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超定番パーツ vs. 超最新パーツ
安くてもよくばりたい!! ローエンド対決
TEXT:橋本新義
出力電圧の安定性を比較
 SILENT KING-5は最大で130mV、CoRE PoWERは100mVの電圧変動がある。要求される規格には収まっているが、高価な電源とは差が付いた。この辺りは廉価な電源を選択するならやむを得ない。変動幅が大きいのでどんなときに負荷が高いのか分かりやすい結果になっている。ビデオカード負荷の高い間、システム12Vが低下するのは、PCI Express 12Vの出力と共通になっているからだろう。

 今回の計測では見られなかったが、負荷が急激に軽くなった場合に電圧が過大になり回路に対して負担を与える場合もある。また、常時値の変動が細かくあるのはスイッチング電源の宿命とも言える、スイッチングによるリプルノイズが大きいということも考えられる。機能面はともかく基本的能力においては両者に大きな差はないという結果となっている。
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【測定環境】
CPU:Intel Pentium D 960(3.6GHz)
メモリ:センチュリーマイクロ CD1G-D2U800(PC2-6400 DDR2 SDRAM、1GB)×2、ビデオカード:NVIDIA GeForce 7900 GTXリファレンス
HDD:日立GST Deskstar T7K500 HDT725025VLA380(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB/PCMark05 Build 120と消費電力計測で使用)、Seagate Barracuda 7200.9 ST3160812AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB/Sandra Professional XI SP1aで使用)
OS:Windows Vista Ultimate
測定ソフト:Sanwa PCLink Plus ver.2.10
推薦人からのコメント
橋本新義
エバーグリーン
SILENT KING-5 400W
製品としては相手のほうが新しいため、実はテスト結果を見る前は不安があったのだが、フタを開けてみると電圧の安定性についてはこの価格帯では標準的なレベルで、相手の製品とほぼ互角と言える結果となった(厳密に言えば若干不利だが)。もちろん、実用上は問題のないレベルに収まっていることは言うまでもない。この製品はよくも悪くも同価格帯のリファレンス的な性格を持った製品なので、この結果はある意味妥当なところだろう。
image内部構造はシンプルで見通しがよい。ヒートシンクは効率的な冷却のため、立体的な配置となっているのが分かる
ライバルに一言 負荷時の性能は同等程度だが、シリーズとしての実績のある本機のほうが信頼性では有利だろう
保坂陽一
サイズ
CoRE PoWER セミプラグイン
低価格電源として、値段相応の性能。+12Vは2系統、ピークパワーで450Wまで。PFC回路などは持たず、内部のヒートシンクもそれほど大きなものではない。しかし、価格を考えれば機能的には十分で、よほどのハイエンド構成でもない限り困ることはないはずだ。セミプラグイン方式のケーブルの種類を見ても、6ピンコネクタを二つ使うようなハイエンドビデオカードなどを想定はしていないことが分かる。現在のユーザーニーズをよく研究した製品と言えるだろう。
image小型ヒートシンクが少々ひ弱な印象であるが、そこはファンの冷却でカバー。1次平滑回路のコンデンサは85℃品だが、発熱を考えればさほど寿命に影響もないのでは
ライバルに一言 単純な電源性能から言えば五十歩百歩? でも使い勝手はこちらが上!
静音性を比較
 次に静音性を比較してみよう。測定条件はミドルレンジクラスと同様、ファン正面より5cmの距離に騒音計を置き、アイドル時と高負荷時の2パターンで測定している。測定条件としては非常に厳しいため、メーカー公称値などに比べて大きな値が出ており、また実際に聞いた感じと比べて、値の差も大きくなる傾向にある点は注意しよう。
image
推薦人からのコメント
橋本新義
エバーグリーン
SILENT KING-5 400W
静音性では以前より定評があるシリーズであり、さらに今回の改良は変換効率の向上が主眼(発熱の低下による静音化が見込める)であるためかなり期待していたのだが、この結果は正直意外だった。ただし実際に聞いた限りでは、結果の数値ほどの動作音の差は感じず、PCケースに入れた状態では平均レベルの静音性を保っていると感じた。むしろ相手となったCoRE PoWER セミプラグインがこのクラスの製品としては優秀というのが実情だろう。
image台湾YATE LOON製12cm角ファンを搭載。初代の製品から高い頻度で使われ続けている、シリーズおなじみのパーツだ
ライバルに一言 静音性では負けるが、ファン自体の性能はあまり変わらないため、冷却性能ではこちらが有利だ
保坂陽一
サイズ
CoRE PoWER セミプラグイン
ケースに入れてしまえば、ほとんど音は感じない。目に見えて低速回転なので、冷却を重視するならもう少し高回転でもよい気はするが、ファンレス電源を使うより確実に冷えるのは間違いないだろう。セミプラグイン方式のケーブルで、ケース内の配線のムダを少なくできるので、その分エアフローの妨げにならないのもポイント。まぁ、この辺は静音効果としてはオマケレベルの話ではあるが、取り回しが楽なのはそれだけで価値がある。最近増えている奥行きの短いタイプのケースでかなり重宝すること間違いなしだ。
image搭載するファンはYoung Lin Tech製。出力に応じてファンコントロールが行なわれるが、高負荷時でも騒音はほとんど変化がない。実際には40dBくらいなら、ケースとほかのパーツの騒音でかき消されてしまう
ライバルに一言 こっちより音はうるさいけど、その分冷却はしっかりしていそう
編集部の
まとめ
低価格電源の定番であるSILENT KINGと、低価格ながらもセミプラグイン方式を採用するなど意欲的なCoRE PoWER。どちらも低価格電源ではありがちな電圧変動の大きさといった弱点はあるものの、基本性能は必要十分なもの。とはいえ、静音性や機能などの面では、後発の製品がかなり有利になるのが低価格電源。どちらがオススメかと聞かれたら、やはりCoREとなってしまう。しかし、安定性を第一に考えたら、これまでの定評があるSILENT KINGを選択するのもよいだろう。
基本的な性能差はほとんどなし。安定性を重視するならSILENT KING、静音性と機能性重視ならCoREだ
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