特集
CPUがまたおもしろくなった!
アーキテクチャ総まとめ 1/2
アーキテクチャ総まとめ 2/2
CPU性能全方位比較 1/6
CPU性能全方位比較 2/6
CPU性能全方位比較 3/6
CPU性能全方位比較 4/6
CPU性能全方位比較 5/6
CPU性能全方位比較 6/6
最新メモリ事情を整理する
AM2とAM2+の性能差を検証する 1/2
AM2とAM2+の性能差を検証する 2/2
Phenom特化!BIOS徹底解説 1/2
Phenom特化!BIOS徹底解説 2/2
簡単!BIOSアップデート方法
チップセットを一挙紹介 1/3
チップセットを一挙紹介 2/3
チップセットを一挙紹介 3/3
分かった気になるVRMの仕組 1/2
分かった気になるVRMの仕組 2/2
最新CPUでオーバークロック! 1/2
最新CPUでオーバークロック! 2/2
最適CPUクーラー選び 1/2
最適CPUクーラー選び 2/2
CPUごとに最適な電源容量は? 1/2
CPUごとに最適な電源容量は? 2/2
オレが作るならこんなマシン! 1/4
オレが作るならこんなマシン! 2/4
オレが作るならこんなマシン! 3/4
オレが作るならこんなマシン! 4/4
アップグレードのコツ 1/3
アップグレードのコツ 2/3
アップグレードのコツ 3/3
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発表! 最新CPU番付
CPU性能全方位比較
TEXT:鈴木雅暢
発表! CPU番付 2008年春
オススメ度、総合力で決める2008年初春の横綱は……?
 最後に、これまでの性能、消費電力の検証をもとに、2008年初場所版のCPU番付を決定していきたい。この番付の決定にあたっては、単純な性能評価だけでなく、消費電力、価格まで含めた総合力を判断し、オススメ度を最優先して審議している。パフォーマンスだけを考えれば、改めてテスト結果を見直すまでもなくIntel Core 2 Extreme QX9650が最強と言える存在であるが、さすがに実売価格12万円では、ほとんどのユーザは高過ぎて手が出せないはず。優秀さは認めるが、今回は番付からは外して考えることにした。

 はれて初代横綱に選出されたのは、IntelのCore 2 Quad Q6600だ。テストによってはCore 2 Duo E8500など高クロックのデュアルコアCPUに負けることもあり、悲願の全勝優勝とはいかなかったが、戦前から優勝候補の筆頭に挙げられていたとおりのパワフルな潜在能力をフルに発揮し、場所を乗り切ったことで文句なしの満票で選出された。まだまだ持てる力を出し切っているとは言えず、来場所以降は横綱としてさらなる活躍を期待したいところだ。
横綱
Intel
Core 2 Quad Q6600
発熱以外は死角なし!?
image
こんなユーザーにオススメ
・動画エンコード中心
・複数のアプリケーションを常駐、同時実行させる
・なるべく長期間一つのCPUを使いたい

使用時はここに注意
・発熱がやや多いので、静音化時は大型クーラーが必須
・消費電力がやや大きめ
Phenomは期待込みの大関ながらいきなり“カド番”の正念場
 そして、東の大関には、Core 2 Duo E8500を推す。デュアルコアCPUとしては間違いなく最強の存在であり、3Dゲーム対決などでははっきりと横綱のCore 2 Duo Q6600に土を付けているし、現時点での性能に限ればしばしば横綱以上の力を発揮。これは文句なしだろう。

 そして、AMDのクアッドコアCPUであるPhenomの扱いに関しては意見が分かれた。本来はCore 2 Quadと並んで横綱を張ってほしかったところなのだが、現状の実力ではテストによっては格下のPentium Dual-Coreにまで遅れをとる始末で、正直、大関としての資格があるかも怪しいところである。今回は、関脇の二つも今一つパンチ不足ということもあり、とりあえず期待込みで大関としたが、来場所以降も不振が続けば、いつ陥落してもおかしくない崖っぷちの立場にあると言える。差し詰めカド番大関と言ったところか。
大関
AMD
Phenom 9500
とにかく安価にクアッドコアを使える
imageこんなユーザーにオススメ
・安価にクアッドコア環境を導入したい
・既存のSocket AM2マシンをアップグレードしたい

