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低消費電力がキーワード 静音性と冷却能力を両立したマシン作り 2/2
基本の基本 まずはCPUを静音化 1/4
基本の基本 まずはCPUを静音化 2/4
基本の基本 まずはCPUを静音化 3/4
基本の基本 まずはCPUを静音化 4/4
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ビデオカード冷却はオリジナルクーラーがポイント 1/3
ビデオカード冷却はオリジナルクーラーがポイント 2/3
ビデオカード冷却はオリジナルクーラーがポイント 3/3
HDDを攻略して静音・冷却の達人に! 1/3
HDDを攻略して静音・冷却の達人に! 2/3
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ケース選びが静音マシンの方向性を決定する! 1/3
ケース選びが静音マシンの方向性を決定する! 2/3
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ますます重要度の高まるファンの使いこなしを極める 1/3
ますます重要度の高まるファンの使いこなしを極める 2/3
ますます重要度の高まるファンの使いこなしを極める 3/3
そのほかの静音冷却デバイス 1/2
そのほかの静音冷却デバイス 2/2
静音PC実践編 1/8
静音PC実践編 2/8
静音PC実践編 3/8
静音PC実践編 4/8
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静音×冷却×省電力、超バランスPCの最適解
静音PC実践編
TEXT:保坂陽一
STEP 2 気になる音漏れを低減させる
アイディアしだいで静音度アップ
 続いて、気になる音漏れ対策を考えてみよう。フルアルミケースにはよくあることだが、重量が軽いこともあり、共振などが発生しやすい傾向にある。今回のケースの場合、各部のパネルや、ドライブベイまわりのわずかな隙間が問題となっているようなので、これをうまく埋めて、防振性アップを図りたい。
 いわゆる防音シートなども用意してみたが、ケース構造が複雑なこともあって、肝心のドライブベイまわりには貼りにくい。そこで市販のテープを貼り込んでみることにした。家庭のドアなどには隙間風を防ぐための隙間テープと呼ばれるものも存在するが、ここで使用したのは「パーマセルテープ」と呼ばれる紙テープ。これはカメラ用品店などで販売されているもので、伸縮性、耐久性が高く、後ではがしてもベタ付かないという便利なテープである。もちろん、ほかにも代用できるものはいくらでもあると思われるので、身近なもので考えてみるとよいだろう。

 このテープをシワにならないようにドライブベイやケースの角に貼り込んでいく。サイドパネルなどが閉まらなくなるのではという心配はあったが、結果的にはやや固い程度で、理想的な密着感を出すことに成功。その防音効果は数値以上のものがあり、音量レベル以前に、内部から聞こえる音の高さが変わったように感じる。これは予想以上に満足度の高い効果が得られたので、もしケースから振動音のようなものが聞こえるというなら、試す価値アリだ。
image防音シートをコンパクトケースに貼るのはなかなか難しい。サイドパネルの接合部などにテープを貼り込むだけでも振動抑制効果は十分にある
imagebefore
いかに精密なアルミケースと言えど、ドライブパネルのベゼルやサイドパネルの接合部などにはわずかな隙間がある。これをなんとかしたい
imageafter
気になる隙間を埋めるように紙テープを貼り込んだ。フロントパネルもキチッとはめ込むことができて大成功だが、薄めのテープを選ぶ必要はある
動作音 37.5dB
CPU 35℃
チップセット 47℃
HDD 32℃
効果
途中経過
ビデオカードを増設すると?
 最近はオンボードグラフィックス機能搭載のmicroATXマザーボードでも、ビデオカード専用の拡張スロットを備えているのが普通だ。もちろん今回使用した780GマザーボードにもPCI Express x16スロットが用意されており、より強力なグラフィックス機能が欲しければ増設も可能である。

