その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:鈴木雅暢 | |||||||||||||||||||||||||||||
単純な数値性能では決まらない! | |||||||||||||||||||||||||||||
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世界的な不況が伝えられる中でも自作市場の活気は依然として失われていない。次々と新技術が投入され、矢継ぎ早に新製品が登場してくるという状況ではないものの、その分各パーツとも技術的に成熟が進んでおり、パーツ価格も緩やかな低下傾向にある。最新情報に振り回されずじっくりと落ち着いて取り組める状況になっており、これからPC自作に取り組もうという方には都合のよい機会と言えるのではないだろうか。本特集では、これからPC自作に挑戦してみようという方、あるいは久々にPCを自作するので状況を整理したいという方向けに、各種PCパーツの基本やトレンドをまとめつつ、選び方のポイント、組み立て手順、設定などを整理していく。 | |||||||||||||||||||||||||||||
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なぜPCを自作するのか。その動機としてまず第一に挙げられるのは、やはり自分に最適な自分だけのPCが作れることにあるだろう。すべての構成パーツを自分で選べるため、自分の必要とする用途や予算に応じてパーツを自由に選択できる。自分にとって優先度の高いパーツだけを強化し、代わりに優先度の低いパーツのコストを下げることで全体のコストを上げずに満足感の高いPCを作ることができる。 たとえば、地デジ録画をストレスなく楽しむには、とにかくたっぷりとHDD容量が欲しい。しかし、大容量のHDDを搭載したメーカー製PCは上位モデルとされる傾向にあり、CPUやビデオカードも高性能でよけいなコストが上乗せされてしまったりと、なかなか思いどおりの製品を見付けるのは難しい。その点、自作PCなら、HDD容量が欲しいなら3TBだろうが6TBだろうが、好きなだけ搭載できるし、かかるコストも純粋にHDDの市場価格だけですむためムダがない。また、静音性にこだわったり、色や形など、ビジュアル面の統一感など、性能や機能以外の部分まで自分の好きなように構成できるのも、自作ならではの楽しみと言える。 PC自作が行なわれるようになった初期の頃は「高性能なPCをできるだけ安く手に入れるため」、あるいは「できるだけ安くPCを作るため」といった動機が強かったように思う。しかし、今ではどうだろうか。今では単純に価格の安さ、価格あたりの性能という面だけから言えば、世界規模で部品調達を行なえる大手メーカーの製品のほうが安いこともめずらしくないだろう。しかし、その性質上、どうしてもステレオタイプなマシン構成になるのは避けられない。逆に、自作PCならではの個性を反映した構成なら、まだまだコスト面でのメリットも失われていないと言える。 アップグレードのしやすさも大きい。メーカーの独自仕様などを含まない汎用的なパーツで構成されている自作PCなら、簡単にパーツ単位で追加したり、交換したりできる。PCを使いこなしていくうちに要求する性能の水準が上がってきたり、新しい機能を追加したりしたくなることは少なくないだけに、大きな魅力と言えるだろう。 |
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初心者でも知っておきたいPCトレンド | |||||||||||||||||||||||||||||
Core i7とPhenom II 定番のCore 2 Quad/Core 2 Duoに加え、高性能なCore i7、Phenom IIが登場。省電力に秀でたAtomなども含めてCPUの選択肢が多様化している |
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品質重視の設計 PCが生活に欠かせない存在になりつつあることの現われか、マザーボードや電源ユニットなどの基幹パーツでは品質面が重要な要素として注目されるように |
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メモリ、HDDの大容量化 メモリやHDDが低価格化し、大容量の搭載もとくに贅沢なことではなくなった。このような基本パーツが特別な差別点とはなり得なくなっている |
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SSDの定着 データストレージとしてフラッシュメモリを記録媒体とするSSDが台頭。HDDの代替、あるいはHDDと併用する新しい基本パーツとしての地位を確立した |
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省電力志向 PCの基本性能の向上に伴い、より高い性能を求めるのではなく、静音化や小型化といった別のベクトルのニーズが発生し、定着しつつある |
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PCケースの進化 静音化のためにPCシステム全体で冷却の効率化に取り組む考え方が定着。密閉型、天面排気などトレンドを取り入れた個性豊かな製品が多数登場してきている |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
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発売日:2015/06/29
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発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
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販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
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発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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