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チップセットを一挙紹介

TEXT：芦澤英一

AMD CPU向け注目のマザーボード

MSI

K9A2 Platinum

実売価格：24,000円前後

SASも使えるCrossFireX対応マザー

AMD 790FXを搭載し、4枚のビデオカードによるCrossFireXに対応する製品。4本のグラフィックス用PCI Express 2.0対応スロットは、それぞれ間隔が広く取られており、CrossFireXで2スロットを占有する大型ビデオカードが使用できるのが特徴。また、Promise製のRAIDコントローラチップによって制御されるSerial ATAポートは、サーバー用途などに用いられるSAS（Serial Attached SCSI）に対応している点が非常にユニークだ。

Promise製のRAIDコントローラ「PDC42819」を搭載し、SASに対応する

AMD 790FX＋SB600

Socket AM2

ATX

対応CPU：Phenom、Athlon 64 FX、Athlon 64 X2、Athlon 64、Sempron
メモリスロット：PC2-8500/6400/5300 DDR2 SDRAM×4（最大8GB）
ディスプレイ：－
グラフィックス機能：－
拡張スロット：PCI Express 2.0 x16×4（x16/－/16/－またはx8/x8/x8/x8）、PCI Express x1×1、PCI×2
主なインターフェース：Serial ATA 2.5×4、SAS×2、eSATA×2、Ultra ATA/133×1、
USB 2.0×4、IEEE1394（S400、6ピン）×1
RAID：RAID 0/1/0＋1（SB600［Serial ATA 2.5×4］）、RAID 0/1、JBOD（Promise PDC42819［SAS×2、eSATA×2］）
LAN：1000BASE-T×1

MSI

K9A2 CF-F

実売価格：15,000円前後

コストパフォーマンス抜群の790Xマザー

2枚のビデオカードによるCrossFireに対応するAMD 790Xチップセットを採用した製品。2本のPCI Express x16スロットは、PCI Express x1スロットを挟んで配置されているため間隔が広く、大型のビデオカードを使用しても良好なエアフローが得られる。オンボード機能にはスタンダードな構成の8チャンネルHDオーディオ、1000BASE-T LANなどを装備。実売価格は1万円台半ばと安く、非常にコストパフォーマンスの高い製品と言えるだろう。

2本のPCI Express x16スロットはPCI Express 2.0に対応し、CrossFire時のレーン数の割り振りはx8＋x8となる

AMD 790X＋SB600

Socket AM2

ATX

対応CPU：Phenom、Athlon 64 FX、Athlon 64 X2、Athlon 64、Sempron
メモリスロット：PC2-8500/6400/5300 DDR2 SDRAM×4（最大8GB）
ディスプレイ：－
グラフィックス機能：－
拡張スロット：PCI Express 2.0 x16×2（x16/－またはx8/x8）、PCI Express x1×1、PCI×2
主なインターフェース：Serial ATA 2.5×4、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×4
RAID：RAID 0/1/0＋1（SB600［Serial ATA 2.5×4］）
LAN：1000BASE-T×1

ASUSTeK

M3A

実売価格：14,000円前後

シンプルな構成のPhenom対応マザー

CrossFireに対応しない以外は上位チップセットとほぼ同等の基本性能を持つ廉価版のPhenom対応チップセット「AMD 770」を搭載する製品で、PCI Express 2.0に対応したPCI Express x16スロットを備えている。また、ASUSTeK独自の付属品として、ヘッダピンの配線が簡単に行なえる、おなじみ「Q-Connector」が付くほか、密閉性を高めるガスケット付きのI/Oシールド「Q-Shield」などが添付される。

AMD 770は、最大41.6GB/sの帯域幅を持つHyperTransport 3.0、旧規格の2倍の帯域幅を持つPCI Express 2.0に対応する

AMD 770＋SB600

Socket AM2

ATX

対応CPU：Phenom、Athlon 64 FX、Athlon 64 X2、Athlon 64、Sempron
メモリスロット：PC2-8500/6400/5300/4200 DDR2 SDRAM×4（最大8GB）
ディスプレイ：－
グラフィックス機能：－
拡張スロット：PCI Express 2.0 x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3
主なインターフェース：Serial ATA 2.5×4、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×4
RAID：RAID 0/1/0＋1（SB600［Serial ATA 2.5×4］）
LAN：1000BASE-T×1

GIGABYTE

GA-MA69G-S3H

実売価格：11,000円前後

ATXサイズの使いやすいオールインワンマザー

グラフィックス機能統合型のAMD 690Gを採用するATXフォームファクターの製品。Phenomも搭載可能だが、HyperTransport 3.0はサポートしていない。内蔵グラフィックスの映像出力端子は、Dsub 15ピンに加えてデジタル音声とHD映像を1本のケーブルで接続できるHDMI端子を搭載。HDMI－DVI変換ケーブルも付属する。オーディオ機能は8チャンネル＋2チャンネルの同時出力が可能で、IEEE1394インターフェースも備えるなど、手軽なオールインワンマザーとして使いやすい製品だ。

ATXの製品だけにスロット構成には余裕があるが、使用頻度の低いPCI Express x1が3本もあるのは少々ムダな印象

AMD 690G＋SB600

Socket AM2

ATX

対応CPU：Phenom、Athlon 64 FX、Athlon 64 X2、Athlon 64、Sempron
メモリスロット：PC2-6400/5300/4200/3200 DDR2 SDRAM×4（最大8GB）
ディスプレイ：HDMI、Dsub 15ピン
グラフィックス機能：ATI Radeon X1250
拡張スロット：PCI Express x16×1、PCI Express x4×1、PCI Express x1×3、PCI×2
主なインターフェース：Serial ATA 2.5×4、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×4、IEEE1394（S400、6ピン）×1
RAID：RAID 0/1/0＋1（SB600［Serial ATA 2.5×4］）
LAN：1000BASE-T×1