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超定番パーツ vs. 超最新パーツ
TEXT:橋本新義
速くてアツイ勝負を制すのは?
ハイエンドクラス頂上対決
ビデオカード編(2)
image ハイエンドクラスのビデオカードは、主に3Dグラフィックス速度を重視するヘビーPCゲーマーをはじめとした上級者をターゲットとした製品だ。こうした製品の性格上、ミドルレンジの製品とは同じビデオカードでありながらも、製品の価格帯や速度以外の性能(消費電力や発熱・動作音など)といった点においてかなり様相が異なる。具体的には、先ほど紹介した速度以外の性能の優先度が非常に低くなっており、ユーザーにとって扱いが難しい製品となっている。言い換えれば「人を選ぶ」製品なのだ。

 そうした点がよく現われているのが、消費電力の大きさと電源端子の数だ。ミドルレンジまでのビデオカードは、製品が扱いにくくなることを避けるために消費電力の増大はある程度までに抑制されているが、ハイエンドクラスではこうした制限がない。今回紹介するRadeon HD 2900 XT搭載カードなどは、電源ユニットからの補助電源コネクタとして、6ピン(75Wまでの供給が可能)と8ピン(150Wまで)の2基を搭載。最低でも両方に6ピン端子を接続しないと動作しない。つまり動作条件として電源から150Wの供給が必要となる。こうした設計が許容されるのが、ハイエンドクラスの製品なのである。

 またこのクラスでは、NVIDIA SLIやATI CrossFireといったマルチビデオカード(複数のビデオカードに描画処理を分担させ、速度を向上させる)への対応も当然のものとなっている。さらにカードクーラー(とカードの外観)もミドルレンジまでとはさま変わりしている。カード全体を覆い、さらに拡張スロット2個分の幅を持つものが一般化している。また、動作に伴い出る熱をブラケットから直接ケース外へ排出する構造となっているなど、独特の工夫が多い。

 今回はこうしたハイエンドクラスの最新モデル(実際には4月の登場なので半年程度経過しているが)として、AMD Radeon HD 2900 XT 512MB版のカードを用意。対抗する定番製品としては、性能・価格が近いNVIDIA GeForce 8800 GTS 640MB版を用意し、対決を行なってみたい。
imageハイエンドクラスのGPUは、チップ自体も巨大。8800 GTSチップのパッケージは、1辺が4cm以上もある(中の四角い部分)
imageこちらはRadeon HD 2900 XTのチップ。パッケージの大きさは8800と同程度だが、中央のダイ(半導体本体)が1辺2cm以上と非常に大きい
売れ筋製品の傾向はこれだ!
消費電力の増大
image性能重視の現われがこの電源コネクタ。Radeon 2900 XTは、この2個を両方とも接続しないと動作しない
SLI/CrossFire対応も当たり前に
imageミドルレンジでもマルチビデオカードに対応する製品は多いが、多くのユーザーがハイエンドクラスで組んでいるのが実情だ
クーラーは2スロット占有タイプに
image搭載クーラーは2スロット占有が当たり前。隣接スロットは使用不可となるが、それを前提とした運用が求められる
定番
ASUSTeK
EN8800GTS/HTDP/640M/A
実売価格:59,000円前後
image
推薦人:目黒廣道
image
ゲームならNVIDIA、HTPCならAMD(ATI)の両刀使い。でも本当はMatrox好き
ポイント1 バランスに優れたハイエンドGPU搭載
ポイント2 クーラーの静音性には定評アリ
NVIDIAのDirectX 10対応GPUであるGeForce 8800 GTSを搭載したハイエンドビデオカード。この上にはGeForce 8800 GTXやGeForce 8800 UltraといったさらなるハイエンドGPU搭載製品が存在するが、そういった製品はかなり高価であり、コストパフォーマンスを考えると、本製品はバランスの取れたハイエンドビデオカードと言える。また、ASUSTeK独自の機能を搭載していることも特徴だ。ゲームのプレイ画面をリアルタイムで配信できる「GameLiveShow」や、ゲーム画面を録画できる「GameReplay」などは、ゲーマーにはうれしい機能だ。
image出力端子はデュアルDVI-IとHDTV対応のテレビ出力。DVIはHDCP対応なので、Blu-ray Videoなども再生可能
imageハイエンド製品だけに、付属品も豪華。「GTI Racing」や「Tom Clancy's Ghost Recon Advanced Warfighter」などが付属
Specification
GPU:NVIDIA GeForce 8800 GTS
コアクロック:500MHz
ビデオメモリ:GDDR3 640MB
メモリクロック:1.6GHz
メモリバス幅:320bit
インターフェース:PCI Express x16
出力インターフェース:DVI-I×2、S-VIDEO
変換コネクタ:DVI-Sub 15ピン、S-VIDEO-コンポーネント、S-VIDEO-VIDEO
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
最新
PowerColor
HD2900XT-D2V-P512D3
実売価格:56,000円前後
image
推薦人:橋本新義
image
10年来のAMD(ATI)派。ハイエンドはちょっとクセのあるものを好む
ポイント1 Radeonシリーズ最高の描画速度
ポイント2 付属の変換アダプタでHDMI出力に対応
ATI製GPUのラインナップ中で最高速を誇る、Radeon HD 2900 XTを搭載するカード。同時にRadeonシリーズでは初のDirectX 10対応製品でもある。カードクーラーは2スロット占有タイプで、強力な冷却能力を発揮する。メモリは高速なGDDR3タイプを512MB搭載するため、扱うデータ量の多い高解像度でのゲームプレイも快適に行なえる。付属のDVI-HDMI変換アダプタを使うことで、ハイエンドクラスのカードとしてはめずらしいHDMI出力にも対応。GPU内蔵のオーディオ機能により、カードへの音声ケーブルの接続なしで、映像と音声をHDMIで出力できる。
image出力端子はデュアルリンク対応DVI-I×2基とコンポーネントビデオ対応のビデオ出力。HDMI出力にもアダプタで対応する
image付属CDはDVD再生ソフトとドライバだけだが、「Half-Life 2: Episode Two」などのゲームの無料ダウンロード権が付属する
Specification
GPU:ATI Radeon HD 2900 XT
コアクロック:740MHz
ビデオメモリ:GDDR3 512MB
メモリクロック:1.65GHz
メモリバス幅:512bit
インターフェース:PCI Express x16
出力インターフェース:DVI-I×2、S-VIDEO
変換コネクタ:DVI-Sub 15ピン、DVI-HDMI、S-VIDEO-コンポーネント
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク)
URL:http://www.powercolor.com/jp/
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