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高級パーツ vs. 低価格パーツ 2007
TEXT:長畑利博
HDD対決
imageHDDは容量によって価格が決まるもの、というイメージが強い。しかしながら、メーカー各社は用途ごとにいくつかのラインナップを持っており、そこには価格、性能、機能の差が存在する。
高級HDDを選ぶ理由 低価格HDDを選ぶ理由
何と言っても大容量、高速、高信頼性といったメリットがある。容量に余裕があれば1ファイルあたりの容量が大きくなりがちなデジタルコンテンツでも大量に保存しておけるなど、その恩恵は非常に大きい。 動画などの大容量データを大量に扱わないのであれば、必要最小限の容量のHDDでも十分。容量の増加や転送速度の速さは価格に直接跳ね返るので、購入予算の中でもっともバランスの取れたHDDを買うのが一番だ。
ROUND 01
容量で比較する
 現在、Serial ATAで最大容量を誇るのは1TBの容量を持つ日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)の「Deskstar 7K1000」で、実売価格は5万2,000円前後。一方、秋葉原専門の情報サイト「Akiba PC Hotline!」によると、店頭で販売されているもっとも少ない容量のHDDは80GBモデルで、実売価格は5,200円前後となっている。両者では容量で12.5倍、実売価格で約10倍もの差がある。もちろん、その間にさまざまな容量のモデルがラインナップされているが、容量で高級と低価格を分けると、この二つを比較するのが分かりやすいだろう。

 低価格だが80GBという容量は、現在ではかなり容量不足な感がある。それでも、動画データを大量に扱うといったことでなければ、アプリケーションを含めても十分実用に堪える容量だ。

 一方、単体のドライブで1TBという容量は、大容量データを大量に扱う場合はとても魅力的。しかし、大容量ドライブはデータの損失時の影響も大きいというデメリットもあることを覚えておきたい。
日立GST Deskstarシリーズの価格
  容量 実売価格
Deskstar 7K1000
HDS721010KLA330 1TB 52,000円前後
HDS721075KLA330 750GB 34,000円前後
Deskstar T7K500
HDT725050VLA360 500GB 16,000円前後
HDT725040VLA360 400GB 13,000円前後
HDT725032VLA360 320GB 9,000円前後
HDT725025VLA380 250GB 8,000円前後
Deskstar 7K160
HDS721616PLA380 160GB 6,300円前後
HDS721680PLA380 80GB 5,200円前後
ついに単体で1TBを実現した大容量モデル
日立グローバルストレージテクノロジーズ
Deskstar 7K1000 HDS721010KLA330
実売価格:52,000円前後
URL:http://www.hitachigst.com/jp/
image1月に発表された最新モデル。Serial ATAの市販モデルとしては、初めて単体で1TBの大容量を実現した製品だ。回転数は7,200rpm、シークタイムは8.5msで、キャッシュは32MBと大容量なのが特徴。消費電力は1TBモデルで最大9Wとなっている。また、750GBモデルもラインナップされている。
容量:1TB
回転数:7,200rpm
キャッシュ:32MB
実売価格ではもっとも安価な小容量モデル
日立グローバルストレージテクノロジーズ
Deskstar 7K160 HDS721680PLA380
実売価格:5,200円前後
URL:http://www.hitachigst.com/jp/
imageシングルプラッタの低価格モデル。スペックは回転数7,200rpm、シークタイム8.5ms、キャッシュ容量は8MBとなっている。消費電力はSerial ATAモデルで5.9Wとほかのドライブに比べると圧倒的に少ないのが特徴。160GBモデルもラインナップされており、IDEタイプもある。
容量:80GB
回転数:7,200rpm
キャッシュ:8MB
結論 1TBはコストから見てもまだ早い?

1TBの大容量HDDは登場したばかりで、実売価格もまだ高いので、もう少し様子を見たいところ。OSやビジネスアプリケーションを入れる程度で、絶対的な価格の安さを求めるならば80GBでも十分だ。
ROUND 02
転送速度で比較
 現在のPCは、体感速度上のボトルネックがディスクアクセスにあることが多い。このためHDDのアクセス速度は、HDD選びにとって重要なポイントとなる。ここでは現在発売されている主要なHDDを集め、データ転送速度を計測してみた。テストはおなじみの「PCMark05 Build 120」を使用。XP Startup(リード90%:ライト10%)とApplication Loading(リード83%:ライト17%)、General Usage(リード60%:ライト40%)の3項目を抜粋して掲載している。

 結果を見ると、やはりWestern DigitalのWD Raptorが頭一つ抜きん出ていることが分かる。回転数が10,000rpmと、ほかのHDDよりも速いだけあって、その優位性を確認することができる。

 次に優秀な結果を残しているのが、日立GSTのDeskstar T7K500だが、そのほかの日立GST製品も優秀なスコアを残している。SeagateのBarracudaシリーズがやや振るわないのが気になるところ。

 オマケとして、キャッシュ容量の違いによる転送速度も計測してみた。使用したHDDはSeagateのBarracuda 7200.10の250GBモデルだ。結果を見ると、確かに違いは出ているが、それほど大きな差が出ているとは言えない。
image
キャッシュ容量の違いによる差は確かに出てくるが、気にするほど明確な違いとは言えない。ただ、価格差も数百円程度なので、キャッシュ容量の大きいほうを買っておいて損はないだろう
image
【ベンチマーク環境】

CPU:Intel Core 2 Duo E6700(2.66GHz)
マザーボード:GIGABYTE GA-965P-DQ6 Rev2.0(Intel P965+ICH8R)
メモリ:センチュリーマイクロ CD1G-D2U800(PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB)×2
ビデオカード:ASUSTeK EAX1650PRO SILENT GE/HTD/256M(ATI Radeon X1650 PRO)
OS:Windows Vista Ultimate
10,000rpmがもたらす高性能が魅力
Western Digital
WD Raptor WD1500ADFD
実売価格:27,000円前後
URL:http://www.wdc.com/jp/
imageSerial ATA専用モデルで、現在発売されているコンシューマ向けHDDとしては唯一10,000rpmという超高速回転を実現したハイスペックモデル。ただ、最大150GBと、最近のモデルとしては容量が少ない。74GBと36GBモデルもラインナップされる。
容量:150GB
回転数:10,000rpm
キャッシュ:16MB
スタンダードモデルながら転送速度に優れる
日立グローバルストレージテクノロジーズ
Deskstar T7K500 HDT725032VLA360
実売価格:9,200円前後
URL:http://www.hitachigst.com/jp/
image価格性能比に優れた、日立GSTの主力モデルで、インターフェースはSerial ATAとIDEの2種類がある。ラインナップは250GBから500GBと、主にミドルレンジに向けたものとなっている。シークタイムは8.5msで、キャッシュは16MB(250GBは8MB)。
容量:320GB
回転数:7,200rpm
キャッシュ:16MB
結論 コストをかければ高いパフォーマンスが手に入る

テスト結果を見ると、WD Raptorの速度が圧倒的。とくに実際の操作で多く発生するランダムアクセスが速いため、体感上の速度にも大きく影響するはず。予算が許すなら、システム用ドライブにオススメだ。
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