 780Gのオンボードグラフィックス機能(Radeon HD 3200)は、動画再生支援機能なども備えた優秀なものだが、最新の3Dゲームを快適に遊びたいと思えば、ビデオカードの増設が必要になる。増設することで、動作音や冷却にも変化が生じるのだが、ここで省電力というキーワードにも注目してみてもらいたい。今回の環境にエントリークラスのRadeon HD 3450ビデオカードを増設してみると、アイドル時でプラス約20W、高負荷時には50W以上の電力を使用することになった。こうなるとせっかくの省電力マシンも台無し。コストパフォーマンスばかりが注目されるグラフィックス機能内蔵チップセットだが、省電力面での価値ももっと認められるべきだろう。780Gチップセットを使うために、AMD CPUという選択は間違っていないはずだ。
imageエントリーレベルでも数十Wの電力を使用する最近のビデオカード。オンボードグラフィックス機能の範疇でPCを使う、という考えも必要だ
STEP 3 CPUクーラーを交換してみる
静音化の定番は周囲にも好影響
 ここまでの時点で、静音化としてはある程度納得している点はあるのだが、もう一歩突き詰めるために、CPUクーラーをリテールクーラーからサイズの「刀2クーラー」に交換してみることにした。Athlon X2のリテールクーラーはもともと低発熱なCPUとの組み合わせということもあって、十分静かではあるのだが、ファンの軸からわずかながら回転音が聞こえるのだ。

 刀2クーラーは大型だが、ビデオカードがないこともあり、なんとかマザーボードを取り外したりせずに装着。固定する向きはエアフローを考えて、横向きにしようと思ったが、リテンションの兼ね合いで、下から上へというファンの風向きとなった。もともとそれほどCPU温度が高くないこともあるので、ここではファンを取り外して、ファンレスCPUクーラーとしての性能もチェックしてみることにした。

 CPUクーラーにファンが付いていると、さすがに冷却効果は抜群。ファンの直前にあるチップセットにも冷却効果があるのか、わずかながらも温度低下が見られる。逆にファンなしの場合はエアフローが弱くなるようで、チップセットのみならずHDDにも影響が出ているようである。ファンレスCPUクーラーでも40℃というAthlon X2の低発熱は優秀ではあるが、わずか1、2dBのために、これだけのマイナスがあるのはおもしろくない。ここはバランスを考えて、ファンありの状態で完成とすることにした。
image静音性の高い、サイズの「刀2クーラー」。高さがあるので、スリムタワーケースなどには取り付けられないが、今回のようなミニタワーならOK
ファンあり
image
動作音 36.9dB
CPU 32℃
チップセット 45℃
HDD 32℃
効果
ファンなし
image
動作音 35.4dB
CPU 40℃
チップセット 48℃
HDD 33℃
効果 ×
最終結果
ムリなく超静音化!
 冷却・静音の両方の強化に成功したこともあるのだが、音漏れ低減を行なったことに伴い、ケース全体が引き締まり、マシンそのものが生まれ変わったかのような印象。ホコリの吸い込みも少なそうなので、これなら常時稼働の地デジ録画マシンとしてもメンテナンスが少なくてすみそうだ。

 また、冷却性能から考えるともっと上のCPUでも大丈夫だろうが、ここは省電力も考え、自信を持ってこのスペックでの長期運用を行ないたい。
image簡単な静音化ではあったが、それも省電力なパーツ構成あってのことだ
最終的に使用したパーツ
CPU:AMD Athlon X2 4850e(2.5GHz)
マザーボード:GIGABYTE GA-MA78GPM-DS2H(rev.1.0)
メモリ:Patriot PSD22G800KH(PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×2)
HDD:Western Digital WD Caviar Green WD10EACS(Serial ATA 2.5、非公開、1TB)×3
光学ドライブ:LG Electronies GGC-H20N
地デジキャプチャカード:バッファロー DT-H50/PCI
電源:サイズ CoRE PoWER 2 400W
ケース:アビー AS Enclosure 220HT
CPUクーラー:サイズ 刀2クーラー
交換用ファン:Xinruilian RDL1223SX×2
そのほか:パーマセル P-665
合計金額:約14万4,000円
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