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その他の特集（2011年）

激突！Bulldozer vs. Sandy Bridge

震撼性能！　Sandy Bridgeに死角なし!!

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入力デバイス対決

TEXT：寳諸宏

キーボード編

キーボードの特殊機能の違い

　キーボードやマウスの動作を記録し、その動作を再生する機能をマクロ機能と言う。このようなマクロを登録できる専用キーを多数搭載するキーボードも存在する。マクロではゲーム時の連続動作をウェイト時間も含めて登録・再現できるため、ゲーマー向けキーボードでの採用例が多い。このほかFPS（First Person Shooter）ゲーム専用にキー配列を特化したもの、キーを自由に再配置できるものなどがある。ただし、このようなキーボードは一般に高価である。

インターフェースの違いなど

キーボードやマウスのインターフェースは、無線方式でも有線方式でもUSBとPS/2に集約される。現行の無線アダプタは、例外なく受信側がUSBインターフェースである。有線のUSB接続の場合、PS/2の変換コネクタが付属している場合もある。PS/2接続では、使用中の挿抜はしないこと。USBと同じように挿抜するとマザーボードを破損することもある。

USBとPS/2。PS/2はマザーボードのポートがキーボード用（紫）とマウス用（緑）で色分けされている

ゲーマー向けの機能が充実

ロジクール

G15 Gaming Keyboard

実売価格：12,000円前後

問い合わせ先：03-5350-6490
URL：http://www.logicool.co.jp/

最大54個のマクロを登録できるマクロキー18個に加え、各種情報を表示するLCDパネルも搭載するゲーム専用キーボード。英語キー配列。

G15 Gaming Keyboardの左側には、18個のマクロ専用キーが並んでいる

G15のLCDパネル。PCの状態、マクロ入力ガイドなどを表示できる

Vistaのさまざまな機能に対応

マイクロソフト

Wireless Entertainment Desktop 7000

実売価格：18,000円前後

問い合わせ先：0120-41-6755
URL：http://www.microsoft.com/japan/

エルゴノミクス配置キー＋マウス機能のWindows Vista/MCE対応キーボードとワイヤレスレーザーマウスのセット。Bluetoothによる無線接続。

Vistaの機能であるMedia CenterやWindowsサイドバーを直接呼び出せるホットキーのほか、キーボード右にマウスカーソル、左にマウスクリックキーを装備する

特殊機能付きキーボードは用途も特殊？

必要な人にはノドから手が出るほど欲しい機能だが、いらない人には猫に小判。ただの高価なキーボードに過ぎない。キーマクロ機能などはその最たるものだ。

キーボード選びのチェックポイント7項目

1. 対応言語とキー配列
2. テンキーは必要か？
3. スイッチと押下機構の違い
4. キータッチは自分に合った感触のものを
5. 特殊機能付きキーボードは専門用途向け
6. PS/2かUSBかインターフェースの確認
7. 安くても使いやすいキーボードはある

　キーボードの値段は、製品を構成する部品の品質と比例すると考えてよい。低価格製品は、高級製品と比較すると、素材の強度が低かったり、部品が省略されたり、精度が甘かったりする場合がある。その結果、耐久性や使用感の面で低価格製品が高級製品におよばないのは、ある意味では仕方のない部分と言える。しかし、入力装置として考えると、高価な製品も安価な製品も、その機能は変わらない。毎日、体の一部として長時間使用するのなら高価な製品を選びたいが、使用頻度や条件によっては、安いキーボードでも十分に目的を果たすことができるはずだ。