その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:長畑利博 | ||||||||||||||
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参入メーカーの増加により、価格競争の激しいミドルレンジだけでなく、1万円以下のローエンドクラスの製品でも105℃電解コンデンサの採用や80PLUS認証取得をうたう製品が増えてきている。 価格的に限界があるため、台湾メーカー製のコンデンサを採用するなどの違いはあるが、同85℃品に比べると4倍以上の耐久性があると言ってよい。また、製品によっては1万円以下で日本メーカー105℃品を採用するものもある。ハイエンド機種に比べるとパーツ数が少なくなっていたり、紙フェノール基板が使われたりなど低価格モデルゆえの違いはあるが、耐久性は大きく向上している。 ミドルレンジクラスでは、80PLUS対応がスタンダードになってきているが、一部の低価格モデルでも80PLUS対応や、それに準ずる効率を持つことをうたう製品が増えており、今後はより一層品質に対する要求が高まっていくだろう。 |
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低価格モデルでも信頼性を重視 低価格モデルでも台湾製の105℃品電解コンデンサを採用する製品が増えている。また、効率に関しては独自に効率80%以上をうたうものも多い |
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玄人志向 | ||||||||||||||
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実売価格:10,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:なし(初期不良交換のみ購入店舗にて対応) URL:http://kuroutoshikou.com/ |
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1万円以下で オール日本製電解コンデンサ搭載 最安値で9,000円を切る高コストパフォーマンスモデル。日本メーカー製の105℃コンデンサを全面採用し、80PLUS Bronzeにも対応しているのが大きな特長 |
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ハイエンドモデルとそれ以下の製品で、比較的差が出やすいのがPCI Expressコネクタ関連だ。最近では、GPUの高性能化の半面、消費電力増大が著しく、これに合わせて、電源側も従来の75Wまで供給可能な6ピンタイプのPCI Expressコネクタに加え、倍の150Wまで供給可能な8ピンタイプを採用するものが増えている。 ハイエンドビデオカードでは6ピンと8ピン、両方の接続が必要な製品も見られるようになった。こうしたハイスペックな製品をSLIなどで複数枚動作させるために、6ピン×6+8ピン×3といった高い拡張性を持つものも出てきている。 ミドルレンジクラスでは、ここまでの拡張性はないものの、6+2ピン×2というハイエンドビデオカード2枚挿しを意識した設計のものが増えている。この傾向は1万円以下の低価格モデルにも波及しつつある。多くの製品では従来どおりの6ピンコネクタを1本備えるが、6+2ピンの8ピン兼用タイプのコネクタを採用した製品も増えつつある。一方で、5,000円以下の低価格モデルでは、PCI Expressコネクタ自体がない製品も存在している点に注意。 |
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ミドルレンジでもPCI Expressコネクタが必要に ビデオカードの急激な性能上昇により、最近は1万円前半のミドルレンジ製品でもPCI Expressコネクタの接続が必要になる製品もある |
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ハイエンドでは6+8のデュアル接続 NVIDIAのハイエンドビデオカード「GeForce GTX 280」では1枚のカードの動作に8ピン×1+6ピン×1の電源コネクタを接続することが推奨されている |
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CoolerMaster | ||||||||||||||
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実売価格:39,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:support@coolermaster.co.jp(クーラーマスター) URL:http://www.coolermaster.co.jp/ |
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3-way SLIに対応するフラグシップモデル PCI Express 6ピンコネクタを6本、8ピンコネクタを3本搭載する大出力モデル。マルチGPU環境での運用を前提に設計されており、高負荷時も安定した動作を実現 |
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一昔前までは電源を選ぶときの一番のポイントと言えた静音性だが、現在は、各メーカーともに高い水準に達しているため、大きな差別化が難しくなってきた。業務用電源を手がけるような信頼性重視のメーカーも、静音化の技術が確立したことにより、以前のような冷却一辺倒の製品からの転換を始めている。理由としては、効率の向上により電源自体の発する熱が減ってきたことも挙げられる。電源が発する熱だけならば、8cm角クラスの小口径低速ファンでも十分に冷やせるようになった。ファン自体もファンメーカー純正のものから、「Thermaltake Toughpower QFan」のように筐体に合わせてカスタマイズした独自製品も出てきている。 その一方で一時期人気だったファンレスタイプの製品は大きく減少した。理由としては、電源ファンの冷却能力を前提とした設計のケースが多くなっていることや、ここ最近の信頼性重視の流れから、電源に対するユーザーの意識が変わったことが挙げられる。最近では温度を検知して、ファン回転数を自動で制御するタイプが一般的だ。なかには低温時にファンを一時的に止めてしまう準ファンレス仕様の製品もある。 |
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独自ファンで静音性を向上 Toughpower QFanのように、電源専用のファンを独自開発し、それに合わせた筐体を用意することで、高い静音性を実現する製品もある |
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Thermaltake | ||||||||||||||
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実売価格:14,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:info.jp@thermaltake.com(日本サーマルティク) URL:http://www.thermaltake.co.jp/ |
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独自開発ファン「QFan」採用の静音電源 ファンガードと電源フレームを一体化した「QFan」と呼ばれる14cm角ファンを採用した静音電源。各電圧ごとに独立回路を用いることで電圧の安定化が図られている |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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