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高級パーツ vs. 低価格パーツ 2007
ビデオカード対決
TEXT: 橋本新義、加藤勝明
ROUND 04
静音クーラーの実力は?
 静音クーラーにも、ファン付きタイプとファンレスタイプが存在するがどちらを採用するかは搭載GPUの違いによるところが大きい。冷却を大型ヒートシンクとケース内気流にのみ頼るファンレスタイプでは、高性能GPUを冷却するのは難しいからだ。一部例外も存在するが、一般的に7600 GSクラスのミドルレンジGPUを境に、それより上がファン付きクーラー、下がファンレスと棲み分けていることが多い。つまりゲーム性能を確保しつつ、静音化したいならファン付きクーラーを、ゲームは無用ならファンレスタイプを選ぶのが賢い選択だ。

 ここのラウンドでは一般的なクーリングファンを搭載するSapphireのビデオカードと静音特化型ファン付きクーラーを装着したGIGABYTEのビデオカードを使い、それぞれの騒音値を比較した。結果はGIGABYTEのクーラーが負荷時で2.1dB分低いという微妙な差。しかし、実際に両者のファン音を聞き比べた限りでは、Sapphireのクーラーは耳障りな風切り音が気になった。数値だけでは表わし切れない要素があることに注目したい。また、Sapphireのビデオカードは起動直後に66.3dBとかなり高回転で回ることから、冷却能力にまだまだ余裕があることがうかがえた。
image
高負荷時の数値は、3DMark06でのベンチマーク中に測ったものです。
静音特化の大型クーラーで冷えと静粛性を両立
GIGABYTE
GV-RX195P256D-RH
実売価格:29,000円前後
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル)
URL:http://www.gigabyte.co.jp/
imageZALMAN製の扇のような大型クーラーを採用したセミハイエンドクラスの製品。クーラーが大きいため隣接スロットを占有するが、このクラスのGPUなら3Dゲームも画質設定を高くしたままで楽しめるだろう。
【Specification】
グラフィックスチップ:ATI Radeon X1950 PRO
コアクロック:575MHz
メモリクロック:1.38GHz
ビデオメモリ:GDDR3 256MB(256bit)
【エクスペリエンスインデックス】
グラフィックス:5.9
ゲーム用グラフィックス:5.8
人気のミドルレンジGPUをファンレス化
MSI
NX7600GS-T2D256EH2
実売価格:15,000円前後
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp(エムエスアイコンピュータージャパン)
URL:http://www.msi-computer.co.jp/
image費用対効果の高いミドルレンジGPUとして高い人気を保っている7600 GSを搭載したファンレス製品。ヒートシンクはGPUのみに取り付けられているため、ケース前面の吸気ファンの気流をしっかり当てたい。
【Specification】
グラフィックスチップ:GeForce 7600 GS
コアクロック:400MHz
メモリクロック:800MHz
ビデオメモリ:DDR2 256MB(128bit)
【エクスペリエンスインデックス】
グラフィックス:4.7
ゲーム用グラフィックス:4.5
AGPビデオカード
 今、市場ではPCI Express x16接続のビデオカード全盛だが、いまだAGP版のビデオカードの人気も高い。古いマザーを使っているユーザーのためのアップグレード用としては非常にうれしい存在だが、同じ価格帯でAGP製品とPCI Express製品を比べると、AGP製品のほうが割高で、GPUのグレードが1段以上落ちる感じは否めない。高性能GPUが欲しいなら最新マザーとセットで買うのが長期的には得になる。このトレードオフをどう評価するかがAGP版ビデオカード導入のポイントとなる。
AGPでも現役ミドルレンジGPUが使える
エルザジャパン
GLADIAC 776 GT AGP 256MB
実売価格:28,000円前後
問い合わせ先:03-5765-7615
URL:http://www.elsa-jp.co.jp/
imageこの製品はミドルレンジの中でも上位クラスのGPUを搭載した意欲的な製品だが、同クラスのPCI Express版と比べると、実売で6,000円程度割高に設定されている。費用対効果も今一つよくないのがAGPの現実だと言える。
【Specification】
グラフィックスチップ:GeForce 7600 GT
コアクロック:560MHz
メモリクロック:1.4GHz
ビデオメモリ:256MB GDDR3 SDRAM(128bit)
【エクスペリエンスインデックス】
グラフィックス:5.9
ゲーム用グラフィックス:5.4
結論 メーカーの個性に注目

静音と言ってもファンがある以上ノイズは出るため、少しでも静音化したいならファンレス一択だが、パーツの負担を考えると、ミドルレンジといえども静音タイプを選択してファンを回すのがベターだろう。
ROUND 05
付属品とユーティリティの差
 現在のビデオカードは、そのほとんどがリファレンスデザインと呼ばれる共通設計の基板を使っているため、GPUやメモリのスペックが同じならメーカーによる性能差はない。そのため、メーカーは独自の冷却機構やオーバークロックなどを施して差別化している。

 その中でも、もっとも顕著なのが付属品やユーティリティの添付による差別化だ。シンプル志向のメーカーの代表例である玄人志向の製品と、マザーボードメーカー系製品の豪華版パッケージの内容がまさに対極で、前者はドライバCDと最低限の付属品(テレビ出力ケーブルなど)だけが付属するのに対し、後者は各種ゲームやDVDプレイヤー、果てはビデオ編集アプリまで付いているものがある。

 一見オマケの多いほうが得に思えるが、とくにゲームや付属アプリケーション(ユーティリティ含む)は日本語化されているのはまれで、しかもやや古めのものが付いていることが多いため、結局はゴミになることも……。ドライバもWebから最新版を落とすことを前提に考えれば、付属品の少ない製品のほうがよりスマートな買い物になると言える。出費を抑えるためにシンプルな製品を買うのは十分ありなのだ。
imageASUSTeKの製品にはビデオカードに3DMark06のCDと正式なシリアルが付く。別途買うと結構値の張るアプリが付いている製品は狙い目だ
image image
パッケージは簡素で、中にはDVI-Dsub変換アダプタや簡素なマニュアル程度。ただしカード自体の設計は他社製品とほとんど見分けが付かない ASUSTeK製のパッケージの中には、ゲームにCDホルダーにアプリ類とかなり豪華。ただこれを全部使い(遊び)倒せるかと言うと話は別だ
ハードコアゲーマー向けの豪華版
ASUSTeK
EN8800GTX/HTDP/768M
実売価格:86,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
imageGeForce系では最速を誇る8800 GTXを搭載した製品。比較的新しめのゲーム(ただし英語版)2点に3DMark06の添付など、このオマケだけでもしばらく遊べそうな内容だ。
【Specification】
グラフィックスチップ:GeForce 8800 GTX
コアクロック:575MHz
メモリクロック:1.8GHz
ビデオメモリ:GDDR3 768MB(384bit)
【エクスペリエンスインデックス】
グラフィックス:5.9
ゲーム用グラフィックス:5.9
結論 付属品に価値を見いだせるかがカギ

豪華版の製品と言っても特製ケーブルが付属するわけではなく、単にアクセサリの種類やアプリの数で攻めている場合が多い。こうしたオマケに魅力を感じなければ、ほかのシンプルな製品を買ったほうが安上がりだ。
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