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PC自作大全 2007
TEXT:保坂陽一
ベアボーン編
image今やすっかり小型PCの一形態として定番となったベアボーンPC。それだけに外見上の変化が乏しくなってしまっているのが寂しいところだが、その分中身は熟成が進んでいる。
最新モデルは最新機能を小型ボディに凝縮
 今ベアボーンと聞いて思い浮かぶのは、コンパクトなキューブタイプなどではないだろうか。汎用性の高いmicroATXマザーボードとケースをセットにしただけのような低価格製品は少数派となっている。価格だけを重視するのなら、ショップブランドPCなどのほうがお得ということもあり、専用マザーボードでしか成立しない小型タイプが、やはりベアボーンとして価値があるというわけだ。ケースが定番化している中で、そのポイントとなるのはやはり内部。チップセットや冷却機能、拡張性など、似てはいても大きく差別化がなされている。
ハイエンド(45,000円以上)
ミドルクラス+αの拡張性や冷却性能に加えて、最新のチップセットを搭載するタイプ、もしくは特殊な超小型タイプなどがこのクラス。最近ではレガシーフリーのインターフェースなど、ある意味行き過ぎとも取れるアグレッシブな製品が多いのも特徴だ。
image最近ではチップセットを含めた内部全体の冷却性能の強化もこのクラスのトレンドと言える
ミドルレンジ(25,000~45,000円)
ほとんどの製品がこのクラスに含まれると思われるが、一般的にコンパクトPCに出せる金額としてもこの辺りが限度だろう。最新チップセットを搭載したモデルの登場も早く、安心はできるが、ユニークな製品が少なく、インパクトに欠ける点はある。
imageケーブルの取り回しや独自の冷却機構など、ベアボーンならではの扱いやすい構造も魅力の一つ
ローエンド(25,000円以下)
このクラスならば、ATXケース+ATXマザーボードにも価格で劣ることはなく、純粋にローコストPCとして購入可能だ。ただし、チップセットは古めのものや廉価モデルであることが多い。そこさえ気にしなければ、実にお手頃な製品と言える。
image廉価チップセットモデルでも、使い勝手はそれほど上位モデルとの差はない。ビデオカードも活用しよう
指紋認証機能を備えたハイエンドキューブタイプ
Shuttle
XPC Prima SP35P2 PRO
実売価格:59,000円前後
問い合わせ先:support@jp.shuttle.com(日本Shuttle)
URL:http://jp.shuttle.com/
imageオーバークロックも考慮したヒートパイプ式チップセットクーラーなども備えるハイエンドモデル。指紋認証機能など、ほかの自作マシンにはない機能が豊富。しかし、ベアボーンとしてはその価格がネックか
imageCPUタイプ:LGA775 チップセット:Intel P35+ICH9R
メモリスロット:PC2-6400 DDR2 SDRAM×4(最大8GB)
グラフィックス機能:-
拡張ベイ:5インチベイ×1、3.5インチベイ×1、シャドーベイ×2
拡張スロット:PCI Express x16×1、PCI×1、PCI Express Mini Cardスロット×1
HDDインターフェース:Serial ATA 2.5×4、eSATA×2、Ultra ATA/133×1
サイズ(W×D×H):210×325×220mm
G33チップセット採用のハイスタンダード
Shuttle
XPC Glamour SG33G5
実売価格:42,000円前後
問い合わせ先:support@jp.shuttle.com(日本Shuttle)
URL:http://jp.shuttle.com/
imageグラフィックス機能搭載型としては最上位クラスとなる、G33チップセット採用キューブタイプ。ミドルクラスの最上位モデルだが、HDMI出力やeSATAポートなども備え、ソツなくまとまっている。内部拡張性は上位モデルよりシャドーベイが一つ少ない
imageCPUタイプ:LGA775 チップセット:Intel G33+ICH9DH
メモリスロット:PC2-6400 DDR2 SDRAM×2(最大4GB)
グラフィックス機能:Graphics Media Accelerator 3100
拡張ベイ:5インチベイ×1、3.5インチベイ×1、シャドーベイ×1
拡張スロット:PCI Express x16×1、PCI×1
HDDインターフェース:Serial ATA 2.5×3、eSATA×2、Ultra ATA/100×1
