その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:高橋敏也 | |||||||||||||||
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「完成したマシンを起動しようとしたとき、ようやくキーボードとマウスの買い忘れに気が付いた」。決して笑い話ではなく、パーツや周辺機器の買い忘れという失敗は意外と多い。だからこそパーツ購入時には、そのチェックリストを作成しておいたほうがよいのである。パーツ選びの際に作成するリストが、買い忘れのチェックリストとなるわけだ。 しかし、それでも忘れるのが人間のおもしろいところである。とくに注意したいのが、小物パーツである。たとえば本体ケース内部の配線をきれいに仕上げようと、電源やSerial ATAのL字形ケーブルを買おうと思っていて、すっかり忘れてしまったり。2.5インチHDDサイズのSSDを買ったはよいが、3.5インチベイに取り付け可能にするマウンタを買い忘れたり……。 ショップへ行くなら買い物が終わったところで喫茶店にでも入って休憩し、同時に忘れ物をチェックしたい。購入したパーツを頭の中で組み立てて手順をシミュレーション、忘れ物がないかチェックするというのもよいアイディアである。 |
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SSD時代の重要アイテム 2.5インチベイを搭載するケースはまだ少数派であるため、SSDを搭載するなら3.5インチ変換アダプタは必須。買い忘れて後日再び買いに行くはめにならないよう、必要な小物をよく確認しよう |
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さあ、パーツは揃った。早速組み立て作業に入りたい気持ちは分かるが、その前に重要なことが一つ、二つ残っている。まずやらなくてはならないのが、それぞれのパーツに付属するマニュアルやパッケージの記載を見ながら、付属品が揃っているかどうかのチェックだ。 本体ケースやマザーボードは、とくに付属品が多い。電源もケーブルが分離式になっているものは、大量にケーブルが付属している。たとえば本体ケースに付属するドライブ固定用のネジが不足していると、組み立てが中途半端になってしまうだろう。電源の主要ケーブルが足りなければ、組み立てを完了することすらできない。 すべてのパーツに関して付属品が揃っているかをチェックし、万が一足りないものがあったらすぐにショップへ問い合わせよう。そして問い合わせの際に必要になるのが、購入時のレシートや領収書である。 |
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付属品をすぐに確認 マザーやケース、電源などのパッケージには多くの付属品が含まれている。ネジが一つ足りないぐらいならなんとかなるが、プラグイン式の電源ケーブルが足りないと組み立て不能になることも |
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ごく一部のショップオリジナル製品を除き、自作パーツは同じものが、さまざまなショップで販売されている。このためショップは、ユーザーから問い合わせがあった際、自分のところで販売したものかどうかを、領収書やレシート、保証書の記入欄で確認しなくてはならない。逆に言えばユーザーは、パーツごとの領収書やレシートを、大切に保管しておかなくてはならないということだ。 実際、レシートをなくして初期不良への対応や、ショップ独自の保証を受けられなかったというトラブルは少なくない。ショップにしても他店が販売したパーツをサポートするわけにもいかないので、レシートなどの提示がないと困ってしまうのである。 なお、ショップで受け付けてもらえなかった場合でも、メーカー保証やメーカーによる有償修理などのサービスは受けられる可能性があるので、問い合わせをしてみよう。 |
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保証書はよく読んでおこう ショップによる保証の内容は、当然のことながら各ショップによってまちまち。また、製品カテゴリーによって保証日数が違うこともあるので、保証書にはきちんと目を通しておこう |
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付属品、レシートなどが揃っているのを確認したら、次は組み立ての一歩手前、各パーツの動作チェックである。パーツを買ってすぐに組み立てるというなら、この作業は組み立てと一緒に行なってもよいだろう。要するに、買ってきたパーツを寝かさず、とりあえず動作だけでも確認しておこうということだ。 とくに怖いのはHDDや光学ドライブに多いバルクパーツ(簡素なパッケージで販売されることが多く、メーカー保証が受けられない代わりに安価なのが特徴。ショップによる保証は受けられることが多い)の初期不良だ。バルクパーツの場合、条件の厳しいものでは「購入後1週間に限り、初期不良のみ交換」といった場合もある。基本的にバルクパーツはメーカー保証がなく、あったとしても期間が短いので注意が必要だ。 本格的な組み立て作業がかなり先になる場合は、パーツを本体ケースに組み込まず、とりあえず動作だけでも確認しておくべきだ。初期不良がないことだけは、なるべく早急に確認しておきたい。 |
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バラック状態で動作確認 一気に組み上げるだけの時間がない場合、ケースに入れずにむき出しのままマザーボードとCPU、メモリ、ビデオカードなどを接続し、電源をつないでBIOS画面の表示までを確認しておきたい |
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もしスペースがあるなら、パーツの箱はまとめて保管しておいたほうがよい。パーツを使っている間に故障した場合、ショップなりメーカーなりに送るときのことを考えてのことだ。また、初期不良で交換というときも、箱がないと困ったことになる。もっとも大きな本体ケースの箱に、そのほかのパーツの箱を入れてまとめておけばよいだろう。 また、やむなく箱を処分する際には、マニュアルやドライバディスクなどを、なるべくまとめて保管したい。OSの再インストールをしようとして、ドライバディスクが見当たらないというトラブルはよく耳にする。メーカーWebサイトからダウンロードできることも多いが、たとえば透明ポケットのファイルを1冊用意して、そこにマニュアル、ドライバのメディア、領収書(レシート)などをまてめて入れておけば便利である。 |
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箱やパッケージはなるべく保存しておく メーカー保証期間内は箱や付属品を保管しておこう。ATXケースの箱はかなり大きいので、その中にまとめてしまっておけるはず。たまに参照することのあるマニュアルは別にまとめておくとよい |
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