第1部 PCパーツを選ぶ 3/11 | この春始めるPC自作

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第3部見れば納得!! PC自作実践講座 1/6

第3部見れば納得!! PC自作実践講座 2/6

第3部見れば納得!! PC自作実践講座 3/6

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第3部見れば納得!! PC自作実践講座 5/6

第3部見れば納得!! PC自作実践講座 6/6

第4部 PCを快適に使うためのOSインストール前後の設定 1/5

第4部 PCを快適に使うためのOSインストール前後の設定 2/5

第4部 PCを快適に使うためのOSインストール前後の設定 3/5

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自作PCのチェック・管理に役立つツール

PC自作トラブルシューティング 1/2

PC自作トラブルシューティング 2/2

その他の特集（2011年）

激突！Bulldozer vs. Sandy Bridge

震撼性能！　Sandy Bridgeに死角なし!!

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第1部 PCパーツを選ぶ

TEXT：宮崎真一

ポイント1 フォームファクター

　マザーボードの大きさは、フォームファクターと呼ばれる規格で定められている。拡張性で優れるATX、それよりもコンパクトなmicroATX、さらに小ささ追求したMini-ITXもある。コンパクトなマシンを自作するのであれば、microATX以下のマザーボードを選べばよい。

ATXとmicroATXのそれぞれのマザーボードを横に並べて比較してみた。microATXは拡張スロット3本分小さくなっており、コンパクト。もし、拡張性を重視するなら、ATXフォームファクターのマザーボードを選びたい

ポイント2 バックパネルインターフェース

　バックパネルインターフェースは製品によって大きく異なる。USB機器を多く使いたいのなら、USB 2.0ポートが多いものがよいだろう。また、外付けHDD接続用のeSATAポートを備えるマザーボードもある。用途を考えた上で必要なインターフェースを吟味したい。

2万円以上するようなマザーボードには、バックパネルインターフェースが充実したモデルが多い。また、写真のようにオーディオ端子に光出力を備えた製品も見られ、音質重視のユーザーなら検討価値アリだ

ポイント3 拡張スロット構成

　こだわりの機能を得るために欠かせない拡張スロット。PCI Express x1スロットやPCIスロットなど、搭載カードに合った構成を選びたい。また、搭載するビデオカードが2スロット占有タイプの場合は、隣接するスロットが使えなくなるので、必要なスロットがふさがらないよう、よく確認を。

PCI Express x1スロットやPCIスロットにサウンドカードやテレビキャプチャカードなどを増設するつもりなら、使用する拡張スロットの本数やレイアウト上の構成について、しっかり確認しておきたい

ポイント4 内蔵グラフィックス機能

　グラフィックス機能をチップセットに内蔵するマザーボードでは、そのグラフィックス性能と動画再生支援機能の有無についても気にかけたい。とくに動画再生支援機能は、性能の低いCPUでもHDコンテンツをスムーズに再生できるので、PCでBDなどの動画を鑑賞するつもりがあるなら、ぜひ同機能をサポートしたマザーを選びたい。

CyberLinkのPowerDVD 9では、ハードウェアアクセラレーション機能を有効化することで、対応チップセットでの動画再生支援機能が使えるようになる

性能、信頼性、扱いやすさ、三拍子揃ったオススメマザーボード

スタンダードタイプ

ASUSTeK

P5Q PRO Turbo

実売価格：19,000円前後

問い合わせ先：news@unitycorp.co.jp（ユニティ）
URL：http://www.asus.co.jp/

Intel P45+ICH10R

LGA775

ATX

RAID 0/1/0+1/5

オーバークロック機能の豊富なP45マザーボード
P45搭載マザーボードの定番中の定番、ASUSTeK P5Qシリーズのオーバークロック機能強化モデル。拡張スロット、インターフェース、電源回路など、いずれも過不足ない仕様で、大変扱いやすい。無難な構成のマシンを作り、慣れてきたらオーバークロックに挑戦するなど、末永く使える1枚だ。

対応CPU：C2D/Quad/XE、Pentium DC、Celeron
メモリスロット：PC2-10400 DDR2 SDRAM×4（最大16GB）
ディスプレイ：－
グラフィックス機能：－
拡張スロット：PCI Express 2.0 x16×2（x16/－またはx8/x8で動作）、PCI Express x1×3、PCI×2
インターフェース：Serial ATA 2.5×7、eSATA×1、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×6
LAN：1000BASE-T×1

スタンダードタイプ

MSI

790FX-GD70

実売価格：23,000円前後

問い合わせ先：web@msi-computer.co.jp（エムエスアイコンピュータージャパン）
URL：http://www.msi-computer.co.jp/

AMD 790FX+SB750

Socket AM3

ATX

RAID 0/1/0+1/5

DrMOSを搭載したAM3対応ハイエンドモデル
CPU用電源回路のVRMに、電力効率の高いDrMOSチップを実装。VRMの発熱が低減され、オーバークロックにも効果を発揮する。メモリスロットはDDR3で、CPUソケット形状はSocket AM3。基板上に装備したダイヤルを回すことで、ベースクロックの調整を行なえるOC Dial機能を搭載している。

