマー向けマザーの重要な要素の一つ。加えて、ゲーム向けに特化した付属品の同梱もオイシイ。
ASUSTeK
Blitz Extreme
実売価格:42,000円前後
imageゲーマー向けマザーはオーバークロック向きの設計になっている場合が多い。この製品もその例に漏れず、MCHの冷却モジュールに水冷ユニットのチューブを直接接続できるようになっている。CrossFireにも対応
imageマザーボード本体だけでなく、ゲームに特化した付属品も魅力。本製品にはPCゲームの製品版のほか、サウンドカードなどが付属している
ポイントはココだ!
最近のゲームではCPUがボトルネックになる場合もあるため、CPUのオーバークロックで強引にフレームレートを稼ぐ手もある。自己責任となるが挑戦するのもおもしろいだろう
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