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超定番パーツ vs. 超最新パーツ
TEXT:保坂陽一
静音vs.冷却?
人気ミドルタワーケース同門対決
PCケース編(2)
image 定番vs.最新というのが今回の主旨ではあるが、PCケース編その2で選択したのは、最新というにはいささか微妙な製品である。定番は静音ミドルタワーケースとして、過去の自作市場でも類を見ないほど高い人気を持つAntecのSOLO。今、これに対抗し得るケースと言えば何なのか。編集部でもさまざまな意見が交わされたが、最終的に白羽の矢が立ったのは、こちらのランキング表で1位に輝くケース。SOLOと同じAntecのNine Hundredである。今年1月に登場したこのモデルを、ここでは対抗馬の新型モデルとして扱わせていただく。

 この2製品は同じメーカーの製品でも性格はまったく異なるものだ。かたやシンプルなデザインで静音を目指したもの、かたやハデなフロントメッシュ加工で強力なエアフローを生み出すゲーマー向けモデルとなっている。拡張性に関しても、かなりの違いがあり、対決としては異種格闘技戦の様相。しかし、PCケースである以上、使い勝手などの最終的に求めるものは同じはずである。

 そのほか、最近のミドルタワーケースの傾向についても見ておこう。デザインに関しては密閉タイプだとどうしてもおとなしめになってしまうが、下のクーラーマスターのCenturion 5のような、Pentium 4時代にブレイクしたメッシュデザインもまだまだ人気がある。同じクーラーマスターのCOSMOSは、フロントパネルを開けるとこのスタイルを踏襲しており、メーカーのこだわりが垣間見えてうれしいところだ。この手のケースは熱設計的に余裕があるのもよい。

 最近のトレンドとして見られるのは、搭載ファンの大型化だ。12cm角以上のファンを搭載した製品も今ではめずらしくなく、人気も高い。それだけしっかりとした冷却に目を向けているユーザーが増えているということでもあるだろう。一見シンプルでもファンコントローラや、防振シリコンなどを採用した製品も多く、コストは上がったものの、ケース全体の品質が向上しているのは確かなところである。
対決候補に挙がったケースたち
 
クーラーマスター
Centurion 5
image一世を風靡したと言っても過言ではない、フロントメッシュケースの定番。後継モデルも出ているが、いまだに売れているスゴい製品
サイズ
Wind Tunnel
imageサイドパネルに25cmの大型ファンを2基備えた色モノ……と思いきや、冷却性能を重視するユーザーに人気の1台。拡張性にも優れている
定番ミドルタワーケース、売れ筋製品の傾向はこれだ!
ドライブベイ冷却
imageCPUだけでなく、ケース全体の冷却を強化するため、シャドーベイにファンを装着したものが増えている。ビデオカードの冷却にも有効だ
ファンコントローラ付属
image写真のような簡単なものだけでなく、フロントパネルにファンコントローラを内蔵したケースもめずらしくはなくなった
大型ファン搭載
image最近では20cm、25cm、36cmとさまざまなサイズのファンを搭載したものが登場している。静音性と冷却性能は一見の価値あり
定番
Antec
SOLO
実売価格:13,000円前後
image
推薦人:保坂陽一
image
できれば人気ケースは買いたくないひねくれ者。しかし……
ポイント1 数々の静音ギミックを搭載
ポイント2 組めば分かる全体の作りのよさ
P150(SOLOと同型の電源付きモデル)を使っている筆者。今さら評価をするのも恥ずかしいくらい売れに売れている人気ケースだ。シンプルなデザインで静音重視。サスペンションマウントと呼ばれるゴムバンド固定式のシャドーベイ、両サイドには防振シートを標準装備するなど、さまざまなアイディアが詰め込まれている。何よりサイドパネルがスッと入る、その作りのよさが価格以上の高級感を生んでいる。不満点もないわけではないが、このケースが1万円台前半という価格で存在している限り、ほかのケースは苦戦を強いられるのではないだろうか。
imageサイズは標準的だが、意外に奥行きは短い。5インチベイは三つのみだが、密閉性を重視するなら仕方のないところ
imageサスペンションマウントに防振シートと、静音に対するギミックが満載。サイドパネルの立て付けのよさもトップクラス
Specification
付属電源:なし
ベイ:5インチ×3、3.5インチ×1、シャドー×4(HDDサスペンションマウント使用時×3)
標準搭載ファン:12cm角×1(背面)
追加搭載可能ファン:9cm角×1(前面)
サイズ(W×D×H):205×468×430mm
重量:9.2kg
問い合わせ先:03-5812-5820(リンクスインターナショナル)
URL:http://www.antec.com/world/jp/
最新
Antec
Nine Hundred
実売価格:16,000円前後
image
推薦人:鈴木雅暢
image
カッコよくて静かで、そして軽いケースが好き
ポイント1 強力な空冷能力でケース全体を冷却
ポイント2 ランボルギーニライクなカバーデザイン
SOLOと同じAntecの製品だが、設計思想は180°異なる冷却最重視のPCケース。フロントマスクは全面メッシュで、その裏には12cm角ファンを2基、リアにも1基搭載している。そして、トップカバーにはひときわ目を引く20cm角の超大型ファンを搭載。さらにサイドカバー、ケース中央部にも12cm角ファンを装着可能だ。ドライブベイも上から下まですべて5インチと、とにかく豪快なスペックで、エッジの効いた直線的デザインも絶妙の存在感を演出している。SOLOのような優等生的ケースではもの足りないという方にぜひお勧めしたい。
image天面後部の盛り上がった部分には20cm角超大型ファンを搭載している。電源搭載部は下部にレイアウトされている
imageフロントに2基の12cm角ファンを標準装備している。さらにケース中央側にも1基の12cm角ファンを追加可能
Specification
付属電源:なし
ベイ:5インチ×9(光学ドライブ9基使用時HDD設置不能)、3.5インチ×1(5インチベイ-3.5インチベイ変換トレイ使用時)、シャドー×6(追加搭載ファン使用時HDDは×3)
標準搭載ファン:12cm角×2(前面)、12cm角×1(背面)、20cm角×1(天板)
追加搭載可能ファン:12cm角×1(右側面)、12cm角×1(前面中央)
サイズ(W×D×H):206×493×468mm
重量:8.4kg
問い合わせ先:03-5812-5820(リンクスインターナショナル)
URL:http://www.antec.com/world/jp/
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