対応CPU：Phenom II
メモリスロット：PC3-17000 DDR3 SDRAM×4（最大16GB）
ディスプレイ：－
グラフィックス機能：－
拡張スロット：PCI Express 2.0 x16×4（x16/－/x16/－またはx8/x8/x8/x8で動作）、PCI Express x1×1、PCI×2
インターフェース：Serial ATA 2.5×8、eSATA×1（1基のUSB 2.0ポートと排他利用）、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×8
LAN：1000BASE-T×2

グラフィックス機能搭載

GIGABYTE

GA-EG45M-UD2H(rev. 1.0)

実売価格：15,000円前後

問い合わせ先：03-5812-5820（リンクスインターナショナル）
URL：http://club.gigabyte.co.jp/

Intel G45+ICH10R

LGA775

microATX

RAID 0/1/0+1/5

品質と信頼性を高めたG45搭載microATXマザー
グラフィックス機能を搭載したIntel G45チップセットを採用したmicroATXマザー。基板に2オンス銅箔層と呼ばれる電源層を実装することで、発熱の低減を実現する独自品質規格のUltra Durable3に準拠。さらに、グラフィックス出力端子には、Dsub 15ピンとDVI-Dのほか、HDMIも装備する。

対応CPU：C2D/Quad/XE、Pentium DC、Celeron
メモリスロット：PC2-8500 DDR2 SDRAM×4（最大16GB）
ディスプレイ：Dsub 15ピン×1、DVI-D×1、HDMI×1
グラフィックス機能：GMA X4500HD
拡張スロット：PCI Express 2.0 x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2
インターフェース：Serial ATA 2.5×5、eSATA×1、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×6
LAN：1000BASE-T×1

グラフィックス機能搭載

ASUSTeK

P5N7A-VM

実売価格：14,000円前後

問い合わせ先：news@unitycorp.co.jp（ユニティ）
URL：http://www.asus.co.jp/

NVIDIA GeForce 9300

LGA775

microATX

RAID 0/1/0+1/5

動画再生支援機能に対応 DisplayPortも標準装備
ローエンドビデオカードを凌駕するというグラフィックス性能の高さがウリのNVIDIA製チップセット搭載製品。動画再生支援機能のPureVideo HDに対応しているのも魅力の一つ。さらに、映像出力端子には、HDMIだけでなく、最新規格のDisplayPortまで備えているのが非常にユニークだ。

対応CPU：C2D/Quad/XE、Pentium D、Celeron
メモリスロット：PC2-6400 DDR2 SDRAM×4（最大16GB）
ディスプレイ：Dsub 15ピン×1、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1
グラフィックス機能：GeForce 9300内蔵
拡張スロット：PCI Express 2.0 x16×1、PCI Express 2.0 x1×1、PCI×2
インターフェース：Serial ATA 2.5×5、eSATA×1、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×6
LAN：1000BASE-T×1

グラフィックス機能搭載

GIGABYTE

GA-MA790GP-UD4H(rev. 1.0)

実売価格：18,000円前後

問い合わせ先：03-5812-5820（リンクスインターナショナル）
URL：http://club.gigabyte.co.jp/

AMD 790GX+SB750

Socket AM2

ATX

RAID 0/1/0+1/5

128MBのLFBを実装し拡張性も確保した1枚
Socket AM3用のPhenom IIも使えるAMD 790GX搭載Socket AM2マザー。DDR3-1333のLFB（128MB）を実装しており、グラフィックス性能は折り紙付き。動画再生支援機能にも対応。また、2本のPCI Express 2.0 x16スロットを使って、CrossFireXを構成することもできる。

対応CPU：Phenom II、Phenom、Athlon、Sempron
メモリスロット：PC2-9600 DDR2 SDRAM×4（最大16GB）
ディスプレイ：Dsub 15ピン×1、DVI-D×1、HDMI×1
グラフィックス機能：Radeon HD 3300
拡張スロット：PCI Express 2.0 x16×1、PCI Express 2.0 x8（x16形状）×1、PCI Express x1×3、PCI×2
インターフェース：Serial ATA 2.5×6、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×4
LAN：1000BASE-T×1

ハイエンドタイプ

MSI

X58 Pro

実売価格：22,000円前後

問い合わせ先：web@msi-computer.co.jp（エムエスアイコンピュータージャパン）
URL：http://www.msi-computer.co.jp/

Intel X58+ICH10R

LGA1366

ATX

RAID 0/1/0+1/5

2万円台前半を実現したX58搭載廉価モデル
ハイエンドチップセットのX58を搭載したCore i7対応の廉価マザーボードで、2万円台前半という価格が魅力。DrMOSを搭載するほか、GreenPower Center機能によりVRMのフェーズ数を動的に制御して、省電力化を実現可能。なお、マルチGPU環境はCrossFireXのみのサポートで、SLIは利用できない。

対応CPU：Core i7
メモリスロット：PC3-10600 DDR3 SDRAM×6（最大24GB）
ディスプレイ：－
グラフィックス機能：－
拡張スロット：PCI Express 2.0 x16×2、PCI Express 2.0 x4（x16形状）×1、PCI Express x1×2、PCI×2
インターフェース：Serial ATA 2.5×7、eSATA×1、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×6
LAN：1000BASE-T×1

【省略記号】
C2D：Core 2 Duo、C2Quad：Core 2 Quad、C2XE：Core 2 Extreme、Pentium DC：Pentium Dual-Core