その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:長畑利博 | |||||||||||||||||||||||||
すべてのパーツを決めた後にじっくり選びたいPCケース | |||||||||||||||||||||||||
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しかし、ほかのPCパーツが進化を続けているように、PCケースも進化している。CPUやビデオカードの性能が上昇するにつれ、発熱・騒音も増大し、冷却能力を重視したケースや、静音性を重視したケースが数多く発売された。 現在は、電源付きで6,000円前後と安価なモデルから、本体だけで10万円近い“超”高価なモデルまで、数多くの特徴的な製品が市場にあふれている。この中から初心者にオススメするケースとなると「組み立て時に内部へアクセスしやすく、そして冷却機構が充実し、静音性にも気を配ったスタンダードなATX対応のミドルタワーケース」と言い切ってしまってもよい。その上で、ケース選びで重視したいポイントは、長く使い続けても飽きが来ないデザインだろう。常に目にする分、見た目にもこだわって長く使えるものを選びたい。 静音性を重視したケースの冷却性能を向上させたり、冷却性を重視したケースを静音化したりといったようなカスタマイズを試行錯誤することも自作をする上での醍醐味の一つだ。 ここではトレンドを踏まえてケース選びで注意すべきポイントを重点的に紹介しよう。 |
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ケースを選ぶときに重要なのが、どのような用途のPCを作るのかを明確にすることだ。たとえば、最新の3Dゲームや動画のエンコードのようなPCに高い負荷がかかる用途がメインであれば、選ぶべきCPUやビデオカードは発熱の大きなものとなる。これらを安定して動作させるには、効率よく風の当たる、前面に複数ファンを搭載し、天板や側面に大型ファンを装備するケースが効果的だ。 次に音楽やBlu-ray Disc/DVDの再生などが主な用途で、静かな環境でこれらを楽しみたいという場合は、内部パーツの音が外に漏れないよう、静音性を重視した構成のケースを選ぼう。吸音/防振材を側面やシャーシに装備した製品や、シャドーベイなどに共振防止用のシリコンゴムが取り付けられているものがオススメだ。ただし、ファンが1基しか付いていないケースは静かな半面、熱がこもりやすく、発熱に対して冷却が間に合わない場合があるので、搭載パーツ選びにも注意したい。 |
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大型ファン+多数のファンで強力冷却 フロントファンの風が直接HDDに当たる製品がオススメ。最近ではケース内部のマザーボードをほぼフォローするほどの大きさとなる20cmオーバーの大型ファンを付けることで拡張カードやチップセットなども直接冷却可能な製品が販売されている |
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細かなギミックの積み重ねで静音化 静音重視のケースではシリコンゴムを各所に用いるといった対策だけでなく、本体を構成するシャーシやサイドパネルなどの材質を厚くしたりすることで剛性を高めて共振を防ぐものが多い |
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最近のPCケースはマザーボードベースの裏に電源ケーブルなどを配線できる機構を搭載している。裏側を利用することでCPUクーラーや拡張カードなどに電源ケーブルが干渉せず、拡張カードやHDDの増設、メンテナンスなどを楽に行なうことができる。また、ATX対応ケースは大きいため、設置する場所を選ぶが、コンパクトなmicroATX対応ケースは、設置に関する問題が少ない。しかし、サイズが小さい分、配線が難しかったり、拡張性があまりなかったりするので、購入を検討する際は、こういった問題があることを理解しておこう。 配線のしやすさ、ケースの奥行き、取り付け可能なCPUクーラーの高さなどが奥行き注意すべき点がいくつかある。取り付け予定のパーツの大きさを考慮しつつ慎重に選ぼう。ケースを調べていくと、小型のケースが目にとどまるだろう。これらはmicroATX/Mini-ITX対応ケースと呼ばれるものが多く、小型のため、設置場所にこだわらなくてよいのがウリの一つだ。しかし、注意すべき点が多く、小型の半面、配線の難しさ、拡張性のなさ、取り付け可能なCPUクーラーが限られているなど、初心者向きとは言い難い。初めての購入時にはメンテナンス性や拡張性も重視しよう。 | |||||||||||||||||||||||||
ケーブルを整理しよう マザーボードベースの裏側に電源ケーブルを這わすことができる機構を持つ製品もある。配線を整理しておくことで、拡張カードの交換などが行ないやすく、エアフローも良好だ |
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場所をあまり選ばない小型ケース microATXは一般的なATXに比べて一回り以上コンパクトなのが特徴。一口に小型と言ってもサイズは大小さまざまで選ぶ際には注意したい |
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Antec | |||||||||||||||||||||||||
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実売価格:14,000円前後 | |||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:03-5812-5820(リンクスインターナショナル) URL:http://www.antec.com/world/jp/ |
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静音ケースの決定版 2006年の登場から高い支持を得ている人気の静音ケース。剛性の高いシャーシや遮音性を強化したサイドパネル、またHDDの交換がフロント側から行なえるギミックなど、メンテナンスのしやすさも特徴。 |
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カラー:ブラック&シルバー、ホワイト、ブラック ベイ:5インチ×3、3.5インチ×1、シャドー×4(HDDサスペンションマウント使用時×3) 標準搭載ファン:12cm角×1(背面) 追加搭載可能ファン:9cm角×2(前面) サイズ(W×D×H):205×468×430mm 重量:9.2k |
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CoolerMaster | |||||||||||||||||||||||||
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実売価格:25,000円前後 | |||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:support@coolermaster.co.jp(クーラーマスター) URL:http://www.coolermaster.co.jp/ |
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巨大ファン3基による強力冷却 前面、側面、天板部に装備された巨大な23cmファンが特徴。この大型ファンにより、ケース内のマザーボードやビデオカードなど、あらゆるパーツを効果的に冷却できる。ハイエンドパーツと組み合わせても安心だ。 |
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カラー:ブラック ベイ:5インチ×6(5→3.5インチ変換アダプタ×1付属)、シャドー×5 標準搭載ファン:23cm×1(前面)、14cm角×1(背面)、23cm×1(天板)、23cm×1(側面) 追加搭載可能ファン:12cm角×3(天板、23cmファンと排他)、12cm角×4(側面、23cmファンと排他) サイズ(W×D×H):243×564×560mm 重量:15.4kg |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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