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2008年、自作PCの変化を振り返る
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PC自作大全 2008
TEXT:橋本新義
冷却編
image地味ながらPCに欠かせない存在である冷却パーツは、大きな進化こそないものの、年々着実な性能強化がなされているジャンルだ。ここではCPUクーラーからケースファンまで、冷却パーツの2008年を振り返ってみよう。
ミドルレンジCPUの省電力化により定番製品がロングセラーを続ける
 自作PCにおいて各種冷却パーツの中核となっているのが、CPUクーラーだ。これは「冷却パーツとしての代表」という意味だけでなく、最近ではマザーボード(に装着されたヒートシンク)などがCPUクーラーからのエアフロー(風の流れ)を利用して放熱する設計となっているため、動作的な意味でも本当に中核なのである。最新製品の中には、チップセットやメモリ冷却用の補助ファンを搭載したものが登場しているほどだ。

 さて、CPUクーラーにおける2008年の動向は、よくも悪くも安定していた、言い方を変えれば熟成が進んだ1年……と言えるだろう。さて、こうした熟成が進んだのは、冷却対象となるCPUの動向と無縁ではない。とくにIntelの45nmプロセス版Core 2シリーズの登場で、一時的とはいえ発熱量が低下の傾向にあった点は、定番製品の続投に拍車をかけたと言えるだろう。ただし今後2、3年のスパンで見ると、ハイエンドCPUにおいては発熱量が再び増加傾向へ向かうことが予想される。
トレンド1
大型ファンとヒートパイプはもはや標準装備 image
ファンの口径は12cmが定番に今後はヒートパイプ強化の方向か?
 数年前から続いていた搭載ファンの大型化も、12cm角ファンで一旦落ち着いた感がある。CPUクーラーのファンは、周辺に位置するパーツとの干渉問題があるため、むやみに大型化はできないという事情もあるが、多くのユーザーが求めるレベルの性能と大きさのバランスが取れるのが12cmということだろう。

 また、3、4年前から本格化したヒートパイプの搭載も、現在では完全に定着したことで、大きな変化は見られなくなっている。2、3,000円前後のローエンドモデルでもヒートパイプはほぼ標準装備だ。

 最新のハイエンドCPUクーラーでは、こうした動向を踏まえ、より高い冷却性能を求めるハイエンドユーザー向けに、ヒートパイプの本数や太さ(運べる熱量に影響し、基本的には多い・太いほどよい)による性能強化をアピールする製品も登場している。2009年は、こうした点を中心に、地道ながら着実な性能強化が進みそうだ。
image搭載ファンは大型化
12cm角ファンが一般化したため、ハイエンド製品の一部では14cm口径のファンを搭載する製品も登場しつつある
imageヒートパイプは必須
単体発売されるクーラーでは、ヒートパイプの搭載はもはや当たり前。最新製品では配置や本数・太さなどが焦点に
サイズ
ANDY SAMURAI MASTER
実売価格:4,000円前後
問い合わせ先:support@scythe.co.jp
URL:http://www.scythe.co.jp/
imageロングセラーを続ける超定番モデル
2007年人気No.1のサイズ「ANDY SAMURAI MASTER」は、丸2年経った現在もトップクラスの人気を維持し、殿堂入りと呼べるほどの製品に
SPECIFICATION
ファン:12cm角×1(1,200rpm)
対応CPUソケット:LGA775、Socket 478/754/939/940/AM2
トレンド2
高級・大型CPUクーラーが増加 image
加工技術の進歩によりヒートパイプやフィンの形状が進化
 上でも紹介したように、ミドルレンジで定番製品に人気が集中したためか、2008年のCPUクーラーの新製品は1万円前後の高級製品が目立った。本来このクラスの製品は、ミドルレンジに対する価格差を正当化できるだけの性能向上を果たすことが求められるが、ミドルレンジの性能が向上した昨今では、これは非常に難しい。

 こうした厳しい条件をクリアするために高級クーラーでは、効率的な熱運送のために、ヒートパイプの配置の工夫や、本数増加といった設計がなされている。前者の代表は縦横方向にヒートパイプを張りめぐらせたCoolerMasterの「V8」が、後者は10本のヒートパイプと14cmファンを搭載したサイズの「Orochi」が挙げられる。

 さらに、フィンの加工技術が進歩したことで、超高密度にフィンを配置したThermalright製品のようなタイプも増加している。
imageリテールクーラーとのサイズ差は歴然
フィン部の大型化による「熱こもり」を避けるにはヒートパイプの多数配置が効果的。そのため高級モデル(写真はサイズ Orochi)ではリテールクーラーと比べるとかなり大型化している
Thermalright
TRue Black 120
実売価格:10,000円前後
問い合わせ先:support@scythe.co.jp(サイズ)
URL:http://www.thermalright.com/
image高密度フィンが特徴のブラックモデル
高密度なフィン配置は他の追随を許さない。高級・高性能CPUクーラーの代表と言える製品だ。12cm角ファンを最大2基搭載可能
SPECIFICATION
ファン:付属せず(12cm角ファンに対応)
対応CPUソケット:LGA775、Socket AM2
トレンド3
ヒートパイプ接触型が定着 image
理論上の性能は高いものの、加工精度が性能のポイントに
 2008年のCPUクーラーで目立ったのが、ヒートパイプを直接CPUに接触させる、いわゆるヒートパイプ接触型クーラーの増加である。

 接触型の製品は、ヒートパイプが直接CPUに接触するため、一般的な(CPUとヒートパイプの間にアルミや銅の板を挟む)タイプに比べ、CPUからの熱を効率的にヒートパイプに伝えることができ、性能面で有利となる。ただし、加工精度が高くないと、CPUとの間に隙間が空いてしまい、かえって熱伝導率(熱を伝える効率)が下がってしまうというデメリットがある。

 こうした種類の製品の元祖的存在は、2007年の2月に登場したサントラストの「薙刀」と、ザワード「ZikaRay」の2機種だが、続いて2007年8月に登場したXIGMATEK製品が大型モデルで初めて「H.D.T.(ヒートパイプダイレクトタッチ)テクノロジ」として接触式を採用した。このXIGMATEKの製品の性能とコストパフォーマンスが高かったことから、2008年の前半から定番製品として定着したのである。前述した加工精度などの問題などから、急速な普及は難しいと思われる技術だが、今後の展開が期待される技術の一つである。
image直接CPUとヒートパイプを接触
接触型クーラーのCPUとの接触面は、このようにヒートパイプの一部を研磨している。この加工精度が性能を左右するポイントだ
XIGMATEK
HDT-S1283
実売価格:4,500円前後
問い合わせ先:inf@fastcorp.co.jp(ファスト)
URL:http://www.xigmatek.com/
imageヒートパイプ接触型のパフォーマンスモデル
ヒートパイプ接触型のサイドフロークーラー。ファンの接触部分に防振ゴムを使用するなど、静音性にも優れている
SPECIFICATION
ファン:12cm角×1(800~1,500rpm)
対応CPUソケット:LGA775、Socket754/939/940/AM2
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