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高級パーツ vs. 低価格パーツ 2007
TEXT:鈴木雅暢
マザーボード対決
imageマザーボードはPCとしての基本的な機能・インターフェースを提供するだけでなく、数あるPCパーツを接続するための土台でもある。一度ケースに組み込んだ後は気軽に交換するわけにもいかず、製品選びは非常に重要だ。
高級マザーボードを選ぶ理由 低価格マザーボードを選ぶ理由
上位チップセットの搭載による高性能、多機能に加えて、電源回路の設計強化、高級コンデンサの搭載など、品質や信頼性の面も重視した設計となっている。また、オンボード機能や冷却性能の強化などでも差別化が図られている。 メインストリーム以下のチップセットを搭載しており、グラフィックス統合型チップセットを搭載する製品も多い。オンボード機能は必要最小限だが、逆に言えば、PCとしての動作に必要なものは過不足なく揃っている。
ROUND 01
チップセットのグレードによる速度差はあるか?
 マザーボードの性能差は、搭載チップセットでほぼ決まる。高級マザーボードには各社のフラグシップに位置付けられるチップセットが搭載される傾向があるが、性能、機能面でメインストリーム以下のチップセットと差別化が図られていることが多い。たとえば、NVIDIAのnForce 680i SLIなどは、フルレーン(16レーン×2)のNVIDIA SLIやEPPメモリをサポートする点で、下位のnForce 650i SLIなどに対してアドバンテージがある。これらの機能を活かせる構成で利用した場合に性能差が出ることはあるが、一般的なパーツを利用するような場合は、チップセットが異なっていても差が出ることは考えにくい。チップセットが同じであれば、なおさらである。ただし、極端な廉価マザーボードでは世代が古いチップセットを搭載するなどの理由で使用できるメモリなどに制限がある場合がある。

 今回は、実際に上位下位のチップセットを搭載したマザーボードを利用してベンチマークを実施した。NVIDIA SLIを構成した場合には、3DMark06のみレーン数の差と思われる性能差が認められるが、一般的なシングルGPU構成の場合にはほとんど同じスコアとなっている。
image
image
【ベンチマーク環境】

CPU:Core 2 Duo E6600(2.4GHz)
メモリ:ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×2
HDD:日立GST Deskstar T7K500 HDT725032VLA360(Serial ATA 2.5、7,200rpm、320GB)
ビデオカード:NVIDIA GeForce 7800 GTXリファレンスカード
OS:Windows XP Professional SP2
nForce 680i LT SLI搭載 フルレーンSLIに対応
XFX
MB-N680-ILT9
実売価格:28,000円前後
問い合わせ先:info@synnex.co.jp(シネックス)
URL:http://www.xfxforce.com/
image32レーン(16×2)のNVIDIA SLI、最大800MHzまでのEPPメモリをサポートするnForce 680i LT SLIチップセットを搭載したマザーボード。機能満載のゲーマー向けの1枚だ。
フルレーンではないもののSLI時の性能差はわずか
ASUSTeK
P5N-E SLI
実売価格:19,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
imageNVIDIA SLI(8レーン×2)をサポートするメインストリーム向けのnForce 650i SLIを搭載したマザーボード。比較的シンプルな構成だが、チップセットの機能を活かして必要十分な機能、拡張性を備える。
結論 速度と価格帯は必ずしも連動しない

一般的な環境ではマザーボードの価格帯の違いがベンチマークのスコアに影響することはない。速度にこだわるならば、どんなメモリやビデオカードが使えるかといったことが重要だろう。
ROUND 02
付属品の違い
 高級マザーボードと低価格マザーボードの違いが顕著に現われるのが、この付属品である。高級品の場合は、まず箱のボリュームが違う。箱のビジュアルも、メタリックカラーを多用したり、プラスチックの内箱から基板が透けて見えたりと、ゴージャス感を演出したものが多い。

 もちろん箱だけでなく、内容も違う。高級品でまず目に付くのが、大量のケーブル。FDD、IDE、Serial ATA、Serial ATA電源などの基本ケーブルがマザーボード上のコネクタ数分用意されているほか、USB 2.0やIEEE1394、eSATAなど、マザーボード上にピンヘッダの形で用意されたインターフェースを利用するための増設用ブラケットなどが満載されている。

 ケーブルは本数が多いだけでなく、デザインに凝っていたり、フラットケーブルは取り回しやすいスマートケーブルが同梱されていたりするのも高級品ならではだ。さらに、無線LAN用モジュール/アンテナ、ノイズ低減を狙ったサウンド出力用カード、マイクなど、マザーボードの付加価値を増すための独自アイテムが同梱されるものも増えている。

 一方、低価格マザーボードの付属品は必要最小限。英語の薄いマニュアルにドライバCD、Serial ATA、FDD、IDEケーブルが1本ずつ、バックパネルシールドといった内容が一般的。増設用ブラケットは用意されていないことが多い。もっとも、これでもHDDと光学ドライブを1台ずつ搭載する一般的な構成のPCに必要なものはすべて揃っており、実用上不足はないはずだ。
代表的な付属品
imageケーブル
IDE、FDD、Serial ATA、Serial ATA電源変換といった基本ケーブル。コネクタ数の分だけ揃っていない製品もある
imageブラケット
バックパネルに装備していないコネクタを追加するブラケット。ピンヘッダと接続し、拡張スロット部分に挿して利用する
image追加ファン
着脱可能な小型ファン。ヒートパイプ冷却システムのオプションとしてユーザーが利用するかどうかを選択できる
imageサイドショー
Vistaのサイドショーに対応したミニ液晶ユニット。このような独自のプレミアアイテムを同梱する製品も増えている
Vistaをより活用できる特製デバイスが満載
ASUSTeK
M2N32-SLI Premium Vista Edition
実売価格:35,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp (ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
imageVistaをテーマにした独自アイテムを多数バンドルしたプレミアムパッケージ。フラッシュメモリをボード上に装備するほか、サイドショー対応の液晶ユニット、メディア操作ができるリモコンなどが付属する。
image
シンプルだが必要なものは含まれる
ECS
965PLT-A(V1.0)
実売価格:11,000円前後
問い合わせ先:ecsinfo@ecsjpn.co.jp(日本エリートグループ)
URL:http://www.ecsjpn.co.jp/
imageバリュー向けの946GZチップセットを搭載したCore 2 Quad対応マザーボード。付属品は、IDE、Serial ATAケーブルがそれぞれ1本のみと少ないが、標準的な構成で利用する分にはとくに困らない。
image
結論 結局は好みの問題か

高級品の箱にギッシリ詰まった付属品は見ているだけでも楽しいが、実用上必要ないものや、行き過ぎと思えるのもある。低価格品であっても必要最小限のものは揃っており、コスト的には有利な場合が多いだろう。
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