その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:加藤勝明 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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サウンドカード選びは簡単なようで難しい。サウンドカードの出す“音”は個人の主観や好みが入りやすいため、高ければよいモノと決めつけることはできない。音質や機能も合わせサウンドカードのポイントを見ていこう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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オンボードサウンドとサウンドカードの違い | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
サウンドを出すのにサウンドカードが必須だったのは昔の話。オンボードサウンド機能を搭載していないマザーを探すほうが難しい今、サウンドカードをわざわざ追加するのはサウンドに対する「こだわり」の追求にほかならない。 現在のオンボードサウンドチップは十分高音質になってきている。しかし、その小さな面積に機能を詰め込むため、回路設計上の制約は避けられない。一方サウンドカードはその制約を受けずに自由なレイアウトを取れる利点がある。最近のコンシューマ向けサウンドカードにはVIAのEnvy24系のチップが多く採用されているが、回路設計の工夫やパーツチョイスによってさまざまな特色を持たせている。オーディオ機器に搭載される高級なコンデンサやオペアンプを搭載して高音質化を狙った製品もある。最近はオンボードサウンドでもDolby認証を通過するものも出現しているが、音のキレなどは低価格なサウンドカードと比べた場合に、今一つという印象が拭えないことがある。 もう一つ、サウンドカードをあえて選ぶ理由として、端子の問題もある。今のオンボードサウンドのアナログ出力はステレオミニプラグを使うものが標準だが、サウンドカードではRCAピンプラグや標準プラグが直接利用できる製品もある。サウンドカードを選ぶならカードの特性(2チャンネル再生特化やゲーム用、または録音用)で絞り込み、ついで搭載端子の種類や数で絞り込むとよいだろう。 こうなるとオンボードサウンドの立つ瀬はなさそうだが、音質にこだわりのないユーザーから見ればオンボードサウンドは“サウンドカードよりやや劣る”というだけで、最高を求めなければ大きな問題はない。音質よりもコストを重視したければオンボードサウンドを、ひと手間かけてちょっと違う“音”を楽しみたければサウンドカードを選べ、という話なのだ。 |
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オンボードサウンド機能 オンボードサウンドは、コーデックチップにミニプラグのアナログ7.1チャンネル出力という組み合わせが定番。現在のHigh Definition Audio対応のものならそれなりに音もよく、本格的に使わなければ十分と言える |
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サウンドカード サウンドカードの場合、右のように金メッキを施したステレオピンジャック(RCA)を装備した製品を選ぶことで、一般的なオーディオ機器との接続性と音質向上を狙うことができる。部品点数も桁違いでコンデンサなどのグレードも高い |
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【測定環境】 CPU:Celeron D 356(3.33GHz) マザーボード:Universal ABIT Fatal1ty F-I90HD(ATI Radeon Xpress 1250) メモリ:Hynix HYMP564U64AP8-Y5(PC2-5300 DDR2 SDRAM 512MB)×2 グラフィックス機能:ATI Radeon Xpress 1250内蔵(割り当てメモリ256MB) HDD:日立GST Deskstar 7K80 HDS728080PLA380(Serial ATA 2.5、7,200rpm、80GB) OS:Windows XP Professional SP2 測定ソフト:RightMark Audio Analyzer 5.5(24bit/96kHzテストの結果) |
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サウンドカードによっては同梱品として豊富な入出力インターフェースを付属しているものもある | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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クリエイティブメディア | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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実売価格:8,000円前後 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:03-3256-5577 URL:http://www.jp.creative.com/ |
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Sound Blasterファミリーはゲーマー向けの音作りを得意としてきた製品だが、ここ数年のモデルは音楽リスニングにも耐えられるオールラウンドな製品に成長してきた。その中でもローエンドに位置するこの製品は、EAXのハードウェア処理を省くことで価格を抑えたモデル。ゲームよりも音楽やDVD観賞をメインとするユーザーにオススメしたい1枚。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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オンキヨー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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実売価格:16,000円前後 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:0570-01-8111 URL:http://www.jp.onkyo.com/ |
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最近は自らPCの設計も手がけるようになったオーディオメーカー「オンキヨー」のこだわりを凝縮させた2チャンネル再生特化型カード。高品質なコンデンサやDAコンバータを採用し、さらにパーツの配置まで計算しつくした基板設計を採用しただけあって、実に素直で聴きやすいサウンドが堪能できる。背面のDsubコネクタからブレイクアウトケーブル経由で7.1チャンネル出力も利用できる。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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エゴシステムズ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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実売価格:13,000円前後 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:support@audiotrak.jp URL:http://audiotrak.jp/ |
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7.1チャンネル出力すら持たない2チャンネル出力特化カードの究極系とも言える製品。最大の特徴はオペアンプ部分がソケット化されており、このパーツを交換することでハードウェアレベルの音質のチューニングが楽しめるという点にある。ヘッドホン端子にはヘッドホンアンプが組み込まれており、SENNHEISERのHD580のような高インピーダンスのヘッドホンを装着しても、十分に駆動できる。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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