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超定番パーツ vs. 超最新パーツ
独自仕様で至高の1枚を目指せ! ハイエンド対決
TEXT:宮崎真一
基本性能を比較する
 それでは、両製品のパフォーマンスをベンチマークにより検証してみよう。まずはPCMark05の結果だが、総合スコアではCOMMANDOのほうが高い数値を示している。これは、R.O.G.シリーズに属するCOMMANDOでは、通常製品とは異なるチューニングが施されているわけだが、それが功を奏して結果につながっていると見てよいだろう。各項目に目を移すと、とくにCPUとMemoryの両項目でCOMMANDOがP35-T2Rより優位に立っているのが分かる。

 その一方で、GraphicsとHDDの二つの項目ではP35-T2Rのほうが良好な結果を示している。この辺りは、Intel P965とP35といったチップセットの世代の差であると考えられる。続いてSandra Professionalではすべての項目において両者ともに近いスコアとなった。先述のPCMark05は値のばらつきがよく出るだけに、実際は両者のCPUとメモリ性能にそれほど違いはないのかもしれない。

 最後に消費電力を測定してみると、アイドル時で16W、高負荷時では10W、COMMANDOのほうが高くなってしまっている。COMMANDOでは、豊富なオンボードデバイスが逆に消費電力を高める結果になってしまったのだろう。
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【測定環境】
CPU:Intel Core 2 Duo E6550(2.33GHz)
メモリ:センチュリーマイクロ CD1G-D2U800(PC2-6400 DDR2 SDRAM、CL=5、1GB)×2
ビデオカード:NVIDIA GeForce 7900 GTリファレンス
HDD:日立GST Deskstar T7K500 HDT725025VLA380(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB/PCMark05 Build 120と消費電力計測で使用)、Seagate Barracuda 7200.9 ST3160812AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB/Sandra Professional XI SP1aで使用)
OS:Windows Vista Ultimate
推薦人からのコメント
鈴木雅暢
ASUSTeK
COMMANDO
Sandra Professionalでは違いがほとんど分からなかったが、PCMark05では主要な項目で好スコアをマークしており、性能面では問題ない。比較対象の製品との差は、ちょっとしたチューニングの差が出ているのだと思うが、その分、消費電力面に少し悪影響におよぼしているのかもしれない。もっとも、エンドユーザー向けとうたっている製品であり、性能重視のセッティングはむしろ歓迎すべきだろう。
ライバルに一言 P5Bとは違うのだよ、P5Bとは!
宮崎真一
DFI
LANPARTY UT P35-T2R
消費電力に注目していただきたい。P35-T2Rは一見、豊富なオンボードデバイスにより消費電力が大きそうに思えるが、COMMANDOより10Wも小さいのである。これはそのまま発熱量の差と考えてよく、本製品はCOMMANDOより発熱の少ないマザーボードと言える。また、PCMark05のGraphicsのスコアが勝っている点も見すごせない。HDDも数値が高く、ソフトの起動やデータのロードなどはこちらのほうが優位だ。
ライバルに一言 ゲーム関連の性能はこちらのほうが上。消費電力が小さいのもスバラシイ
オーバークロック機能&性能を比較
オーバークロック設定の違い
  ASUSTeK COMMANDO
FSBクロック 100~650MHz(1MHzきざみ)
動作クロック倍率 6~7(1倍きざみ)※
CPUコア電圧 1.1000~1.8500V(0.0125Vきざみ)
メモリクロック 1,333/1,111/1,000/833/667MHz※
メモリ電圧 1.800~3.375V(0.025Vきざみ)
PCI Expressバスクロック 90~150MHz(1MHzきざみ)
MCH電圧 1.250~2.025V(0.025Vきざみ)
ICH電圧 1.050~1.225V(0.025Vきざみ)
  DFI LANPARTY UT P35-T2R
FSBクロック 200~700MHz(1MHzきざみ)
動作クロック倍率 6~7(1倍きざみ)※
CPUコア電圧 0.44375~1.60000V(0.00625Vきざみ)
メモリクロック 1,066/800/667MHz※
メモリ電圧 1.710~3.040V(0.020Vきざみ)
PCI Expressバスクロック 100~250MHz(1MHzきざみ)
MCH電圧 1.30~1.90V(0.04Vきざみ)
ICH電圧 1.55/1.75/1.95/2.15V
Core 2 Duo E6550使用時
Core 2 Quad Q6600でオーバークロック耐性を見る
 2枚のマザーボードのオーバークロック耐性を調べるため、Core 2 Quad Q6600を用いてどこまでクロックを上昇させることができるか調べてみた。なお、ケースに組み込まない状態で、リテールクーラーを使用している。その結果、COMMANDOは3GHzがOS起動の上限だったのに対し、P35-T2Rは3.24GHzでのOSの起動を確認できた。
COMMANDO
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LANPARTY UT P35-T2R
image
推薦人からのコメント
鈴木雅暢
ASUSTeK
COMMANDO
オーバークロック設定の充実ぶりに関しては文句ないだろう。メモリに3V以上の電圧をかけるなどといったムチャな設定は使う場面があるのかという問題はあるが、オーバークロッカーにとっては試す選択肢が用意されているということが重要だろう。オーバークロック結果については、少々もの足りなさも感じるが、公式にシステムバス1,333MHzに対応しているP35に比べれば不利な点はいたしかたないところか。
ライバルに一言 認めたくないものだな……COMMANDOのオーバークロック性能が劣るとは
宮崎真一
DFI
LANPARTY UT P35-T2R
オーバークロック耐性が高い理由として、まず消費電力が小さい点が挙げられる。クロックを上げると発熱も増えてしまうため、元来COMMNADOより消費電力が小さいP35-T2Rは有利なのである。つぎに、アルミ固体電解コンデンサの低ESR性能にも起因する。P35-T2Rでは、すべて国内メーカー製のものを採用しており、それが良好なオーバークロック耐性を生じていると言えるだろう。
ライバルに一言 オーバークロック耐性はこちらのほうが上。意欲的な設計も良好な結果を導いた
編集部の
まとめ
オーバークロッカーやゲーマーに特化したASUSTeKのR.O.G.シリーズの定番的地位を築いたCOMMANDO。性能のみならずPCI Express x16の上にPCIスロットを配置し、サウンドカードの増設に親切な設計も評価できる。一方こちらもオーバークロッカー&ゲーマー向けをうたうLANPARTYシリーズのP35搭載モデル。意欲的な回路設計が功を奏したのか。全体的にスコアは高めで、動作クロックも伸びることとなった。とはいえ製品による固体差もあるので期待のし過ぎは禁物だ。
定格動作ならCOMMANDO、オーバークロックならP35-T2Rか
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