特集
2008年、自作PCの変化を振り返る
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PC自作大全 2008
ビデオカード編
TEXT:橋本新義、編集部 圓井佑介
トレンド5
オーバークロックビデオカードの普及 image
微妙な仕様のモデルは減少し本格タイプがますます普及!?
 GPUやビデオメモリなどのクロックをGPUメーカー規定値より高速化して製品化したオーバークロック(OC)版ビデオカード。以前から登場していたが、2008年はビデオカードメーカーの製品ラインナップの一つとして、完全に定着した感がある。

 ユーザーとしても、メーカーの動作保証が付き(ユーザーの手によるOCはメーカー保証が失われてしまう)、手軽に高い性能を手に入れられるOC版カードは魅力的だろう。

 2008年の目立った点は、OC版カードと言いつつも「コアクロックこそ上がっているが、メモリクロックは下がっている」といった微妙な製品があまり見られず、より購入しやすくなった点だ。これは競争の激化からと思われるが、2009年もこの傾向が続き、製品も増加するものと予想される。
image
【検証環境】
CPU:Intel Core 2 Quad Q9650(3GHz)
マザーボード:ASUSTeK P5Q-E(Intel P45+ICH10R)
メモリ:UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2、CL=5)、HDD:日立GST Deskstar 7K80 HDS728080PLA380(Serial ATA 2.5、7,200rpm、80GB)
OS:Windows Vista Ultimate SP1
imageオーバークロックで着実な性能向上が
GX-260N-ADB9(上)は、定格クロック相当(下)に比べ、コアが+90MHz、メモリが+300MHz(DDR)とかなり高速化されている。ベンチマークでも約8%の高速化が確認された(左)
XFX
GX-260N-ADB9
実売価格:45,000円前後
問い合わせ先:info@synnex.co.jp(シネックス)
URL:http://www.xfxforce.jp/
GeForce GTX 260 GDDR3 SDRAM 896MB
image少しでも性能アップを狙うなら選びたい
SP数が216基に強化されたGeForce GTX 260搭載カード。大幅なオーバークロックが施され、GeForce GTX 280よりすべてのクロックが上回っているのも特徴
SPECIFICATION
コアクロック:666MHz
メモリクロック:2.3GHz
メモリバス幅:448bit
Streaming Processor数:216(統合型)
接続インターフェース:PCI Express 2.0 x16
出力インターフェース:DVI-I×2、HDTV OUT×1
トレンド6
動画再生支援は次の段階へ image
デコード処理は2画面対応へ 次の焦点は高画質化か
 動画再生支援機能は、2008年のトレンドの中でも、注目度が高いものとして挙げられる。Blu-rayドライブの低価格化や地上デジタルチューナーがPCで利用できるようになったことで、改めて注目されているからだ。

 ここ数年のGPUの動画再生支援は、HD動画に使われる代表的なコーデック(DivX、H.264、MPEG2、VC-1、WMV)に対するハードウェアデコード機能のサポートが中心となってきた。2008年の最新GPUでは、Bluray Discなどでサポートされる2画面同時再生やアップスケーリング(実データ以上の解像度で再生した際の補完)機能など、最新のテレビやDVDプレイヤーに搭載されている機能のキャッチアップに重点が置かれている。2009年以降も、機能の強化が進みそうだ。
image地デジなどでも威力を発揮
地上デジタルチューナーの番組視聴においてもハードウェアデコード機能は威力を発揮する
imageBlu-rayドライブの低価格化も
Blu-rayドライブの低価格化が追い風に。記録用、再生用問わずこれからさらに普及が進むだろう
HIS
H467QS512P
実売価格:12,000円前後
問い合わせ先:03-3980-6442(恵安)
URL:http://japan.hisdigital.com/
Radeon HD 4670 GDDR3 SDRAM 512MB
image最新の動画再生支援機能UVD2を装備!
最新の動画再生支援機能UVD2を装備するRadeon HD 4670搭載カード。ローエンドながら2スロットを占有する大型クーラーを採用することで高い静音性を実現
SPECIFICATION
コアクロック:750MHz
メモリクロック:2GHz
メモリバス幅:128bit
Streaming Processor数:320(統合型)
接続インターフェース:PCI Express 2.0 x16
出力インターフェース:DVI-I×2、S-VIDEO OUT×1
トレンド7
HDMIの普及、DisplayPortの登場 image
新規格登場でより選択肢が広がった出力端子
 2008年のビデオカードで大きく変化しつつあるのが、ディスプレイ出力端子だ。

