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超定番パーツ vs. 超最新パーツ
バランスに優れる定番製品VS.多機能な個性派新製品
TEXT:橋本新義
出力電圧の安定性を比較
 ここでは、3DMark06実行中の出力電圧の変化の、計測器で測定した結果を示す。PC用の電源は安定化電源とも言われる装置で、負荷変動に対してどれだけ出力電圧が変動しないで安定しているかが重要であり、S12とODIN GTはその点において後で紹介する廉価な電源とはっきりとした差を付けていることが分かる。

 システム12VとCPU12Vでは電圧値が微妙に違うが、これは出力回路が独立している関係上やむを得ないことであり、どちらの電圧値もATX電源の規格(最低11.40V、最高12.60V)には収まっている。電圧の振れ幅は、S12はシステムおよびCPU系統いずれも30mVの範囲に収まっている。ODIN GTの振れ幅はわずかにS12よりも大きいが、テストの結果自体は、このクラスの製品としては優秀と言えるレベルだ。
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【測定環境】
CPU:Intel Pentium D 960(3.6GHz)
メモリ:センチュリーマイクロ CD1G-D2U800(PC2-6400 DDR2 SDRAM、1GB)×2
ビデオカード:NVIDIA GeForce 7900 GTXリファレンス
HDD:日立GST Deskstar T7K500 HDT725025VLA380(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB/PCMark05 Build 120と消費電力計測で使用)、Seagate Barracuda 7200.9 ST3160812AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB/Sandra Professional XI SP1aで使用)
OS:Windows Vista Ultimate
測定ソフト:Sanwa PCLink Plus ver.2.10
推薦人からのコメント
Ta 152H-1
Seasonic
S12 ENERGY+ SS-550HT
今回のテストでは効率までは分からないが、出力の安定性は十分。もっともこの点については対決製品も同様である。もっと高い負荷や大きな負荷変動を与えたときに、大きな差が出るかもしれない。システム全体の消費電力からすると、電源出力には余裕があるので、当然ではあるのだが、この程度の電源を使えば、標準的な構成のPCを組む場合なら電源に不安を持たずにすむだろう。
image必要な保護回路などを組み込んだ基板の密度は高い。放熱用のヒートシンクは見た目はあまりよくないが機能的には必要十分なもの。出力ケーブルの根元のハンダ付け処理も悪くない
ライバルに一言 ODINのリアルタイムモニタはおもしろいが、電源でもっとも重要なのは安定性だ
橋本新義
GIGABYTE
ODIN GT 550W
電圧安定性に関しては残念ながら若干劣るものの、こちらもこのクラスの製品として非常に優秀な性能と言えるだろう。ただし、実際の運用においては話が別だ。こちらは動作中の電圧状態をリアルタイムでモニタでき、もしユーザーが満足できないほどの過不足があれば、リアルタイムでの微調整も可能というほかの機種では不可能なメリットがある。
image内部の構造。基板の立体配置や細かく分割されたヒートシンクなどにより、非常に整然としているのが印象的だ
ライバルに一言 テスト結果はS12のほうが良好だが、ODINだって悪くはない。プラスαの機能がある分楽しめる!
静音性を比較
 現在のPC用電源では、出力性能のみならず、静音性の高さも重要な性能の一つだ。そこで今回は、アイドル時と高消費電力時(3DMark06実行中)の二つの状況で動作音を測定した。なお測定時にはファン正面より5cmという近距離に騒音計を置いているため、値はかなり大きい。これはCPUクーラーなどの影響をなるべく排除するためだ。
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推薦人からのコメント
Ta 152H-1
Seasonic
S12 ENERGY+ SS-550HT
アイドリング時、負荷をかけたときいずれも静かで、日常生活の周囲環境では電源ファンノイズはほぼ気にならないレベルにあるという結果が出ている。ファン径は標準的な12cmだが性能、静音性ともにレベルの高い国産ファンであることに加え、電源の動作状況に応じてファン回転数を制御する回路もうまく機能しているからだろう。コンシューマ向け製品として気を付けるポイントを押さえている。
image定評のある国産の冷却ファンを用いて回転制御をすることで、冷却性能と静音性という基本的能力を重視しているのは好感が持てる
ライバルに一言 電源としての基本性能以外にお金を出したくないならS12だろう
橋本新義
GIGABYTE
ODIN GT 550W
性能評価と似た感想になるが、ファン自体のコストや性能などは、残念ながら相手が1枚上手であることは認めなくてはならない。徹底的に静音化を重視した回転数設定も相まって、今回の(非常に厳しい)テスト条件では数値上かなりの差となっている。ただしケースに収めた状態では、ここまでの差は感じられない。さらに本機では、ファンコントロール機能においても自由度の高いユーザー設定が可能というメリットがある。ファンの回転数を静音モードやマニュアル設定で抑えることで、本機もかなりの静音化が可能になる。
image台湾YATE LOON製14cm角ファンを搭載。実は静音性重視のユーザーの間では評価が高いメーカーの製品だ
ライバルに一言 S12は基本性能が優れているが、ODINの自由な設定を体験するとあまりに堅いのが気になる
編集部の
まとめ
定番中の定番と言えるS12と、これまでの電源にはない意欲的な機能を搭載したODIN。どちらも基本性能は十分なものであるが、電源としての完成度はS12が上。さすがに、これまで多数のユーザーから評価されてきた歴史のあるSeasonic製である。とはいえ、USB接続でファンを制御するという、マザーボードメーカーらしい機能を載せたODINも、マニア心をくすぐられる。品質を重視するならS12、遊び心も求めるならODINを選ぶのがよいだろう。
品質とコストパフォーマンス重視なら迷わずS12。あれこれ遊んでみたいならODINがオススメだ
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