その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:鈴木雅暢 | ||||||||||||
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2008年の自作市場は、自作PC全体に影響するような大きな変化はなかったものの、各パーツそれぞれが着実な進化を見せた。実用面での快適さに優れた新製品が数多く登場し、市場全体として実りの多い1年だったと言える。 | ||||||||||||
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1年を通して目立ったのがIntel Core 2シリーズの強さだ。2007年末にその実力の片鱗を見せた45nmプロセスルールを本格投入。電力効率の優秀さは、消費電力の計測テストはもちろん、オーバークロック耐性という形でも明確に現われ、一気に浸透した。最近ではローエンドモデルへの展開も開始するなど、ますます充実ぶりが際立っている。 Core 2シリーズの勢いに押され気味だったAMDを支えたのが、AMD 780Gチップセットだ。内蔵グラフィックスコアの「Radeon HD 3200」がHD動画再生支援機能「UVD」に対応したことが何よりも大きかった。AMDには遅れたものの、IntelもHD動画再生支援をサポートするGMA X4500HDを統合したG45をリリースし、チップセット内蔵グラフィックスでも快適なハイビジョン再生が行なえる環境が整いつつある。地デジキャプチャカードの解禁、Blu-rayドライブの需要本格化などのタイミングとも重なって、今後ハイビジョン再生能力はPCにとって必須能力となりそうだ。 ここにきて自作市場での存在感を増しているのが、SSD(Solid State Drive)だ。決め手となったのはIntelから登場したX25-M。その驚異的なパフォーマンスはストレージ市場のみならず自作市場全体に大きなインパクトを与え、SSDという存在をマニア以外のユーザーにもより強く意識させるきっかけとなった。競争が激化し、低価格化も急速に進行。コストパフォーマンスの高い新製品が登場したり、大幅な値下げの動きがあったりと毎週のように新鮮な話題を提供しており、今もっとも勢いがあるパーツと言っても過言ではないだろう。 |
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2008年自作PCニュースBEST3 | ||||||||||||
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そのほか、各種パーツについての目立った動きについては下にまとめているとおりだが、その中ではGPU、ビデオカードの情勢が1年前とはまったく異なっているのが興味深い。動画再生支援機能などはともかく、GPUのメインファクターと言える3D描画性能では、2008年の序盤まではNVIDIAの独壇場になりつつあったが、ATI(AMD)が6月に投入したRadeon HD 4870/4850は予想をはるかに超えるパフォーマンスで自作ファンを驚かせた。その後もRadeon HD 4670、Radeon HD 4550などをリリースしてラインナップを拡充し、勢力図を塗り換えつつある。ATIの優勢が続くのか、沈黙を守っているNVIDIAが再び反撃に転じるのか、両者のバトルからは目が離せない。また、2008年に入ってからはNVIDIA、ATIの双方からGPGPU(General Purpose GPU)の話題をこれまでにも増して耳にするようになった。 そして、Intelから登場したAtomも非常におもしろい存在だ。当初製品が潤沢に流通しなかったことから、本格ブレイクのタイミングを逸した感もなきにしもあらずだが、デュアルコアのAtom 330も登場し、むしろ本格展開はこれからだろう。Mini-ITXケースとともに自作の可能性を広げる製品として注目したい。 以上、2008年の動きを簡単におさらいしてみたが、それほど大きな変化はなかったようでいて、実際に書き出してみると各パーツともそれぞれ実用面でのメリットが大きい進化を見せており、実りの多い1年だったと言えるだろう。 |
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3月にはWindows Vista SP1がリリース。安定性、完成度が大幅に向上した。各パーツのトレンドに与えた直接的間接的な影響は小さくないだろう | ||||||||||||
そのほかの注目すべき変化 | ||||||||||||
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