その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:橋本新義 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
速くてアツイ勝負を制すのは? | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ハイエンドクラスのビデオカードは、主に3Dグラフィックス速度を重視するヘビーPCゲーマーをはじめとした上級者をターゲットとした製品だ。こうした製品の性格上、ミドルレンジの製品とは同じビデオカードでありながらも、製品の価格帯や速度以外の性能(消費電力や発熱・動作音など)といった点においてかなり様相が異なる。具体的には、先ほど紹介した速度以外の性能の優先度が非常に低くなっており、ユーザーにとって扱いが難しい製品となっている。言い換えれば「人を選ぶ」製品なのだ。 そうした点がよく現われているのが、消費電力の大きさと電源端子の数だ。ミドルレンジまでのビデオカードは、製品が扱いにくくなることを避けるために消費電力の増大はある程度までに抑制されているが、ハイエンドクラスではこうした制限がない。今回紹介するRadeon HD 2900 XT搭載カードなどは、電源ユニットからの補助電源コネクタとして、6ピン(75Wまでの供給が可能)と8ピン(150Wまで)の2基を搭載。最低でも両方に6ピン端子を接続しないと動作しない。つまり動作条件として電源から150Wの供給が必要となる。こうした設計が許容されるのが、ハイエンドクラスの製品なのである。 またこのクラスでは、NVIDIA SLIやATI CrossFireといったマルチビデオカード(複数のビデオカードに描画処理を分担させ、速度を向上させる)への対応も当然のものとなっている。さらにカードクーラー(とカードの外観)もミドルレンジまでとはさま変わりしている。カード全体を覆い、さらに拡張スロット2個分の幅を持つものが一般化している。また、動作に伴い出る熱をブラケットから直接ケース外へ排出する構造となっているなど、独特の工夫が多い。 今回はこうしたハイエンドクラスの最新モデル(実際には4月の登場なので半年程度経過しているが)として、AMD Radeon HD 2900 XT 512MB版のカードを用意。対抗する定番製品としては、性能・価格が近いNVIDIA GeForce 8800 GTS 640MB版を用意し、対決を行なってみたい。 |
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ハイエンドクラスのGPUは、チップ自体も巨大。8800 GTSチップのパッケージは、1辺が4cm以上もある(中の四角い部分) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
こちらはRadeon HD 2900 XTのチップ。パッケージの大きさは8800と同程度だが、中央のダイ(半導体本体)が1辺2cm以上と非常に大きい | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
売れ筋製品の傾向はこれだ! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
消費電力の増大 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性能重視の現われがこの電源コネクタ。Radeon 2900 XTは、この2個を両方とも接続しないと動作しない | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SLI/CrossFire対応も当たり前に | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ミドルレンジでもマルチビデオカードに対応する製品は多いが、多くのユーザーがハイエンドクラスで組んでいるのが実情だ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クーラーは2スロット占有タイプに | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
搭載クーラーは2スロット占有が当たり前。隣接スロットは使用不可となるが、それを前提とした運用が求められる | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
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発売日:2015/06/29
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発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
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販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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