使用時はここに注意
・発熱が大きいので小型筺体での運用は注意
・現行リビジョンではエラッタを回避するとパフォーマンスが落ちる
大関
Intel
Core 2 Duo E8500
ゲーマーの現実解
imageこんなユーザーにオススメ
・3Dゲーム中心
・性能のわりに静音化が容易

使用時はここに注意
・今後クアッドコア対応アプリが増えるとピーク性能で
クアッドコアCPUに劣る場面が目立ってくる
Core 2 Duo E6750は関脇に小兵Athlon X2も昇進
 三役の関脇には、Core 2 Duo E6750とAthlon X2 BE-2350を指名した。Core 2 Duo E6750はミドルレンジの安定勢力として活躍してきて、まだまだコストパフォーマンスの高さは健在だが、WolfdaleコアのCore 2 Duo E8000シリーズが続々と台頭してきており、引退の時期が近付いてきているかもしれない。

 もう一方の関脇には、小兵ながら一芸に秀でるAthlon X2 BE-2350が昇進した。パワーでは見劣りはするが、小兵ならではの低消費電力という大きな武器を持っている。とくにCool'n'Quietの完成度の高さからくるアイドル時の消費電力の低さは、実利用シーンを想定すると大きなメリット、小型静音PC向けとしては絶大なセールスポイントと言える。
関脇
AMD
Athlon X2 BE-2350
静音環境が基本でしょ!という方に
imageこんなユーザーにオススメ
・高いレベルの静音化を低コストで実現したい

使用時はここに注意
・同価格帯のPentium Dual-Coreより性能で劣る場面が多い
関脇
Intel
Core 2 Duo E6750
手堅くいくなら外れのないこの石で
imageこんなユーザーにオススメ
・性能、静音性、消費電力、コストのバランスを重視

使用時はここに注意
・性能、静音性、消費電力とも最新世代のCPUにはやや劣る
 そのほかのCPUでは、軽量級ながら勢いのあるPentium Dual-Coreが注目株。動作クロックが高くなってパワーアップ著しい。三役は見送られたが、低価格マザーボードと組み合わせたコストパフォーマンスということでは圧倒的と言える。また、コストパフォーマンスと言えば、最近やや低迷していたAthlon 64 X2勢が、Phenomの登場後に急激に販売価格が下がってきたことから番付を戻してきた。また、平幕には、Core 2 Duo E8200など、入幕間もないため実力を存分に発揮できなかった新鋭が控えており、これらは来場所には大きく番付を上げることが予想される。

 最近、メモリのサポート形態が多様化してきた。Intel CPUシステムの場合、対応メモリと言えば、メモリコントローラを内蔵するチップセットの仕様で決まる。しかし、最近はチップセットがサポートしていないメモリのサポートをうたうマザーボードも登場してきている。さらには、XMP、EPPといった独自プロファイルでのサポートもあり、なかなかにややこしい。ここでは少しそれを整理してみよう。
そのほかにも、このCPUが狙い目!
Intel
Pentium Dual-Core E2200
image軽量級ながら高速な動作クロックを活かしてパワフルな活躍を見せるPentium Dual-Core。定格使用でもコストパフォーマンスでは抜きん出た存在
AMD
Athlon 64 X2 5000+ Black Edition
image年明けから価格下落が続き、コストパフォーマンスの高さに再注目。倍率アップによる手軽なオーバークロックが可能な点もポイント
Intel
Core 2 Duo E8200
imageまだ流通量が十分でないため平幕にとどまったが、ポテンシャルはそうとうなもので、来場所は一気に番付を上げていると思われる
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