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PCパーツ100選 2009
SSD編
TEXT:北川達也
Silicon Power
2.5inch SATA Solid State Disk
問い合わせ先:03-5830-2061(シリコンパワージャパン)
URL:http://www.silicon-power.com/
MLC SLC 2.5インチ
imageSLC/MLCを選べる
MLCのSSDだけでなく、SLCタイプのSSDもラインナップされている製品。今回計測に用いたMLCタイプは、現時点のスタンダードコントローラとも言えるJMicron JMF602を採用。組み合わされているのは、Samsung製となっている。公称データ転送速度は、リード時最大165MB/s、ライト時最大95MB/sを実現している。
image image
  SP064GBSSD650S25の内部。Samsung製フラッシュメモリ「K9LBG08U0M」を片面に8枚搭載
型番 インターフェース 転送レート 容量 メモリ種別 実売価格
SP064GBSSD750S25 Serial ATA 2.5 3Gbps 64GB SLC 105,000円前後
SP032GBSSD750S25 Serial ATA 2.5 3Gbps 32GB SLC 50.000円前後
SP016GBSSD750S25 Serial ATA 2.5 3Gbps 16GB SLC 30,000円前後
SP128GBSSD620S25 Serial ATA 2.5 3Gbps 128GB MLC 41,000円前後
SP064GBSSD650S25 Serial ATA 2.5 3Gbps 64GB MLC 19,000円前後
SP032GBSSD650S25 Serial ATA 2.5 3Gbps 32GB MLC 10.500円前後
SP016GBSSD650S25 Serial ATA 2.5 3Gbps 16GB MLC 9,000円前後
Transcend
TSxxGSSD25
問い合わせ先:03-5820-6029(トランセンドジャパン)
URL:http://www.transcend.co.jp/
MLC SLC 2.5インチ
image豊富なラインナップが魅力
メモリ関連のメーカーとして有名なTranscendのSSD。MLCのSSDだけでなく、SLCタイプの製品や、IDE接続のものもラインナップされている。MLCタイプの搭載コントローラは、採用例が非常に多いJMicron JMF602で、Samsung製のMLCフラッシュメモリを搭載する。筐体がプラスチックで設計されているため非常に軽く、48gほどしかない。
image image
  TS32GSSD25S-Mの内部。Samsung製フラッシュメモリ「K9GAG08U0M」を片面に10基搭載しているのが特徴的
型番 インターフェース 転送レート 容量 メモリ種別 実売価格
TS64GSSD25S-S Serial ATA 2.5 3Gbps 64GB SLC 70,000円前後
TS32GSSD25S-S Serial ATA 2.5 3Gbps 32GB SLC 38,000円前後
TS64GSSD25-S Ultra ATA/133 1Gbps 64GB SLC 100,000円前後
TS32GSSD25-S Ultra ATA/133 1Gbps 32GB SLC 38,000円前後
TS128GSSD25S-M Serial ATA 2.5 3Gbps 128GB MLC 35,000円前後
TS64GSSD25S-M Serial ATA 2.5 3Gbps 64GB MLC 17,000円前後
TS32GSSD25S-M Serial ATA 2.5 3Gbps 32GB MLC 9,000円前後
TS64GSSD25S-M Ultra ATA/133 1Gbps 64GB MLC 17,000円前後
TS32GSSD25-M Ultra ATA/133 1Gbps 32GB MLC 9,000円前後
imageIometerとは?
URL:http://www.iometer.org/
種別:フリーソフト
対応OS:Windows Vista/XP
 Iometerは、HDDなどのストレージ性能測定用のベンチマークソフト。一般的なストレージベンチマークと異なり、リード/ライトそれぞれのレスポンスタイムや、1秒あたりにどれだけのI/O要求を処理できたかなど、ディスクアクセスを細かく測定できるのだ特徴だ。とくにデータサイズだけでなく、リードとライト、ランダムとシーケンシャルの比率などのアクセスパターンをユーザーが任意に設定できるようになっており、非常に自由度が高い。

 現在の一部のSSDでは、ディスクアクセスが極端に遅くなる“プチフリ”と呼ばれる現象が発生することがある。Iometerを使用して、リード/ライト時のレスポンスタイムを測定すれば、この現象が発生しているかどうかをある程度確認できるというわけだ。なお、今回のテストでは、開発元であるIntelが定義したファイルサーバー向けのアクセスパターンを使用している。その内容は下の画面を参照してほしい。
image今回のテストで使用したアクセスパターン。設定の自由度は非常に高い
imageIometerのテスト結果。表示内容をカスタマイズすることも可能
image採用コントローラとメモリチップで性能が決まるSSD
 ここでは、今回紹介したSSDの性能をチェックしていこう。ベンチマークに用いたのは、Sandra 2008 SP2cのDrive Index、PCMark Vantage Build 100のHDD Test Suite、IometerのMaximum Response TimeとAverage Response Timeである。CrystalDiskMark 2.2でも測定を行なったが、その結果は、それぞれの製品紹介に掲載しているので、あわせて参考にしていただきたい。また、比較用にWestern Digital WD VelociRaptor WD3000GLFSの結果も掲載している。

 まず、すべてのテストを通して言えるのが、現状のSSDの性能は、採用しているコントローラとメモリチップの性能によってほぼ決まっているということだ。今回テストした製品の中では、Intel X25-M Mainstream SATA Solid-State Drive、Mtron SSD PRO 7500の2製品を除き、すべてJMicron JMF602とSamsung製フラッシュメモリチップを搭載しており、Sandra 2008 SP2cとPCMark Vantageの結果は近いものとなっていることが分かる。その中でも、比較的高速な製品としてPhotoFast G-Monster-V2 2.5" SSDが挙げられる。コントローラのJMF602を二つ搭載したことの効果だろう。

 現在のSSDは、シーケンシャルのリード/ライトは確かに高速だが、小さなファイルのランダムライトが混ざると遅くなる傾向がはっきりと出ている。これは、IometerのMaximum Response Timeの結果から歴然としている。Intel X25-MはおろかSLCのMtron SSD PRO 7500ですら、Western Digital WD VelociRaptorに劣っているのだ。

 気になるプチフリーズについてだが、Iomaterの結果を見る限り、JMF602搭載製品は、そのすべてでプチプリーズが発生する可能性がある。と言うのも、多くの製品のMaximum Response Timeが900ms前後となっており、デュアルコントローラのPhotoFast G-Monster-V2 2.5" SSDと、メモリチップにIntel製を採用するPQI S525でも約450msかかっているからだ。今回の結果をもとにすると、プチフリーズを気にせず使用できるのは、Intel X25-MまたはMtron SSD PRO 7500のみと言えるだろう。
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【検証環境】
CPU:Intel Core 2 Duo E4500(2.2GHz)、マザーボード:ASUSTeK P5Q(P45+ICH10R)、メモリ:ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×2、ビデオカード:NVIDIA GeForce 8600 GTリファレンスカード、システムHDD:日立GST Deskstar T7K500 HDT725025VLA380(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB)、OS:Windows Vista Ultimate SP1

すべてSelial ATA 2.5で接続し、IDE互換モードにて計測
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