 2006~2007年ではHDMIが急速に普及し、大型液晶テレビとPCとの親和性が増し、本格的なAV用PCの普及が進んだ。それに加え、2008年は新規格のデジタル出力端子DisplayPort(ディスプレイポート)が登場。従来のデジタル出力端子が採用していたストリーミング方式ではなく、信号をパケット化して伝送することで、HDMI端子とほぼ同等のサイズでより高解像度まで対応するなどの特徴を持った規格だ。

 現状は対応するディスプレイが少ないが、2008年後半になってAppleやDellなどから対応ディスプレイが登場し始めている。来年はどれだけ普及が進むか注目したい。
imageさまざまな出力端子を搭載する製品も
HDMI端子(下左)に加えてDisplayPort(下中央)とDVI-I(下右)も搭載する製品も登場
imageテレビはHDMI搭載が当たり前に
液晶/プラズマテレビではHDMIは事実上の標準接続端子になった。PCとの接続はかなり容易だ
Gainward
HD4870-512-TWIN
実売価格:34,000円前後
問い合わせ先:03-3864-3763(マイルストーン)
URL:http://www.milestone-net.co.jp/
Radeon HD 4870 GDDR5 SDRAM 512MB
imageDisplayPortに対応、出力端子てんこ盛り
Radeon HD 4870を搭載するビデオカード。OC用ディップスイッチを搭載し、リファレンスクロックとオーバークロックを用途によって切り換えて使うことができる
SPECIFICATION
コアクロック:775/750MHz
メモリクロック:4/3.6GHz
Streaming Processor数:800(統合型)
接続インターフェース:PCI Express 2.0 x16
出力インターフェース: DVI-I×1、Dsub 15ピン×1、HDMI×1、DisplayPort×1
imageIntel X58マザーでNVIDIA SLI解禁!!
 2009年の大きなトピックの一つと言えるのが、マルチGPUシステムの動向だ。なかでも注目は、Intelの次世代CPU「Core i7」シリーズに対応するIntel X58搭載マザーボードの一部が、NVIDIA SLIに対応することが決定した点だ。

 実際には、NVIDIAが認定したマザーボードのみの対応となるが、これまではNVIDIA純正チップセットでなければ不可能だったSLIが、Intel製チップセットで「解禁」されることで、SLIを使用するユーザーの拡大が予想される。さらに一部のマザーでは、X58が標準で対応するATI CrossFireXも使用できる(SLIとCrossFireXどちらでも選択可能)という噂もある。

 こうした柔軟な運用ができる製品が登場し、使いやすくなることで、マルチGPUがさらに普及するのか、注目したい。
image必要パーツは多いが強力なマルチGPU
対応マザー+ビデオカード2枚以上と重装備なSLIシステムだが、対応ゲームでは大きな威力を発揮する
imageX58ではSLI対応が事実上の標準に?
X58マザーのSLI対応は多くのマザーボードでなされるとの噂がある。SLIがより普及するのか、注目だ
Leadtek
WinFast GTX 280
実売価格:60,000円前後
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク)
URL:http://www.leadtek.co.jp/
GeForce GTX 280 GDDR3 SDRAM 1GB
imageゲーマーなら一度はこれでSLIを構築したい
NVIDIA最上位のGeForce GTX 280を搭載するハイエンドカード。512bitのメモリバスを備え、ゲームなどの高負荷時で性能の落ち込みが小さいのがウリだ
SPECIFICATION
コアクロック:602MHz
メモリクロック:2.214GHz
メモリバス幅:512bit
Streaming Processor数:240(統合型)
接続インターフェース:PCI Express 2.0 x16
出力インターフェース:DVI-I×2、HDTV OUT×1
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