その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:橋本新義 | ||||||||||||||
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最新CPUクーラーのトレンドの一つが、冒頭でも紹介した周辺パーツ(チップセットやメモリなど)に対する冷却効果を狙うというもの。 現行マザーボードはチップセットなどの冷却がファンレスタイプとなっている製品がほとんどだが、こうしたチップセットのヒートシンクなどは、CPUクーラーのエアフローが必要になる。 これらの要求エアフローは、リテールファンなどでも十分なレベルに設計されているが、発熱量の多いCPUを搭載した場合などは、そもそも周辺パーツに到達する前に気温が上がってしまい、オーバークロック時などにエアフローが足りず、問題となることがあるのだ。 実際の代表製品としては、ファンの装着角度を工夫し、ヒートシンクに適切な風量が届くようにしたGIGABYTEの「G-PowerII」シリーズや、何と周辺冷却用の補助ファンを搭載してしまったThermaltakeの「BigTyp VP」などが挙げられる。こうしたCPU周辺の発熱源は、基本的には年々増加傾向にあるため、2009年にはより重要なトレンドとなることが予想される。要注目だ。 |
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CPUクーラーでVRMも冷却 GIGABYTEの「G-Power II Pro」は、ファンを斜め方向に装着することでVRM部などの効率的な冷却を実現している |
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Thermaltake | ||||||||||||||
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実売価格:7,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:info.jp@thermaltake.com(日本サーマルティク) URL:http://www.thermaltake.co.jp/ |
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補助ファンを搭載した冷却重視モデル 12cm角の補助ファンを搭載することで、ビデオカードにまでもエアフローを送ることが可能な製品。補助ファンの角度は調整可能になっている |
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CPUクーラーに続いて重要性が増している冷却パーツが、ビデオカードクーラーだ。 GPUはCPUとは異なり、ハイエンド製品を中心に発熱が増加傾向にある。さらに最近のGPUメーカーのリファレンスクーラーは、高級クラスの製品を中心に、静音性を重視したものが多い(GeForce 9800 GTX+やRadeon HD 4800シリーズが代表的だろう)。また、ミドルレンジ以下の製品でも、メーカー独自の静音クーラーを搭載する製品が増えている。これらの傾向により、ビデオカードの静音性は全体的に高い水準にあるため、静音化というよりはオーバークロック用途や安定性の強化のために、高い冷却能力を持つクーラーの需要が高くなっている。 とくにThermaltakeの「DuOrb」など、2基以上の大型ファンを搭載した製品の人気が高まっている。また、定番となっているZALMAN製品も、安定した強さを発揮。さらにCPUクーラーで強いサイズが初の自社製品「MUSASHI VGAクーラー」で参入したことで、競争の激化が予想される。2009年もにぎやかなジャンルとなりそうだ。 |
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GPU温度が大幅に低下 GeForce 9600 GSOカードでのリテールクーラーとMUSASHI VGAクーラーの比較。17~27℃も低い温度を達成している 【検証環境】 CPU:Athlon 64 X2 5000+(2.6GHz) マザーボード:InnoVISION SM2550A(NVIDIA nForce 550) メモリ:ノーブランドPC2-6400 1GB×2 ビデオカード:AOpen Aelous F96GSO-WDC384X(NVIDIA GeForce 9600 GSO) HDD:日立GST Deskstar T7K250 HDT722525DLA380 (Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB) OS:Windows Vista Ultimate SP1、室温:24℃ 【検証方法】 ATITool Ver.0.27beta4の「Show 3D View」のオブジェクト表示を30分間実行後、温度ログから最高値を計測 |
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サイズ | ||||||||||||||
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実売価格:4,500円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:support@scythe.co.jp URL:http://www.scythe.co.jp/ |
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2基の10cm角ファンを搭載し冷却を強化 サイズの新製品「MUSASHI」。大型ヒートシンクに2基の10cm角ファンを搭載した、期待の製品だ。ファンコントローラも付属している |
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冷却パーツとして、基本ながら非常に重要なのがケースファンだ。2008年は、実は意外と多くの見どころがあった年である。 まずは、ここ数年低速製品を中心に増加傾向にあった回転数バリエーションの展開が一段落し、主力製品では4、5モデルのシリーズ展開が標準化されたことが挙げられる。現在代表的な製品では、ほぼ同仕様ながら800~1,000rpmの超低速・静音版から、2,000rpm以上の高速・冷却強化版までラインナップする製品が多く、選択が容易になっている。 また、磁気浮上ベアリングモーターや、固定用ネジの代わりとなるゴムのブッシュといった、不要振動を防止するための機構や部品、さらには風切り音を低減するための特殊加工をファンの羽根に施すなど、さまざまな工夫が行なわれているのも特徴だ。 今後は、PWM(4ピンコネクタ)対応製品の増加や、さらなる静音性の追求などが期待できる。 |
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羽根の形状にも工夫が Noctua製品では羽根の内側に切り込みを入れたり、ザワードの「Golf」ではディンプル処理で風切り音を低減したりするなどの工夫が行なわれている |
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ケースファンもPWM対応に PWM(4ピンコネクタ)方式のファンは、ファンコントロール機能に加え、低速回転時に安定する(停止しにくい)ため、実質的な静音効果もある |
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Noctua | ||||||||||||||
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実売価格:2,500円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-3526-5777(オリオスペック) URL:http://www.noctua.at/ |
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風切り音を抑えた静音ファン 独自のファンブレード設計により、風切り音を抑えた12cm角ファン。回転数は800rpmで非常に低速。ベアリングには流体軸受けを採用している |
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Xinruilian | ||||||||||||||
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実売価格:2,500円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:pc-section@nagao-ss.co.jp(長尾製作所) URL:http://www.xinruilian.com/ |
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オーバークロックに最適な超高速ファン 回転数を3,800rpm、厚みを38mmに増大させることで、非常に強力な冷却性能を実現した超高速ファン。動作時の取り扱いには注意しよう |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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