サイズ(W×D×H):200×300×185mm
Trend 1 高価格帯と低価格帯ベアボーンの差がハッキリと
チップセットなどによる明確なラインナップ付け
 ベアボーンにどれだけコストをかけられるかという点はともかく、同じキューブタイプでもラインナップによる価格差は大きい。もっとも大きいのは搭載されるチップセットの違いで、上位モデルでは最新の高機能チップセットの採用に加えて、さらに独自の機能を付加している。シンプルでもチップセットだけは最新のものを、というわけにいかないのが実情だ。ローコストで最新のものとなると、microATXなどで組み立てたほうが有利な点も多いので、ほかにはないコンパクトなデザインであるということも含め、高価なモデルを選択するには自分なりの納得できるポイントが必要になるだろう。

 インターフェースなどでも差別化が図られており、最新の上位モデルではPS/2ポートなどを省いたレガシーフリー構成が取られているだけでなく、eSATAポートやHDMI出力といった機能を備えているものも増えている。逆にレガシーインターフェースを使用したい場合は、低価格モデルのほうが有利なこともある。

 最近のキューブ/ミニタワータイプなら、PCI Express x16スロットを備えていないものはまずないと言ってよい。最初から拡張を考えるなら、チップセットの差はあまり気にならないだろう。機能を見切って賢く活用したい。
高価格ベアボーンの特徴
image   image
放熱性の高い冷却機構
静音にも配慮した独自の冷却機構。チップセットの冷却なども含め、コンパクトボディに贅沢な機能を凝縮している
  メモリスロットは4本
コンパクトなキューブタイプでもメモリスロットを4本備えていることが多いのもこのクラスの特徴。細かな拡張面での優位性が見られる
低価格ベアボーンの特徴
image   image
電源容量は低め
1世代前の製品が低価格モデルとして残っていることが多く、電源容量などは低め。電源コネクタの仕様も最新システムにはもの足りないことも
  低価格チップセットの採用
VIAやSiS製の低価格なチップセットを採用していることが多い。オンボードグラフィックス機能などは劣るが、ビデオカードでカバーもできる
945GC採用の低価格ミニタワー
ASUSTeK
T3-P5945GC
実売価格:26,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
image945GC採用の廉価モデル。システムバスは800MHzまでの動作となるが、Core 2 Duoにももちろん対応。ビデオカードも増設可能だ。電源コネクタの仕様やディスプレイ出力がDsub 15ピンのみといった点には値段相応の部分もあるが、お買い得感は高い
imageCPUタイプ:LGA775 チップセット:Intel 945GC+ICH7
メモリスロット:PC2-5300 DDR2 SDRAM×2(最大4GB)
グラフィックス機能:Graphics Media Accelerator 950
拡張ベイ:5インチベイ×1、シャドーベイ×2
拡張スロット:PCI Express x16×1、PCI×1
HDDインターフェース:Serial ATA 2.5×3、Ultra ATA/100×1
サイズ(W×D×H):175×360×290mm
G965チップセット搭載の超小型ベアボーン
AOpen
MP965-D
実売価格:50,000円前後
問い合わせ先:info@aopen.jp(エーオープンジャパン)
URL:http://aopen.jp/
imageMini-ITXマザーボードを採用したミニPC。G965チップセットを採用し、DVI出力やMini Cardスロットを備える。このクラスでは最新鋭の仕様である。搭載可能なHDDは2.5インチ、メモリタイプもSO-DIMMであるなど、やや割高になるのが難点か
imageCPUタイプ:Socket P チップセット:Intel GM965+ICH8M
メモリスロット:PC2-5300 DDR2 SO-DIMM×2(最大2GB)
グラフィックス機能:Graphics Media Accelerator X3100
拡張ベイ:スリムドライブベイ(光学ドライブ装着済み)×1、シャドーベイ(2.5インチ)×1
拡張スロット:PCI Express Mini Cardスロット×2
HDDインターフェース:Serial ATA 2.5×2(ライザーカード使用)
サイズ(W×D×H):165×165×50mm
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