その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:保坂陽一 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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今やすっかり小型PCの一形態として定番となったベアボーンPC。それだけに外見上の変化が乏しくなってしまっているのが寂しいところだが、その分中身は熟成が進んでいる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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今ベアボーンと聞いて思い浮かぶのは、コンパクトなキューブタイプなどではないだろうか。汎用性の高いmicroATXマザーボードとケースをセットにしただけのような低価格製品は少数派となっている。価格だけを重視するのなら、ショップブランドPCなどのほうがお得ということもあり、専用マザーボードでしか成立しない小型タイプが、やはりベアボーンとして価値があるというわけだ。ケースが定番化している中で、そのポイントとなるのはやはり内部。チップセットや冷却機能、拡張性など、似てはいても大きく差別化がなされている。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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Shuttle | ||||||||||||||||||||||||||||||
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実売価格:59,000円前後 | ||||||||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:support@jp.shuttle.com(日本Shuttle) URL:http://jp.shuttle.com/ |
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オーバークロックも考慮したヒートパイプ式チップセットクーラーなども備えるハイエンドモデル。指紋認証機能など、ほかの自作マシンにはない機能が豊富。しかし、ベアボーンとしてはその価格がネックか | ||||||||||||||||||||||||||||||
CPUタイプ:LGA775 チップセット:Intel P35+ICH9R メモリスロット:PC2-6400 DDR2 SDRAM×4(最大8GB) グラフィックス機能:- 拡張ベイ:5インチベイ×1、3.5インチベイ×1、シャドーベイ×2 拡張スロット:PCI Express x16×1、PCI×1、PCI Express Mini Cardスロット×1 HDDインターフェース:Serial ATA 2.5×4、eSATA×2、Ultra ATA/133×1 サイズ(W×D×H):210×325×220mm |
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Shuttle | ||||||||||||||||||||||||||||||
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実売価格:42,000円前後 | ||||||||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:support@jp.shuttle.com(日本Shuttle) URL:http://jp.shuttle.com/ |
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グラフィックス機能搭載型としては最上位クラスとなる、G33チップセット採用キューブタイプ。ミドルクラスの最上位モデルだが、HDMI出力やeSATAポートなども備え、ソツなくまとまっている。内部拡張性は上位モデルよりシャドーベイが一つ少ない | ||||||||||||||||||||||||||||||
CPUタイプ:LGA775 チップセット:Intel G33+ICH9DH メモリスロット:PC2-6400 DDR2 SDRAM×2(最大4GB) グラフィックス機能:Graphics Media Accelerator 3100 拡張ベイ:5インチベイ×1、3.5インチベイ×1、シャドーベイ×1 拡張スロット:PCI Express x16×1、PCI×1 HDDインターフェース:Serial ATA 2.5×3、eSATA×2、Ultra ATA/100×1 サイズ(W×D×H):200×300×185mm |
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ベアボーンにどれだけコストをかけられるかという点はともかく、同じキューブタイプでもラインナップによる価格差は大きい。もっとも大きいのは搭載されるチップセットの違いで、上位モデルでは最新の高機能チップセットの採用に加えて、さらに独自の機能を付加している。シンプルでもチップセットだけは最新のものを、というわけにいかないのが実情だ。ローコストで最新のものとなると、microATXなどで組み立てたほうが有利な点も多いので、ほかにはないコンパクトなデザインであるということも含め、高価なモデルを選択するには自分なりの納得できるポイントが必要になるだろう。 インターフェースなどでも差別化が図られており、最新の上位モデルではPS/2ポートなどを省いたレガシーフリー構成が取られているだけでなく、eSATAポートやHDMI出力といった機能を備えているものも増えている。逆にレガシーインターフェースを使用したい場合は、低価格モデルのほうが有利なこともある。 最近のキューブ/ミニタワータイプなら、PCI Express x16スロットを備えていないものはまずないと言ってよい。最初から拡張を考えるなら、チップセットの差はあまり気にならないだろう。機能を見切って賢く活用したい。 |
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高価格ベアボーンの特徴 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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低価格ベアボーンの特徴 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ASUSTeK | ||||||||||||||||||||||||||||||
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実売価格:26,000円前後 | ||||||||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション) URL:http://www.asus.co.jp/ |
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945GC採用の廉価モデル。システムバスは800MHzまでの動作となるが、Core 2 Duoにももちろん対応。ビデオカードも増設可能だ。電源コネクタの仕様やディスプレイ出力がDsub 15ピンのみといった点には値段相応の部分もあるが、お買い得感は高い | ||||||||||||||||||||||||||||||
CPUタイプ:LGA775 チップセット:Intel 945GC+ICH7 メモリスロット:PC2-5300 DDR2 SDRAM×2(最大4GB) グラフィックス機能:Graphics Media Accelerator 950 拡張ベイ:5インチベイ×1、シャドーベイ×2 拡張スロット:PCI Express x16×1、PCI×1 HDDインターフェース:Serial ATA 2.5×3、Ultra ATA/100×1 サイズ(W×D×H):175×360×290mm |
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AOpen | ||||||||||||||||||||||||||||||
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実売価格:50,000円前後 | ||||||||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:info@aopen.jp(エーオープンジャパン) URL:http://aopen.jp/ |
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Mini-ITXマザーボードを採用したミニPC。G965チップセットを採用し、DVI出力やMini Cardスロットを備える。このクラスでは最新鋭の仕様である。搭載可能なHDDは2.5インチ、メモリタイプもSO-DIMMであるなど、やや割高になるのが難点か | ||||||||||||||||||||||||||||||
CPUタイプ:Socket P チップセット:Intel GM965+ICH8M メモリスロット:PC2-5300 DDR2 SO-DIMM×2(最大2GB) グラフィックス機能:Graphics Media Accelerator X3100 拡張ベイ:スリムドライブベイ(光学ドライブ装着済み)×1、シャドーベイ(2.5インチ)×1 拡張スロット:PCI Express Mini Cardスロット×2 HDDインターフェース:Serial ATA 2.5×2(ライザーカード使用) サイズ(W×D×H):165×165×50mm |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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