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手堅く決めたい Core 2対応ミドルレンジ対決
TEXT:鈴木雅暢
基本性能を比較する
 P5BとGA-P35-DS3Rの性能と消費電力をベンチマークテストで比較してみよう。マザーボード以外の環境は共通で、CPUにはシステムバス1,333MHzのCore 2 Duo E6550を利用している。

 まず、PCMark05 Build 120では、GA-P35-DS3RのほうがP5Bより高いスコアを出している。項目別ではMemory、そしてとくにGraphicsではさらに差が付いており、スコアがバラつきやすいテストであることを考慮しても少々差が大きい印象だ。

 次に、Sandraではメモリ性能を示すRAM Bandwidthの項目に注目したい。やはりGA-P35-DS3Rのほうがスループットで6%前後上回っている。Dhrystone、Whetstone、Integer x8、Float x4は、正常にCPUを動作させることができていればほぼ同じスコアになるはずであり、細かい差は気にする必要はない。

 ワットチェッカーを使った消費電力の計測ではアイドル時では9W、高負荷時では12W、GA-P35-DS3Rのほうが消費電力が小さいという結果になった。低ESRの固体コンデンサや低オン抵抗のMOSFET、6フェーズVRMなどを採用していることを考えれば、妥当と言える結果か。
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【測定環境】
CPU:Intel Core 2 Duo E6550(2.33GHz)
メモリ:センチュリーマイクロ CD1G-D2U800(PC2-6400 DDR2 SDRAM、CL=5、1GB)×2
ビデオカード:NVIDIA GeForce 7900 GTリファレンス
HDD:日立GST Deskstar T7K500 HDT725025VLA380(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB/PCMark05 Build 120と消費電力計測で使用)
Seagate Barracuda 7200.9 ST3160812AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB/Sandra Professional XI SP1aで使用)
OS:Windows Vista Ultimate
推薦人からのコメント
鈴木雅暢
ASUSTeK
P5B
正直に言って、パフォーマンスと消費電力測定の結果に限って言えば、素直に敗北を認めざるを得ない。メモリやグラフィックスのテストで見劣ってしまうのは、チップセットレベルでシステムバス1,333MHzに非対応のP965を使っているため、クロックの同期調整で若干のロスが生じていると考えられなくもない。しかし、その差が実際の使用感に大きな影響を与えるとは考えにくい。
ライバルに一言 スコア数%劣ります~でもそんなの関係ねぇ! はいオッパッピー♪
宮崎真一
GIGABYTE
GA-P35-DS3R
PCMark05ではすべてにおいて、またSandra Professionalではメモリまわりの結果で300MB/s以上の開きが見られる点に注目したい。これは、Intel P35のメモリコントローラの優秀さに加えて、GIGABYTEのメモリチューニングが功を奏していると考えられ、パフォーマンスにおいてはGA-P35-DS3RがP5Bに対して優位性を誇っている。また、消費電力が高負荷時に小さい点もメリットと言えるだろう。
ライバルに一言 どう考えてもこっちのほうがお得。わざわざ古いチップセットを買う理由がない
付属品&ユーティリティ対決
ASUSTeK
P5B
付属品
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本体仕様と同様にシンプルな付属品。ケースのスイッチ類のめんどうな配線をまとめることができるQ-Connectorはとても便利なアイテムだ
付属ユーティリティ
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OSの起動なしにBIOSアップデートができる「EZ Flash 2」の使い勝手は秀逸。ハードウェアモニタ「PC ProbeII」の完成度も高い
GIGABYTE
GA-P35-DS3R
付属品
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eSATAを2ポート備える増設ブラケットが付属。これにより、任意のポートをeSATAに割り振ることが可能
付属ユーティリティ
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EasyTune 5を用いて容易にオーバークロックが可能。また、BIOSにもM.I.T.として設定が用意されている
推薦人からのコメント
鈴木雅暢
ASUSTeK
P5B
性能、消費電力のテストでは苦汁をなめる結果となったが、こちらの要素では自信を持って推薦できる。BIOSメニューに用意されたBIOSアップデートツールの「EZ Flash2」をはじめとするユーティリティの高い完成度は、ASUSTeKがトップブランドとして強く支持されている理由の一つでもある。また、Q-Connectorの使いやすさ、そしてブラケット接続なしでeSATAポートが使える点は大きなアドバンテージだろう。
ライバルに一言 今どきeSATAポートをブラケットに頼るってどうよ?
宮崎真一
GIGABYTE
GA-P35-DS3R
eSATAは利用しない人にとってはハッキリ言ってスペースのムダである。そのため、GA-P35-DS3Rでは、増設ブラケットによってユーザーがその有無を選択できる点はありがたい。しかも、任意の場所を割り振れる点も使い勝手がよいと言えよう。また、EasyTune 5から自動オーバークロック機能であるC.I.A.2を利用できるので、簡単にWindows上からオーバークロックが行なえるので初心者でも扱いやすい。
ライバルに一言 Serial ATAケーブルだけ見ても品質的にはこっちのほうが断然上ですな
編集部の
まとめ
両製品とも日本市場におけるマザーボードメーカーの雄ということもあり、どちらも魅力的な製品に仕上がっている。性能差はそれほど大きなものではないし、付属品を見ても両製品ともにミドルレンジ品とは思えないぐらい豪華だ。両者の価格差はおよそ3,000円前後。この差に何を見い出すかが、製品選択の決め手になろう。こなれたP965チップセットを取るか、あくまで最新にこだわり、P35チップセットを選ぶのか。どちらも外れはないだけに、ユーザーの好みで選んでも損はない。
トータルバランスは互角。熟成のP965と最新CPUに正式対応のP35。どちらを選んでも損はしない
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