その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:鈴木雅暢、橋本新義 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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普段はあまり意識することはないが、HDDはPCの中でも発熱が大きいパーツだ。しかも、実はモーターの中に封入されているグリスや基板に搭載されたコントローラチップなどは、温度が高くなるにつれ経年変化の速度が増す。つまり、熱がこもりやすい環境ではHDDの寿命が短くなるのだ。そこで重要なのが、HDDの冷却である。 最近のタワー型ケースでは、HDDの冷却方法として、ケースのフロントファンを利用するものが多い。そうした構造のケースではない場合でも、HDDの冷却の観点からすれば、積極的なエアフローを作るため、可能な限りケースのフロントファンは装着したい。 また、小型ケースやより高い冷却効果を望む場合は、HDD用の冷却アクセサリである、HDDクーラーを使うのがよい。今回は下に挙げたHDDクーラー2製品の温度を測定してみたが、ファン付き/ファンレスいずれのタイプも、それぞれ一定の効果が確認できている。HDDの寿命が気になるユーザーは、こうしたクーラーの利用がオススメだ。 |
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【検証環境】 CPU;AMD Phenom X4 9350e(2GHz) マザーボード:MSI K9A2 Platinum(AMD 790FX+SB600) メモリ:Corsair Memory DOMINATOR CM2X1024-8500C5D(PC2-8500 DDR2 SDRAM、CL=5、1GB×2) ビデオカード:ATI Radeon HD 3850リファレンスカード HDD:Western Digital WD Caviar Blue WD3200AAKS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、320GB) 電源:Seasonic M12 SS-700HM ケース:GIGABYTE POSEIDON 310 OS:Windows Vista Ultimate SP1 騒音測定距離:ケース前面から約10cm、暗騒音:36.6dB、室温:23℃ アイドル時:OS起動後25分後 高負荷時:PCMark05 Build120 HDD Test Suiteを25分ループした状態 |
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フロントケースファンの後ろに設置 冷却を考えると、HDDはケースファンの後ろに設けられたシャドーベイに装着するのが基本。FDD用のベイなどは避けたい |
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HDDクーラーを利用する より積極的な冷却が必要な場合は、単品のHDDクーラーを使う。5インチベイにHDDを装着できるという副次的メリットがある製品も存在する |
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近接するベイに設置しない HDD同士が密着すると熱がたまりやすくなる。ベイを一つ飛ばしで使いエアフローを確保するだけで冷却効率はかなり変わる |
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ケーブルの取り回しに注意する ケーブルはエアフローのジャマにならないようにまとめよう。地味ながら、HDDだけでなく内部パーツすべての冷却に効く |
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サイズ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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実売価格:1,500円前後 | ||||||||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:support@scythe.co.jp URL:http://www.scythe.co.jp/ |
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独自の構造でクラス最大の10cmファンを搭載 フレームと一体化させることで10cmファンの搭載を実現したHDDクーラー。基板面を集中的に冷却でき、耐久性の向上が期待できる。大口径ファンのため静音性も優秀だ。 |
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SPECIFICATION | ||||||||||||||||||||||||||||||
対応HDD:3.5インチ ファン回転数:1,000rpm |
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サイズ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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実売価格:2,000円前後 | ||||||||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:support@scythe.co.jp URL:http://www.scythe.co.jp/ |
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外気で直接冷やすファンレスHDDクーラー HDDを内部に格納し、5インチベイに装着するタイプのファンレスクーラー。静音化ボックス的な効果も期待できるが、冷却に特化した製品と考えるべきだろう。 |
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SPECIFICATION | ||||||||||||||||||||||||||||||
対応ベイ:5インチ 対応HDD:3.5インチ |
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究極の静音化への切り札と言える存在が、NAND型フラッシュメモリを利用したSSDだ。SSDは、データの読み書き操作の際にHDDのようなヘッドやモーターなどといった機械部品の駆動が不要。メモリセルにかける電圧を制御するだけですむ。そのためHDDに比べて静音性、省電力性に優れ、耐衝撃性、そしてランダムアクセスが高速というメリットもある。 SSD選びのポイントは、性能、容量、価格、チップタイプ(SLC/MLC)など。チップタイプは、フラッシュ1セルに1bitを記録するSLC(シングルレベルセル)と1セルに複数bitを記録するMLC(マルチレベルセル)がある。MLCのほうが低コストで大容量にしやすいメリットがあるが、1セルあたりの書き換え回数の制限はSLCの10万回程度に対し、1万回前後に制限される。また、MLCのほうが書き込み性能が劣る傾向もあるが、必ずしも「MLCだから遅い」、「SLCだから速い」というわけでもない。SLC、MLC、どちらであっても速度はメモリチップの差、コントローラチップの設計などの違いで大きく変わり、製品ごとの差が大きい。 SSDを名乗る激安の製品を見かけることがあるが、SSDだからといって高速であるとは限らない。10年前から存在していた8MBのUSBメモリだってSSDと言ってしまえばSSDである。激安価格と名前に躍らされて超低速製品を購入してしまわないよう公称スペックだけでもしっかりチェックしたい。 |
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SSDのネックが容量と価格。データ格納用に外付けHDDを離れたところに設置するなど、HDDとの併用でうまく解決策を見付けたい | ||||||||||||||||||||||||||||||
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Mtron | ||||||||||||||||||||||||||||||
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URL:http://www.mtron.net/ | ||||||||||||||||||||||||||||||
一気に身近になったハイパフォーマンスHDD 早くから幅広いラインナップで高速SSD製品を展開し、高級SSDブランドとしての地位を築いてきたMtronの高性能SSD。SSDが得意とするランダムアクセス(公称アクセスタイム0.1ms)はもちろん、公称値でリード100MB/s、ライト80MB/sとシーケンシャルアクセス性能も高速。7月に入って大幅な価格改定が行なわれ、以前の半額に近い価格で購入できるようになっている。 |
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SPECIFICATION | ||||||||||||||||||||||||||||||
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Super Talent Technology | ||||||||||||||||||||||||||||||
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URL:http://www.supertalent.com/ | ||||||||||||||||||||||||||||||
コストパフォーマンス抜群のMLCモデル MLCタイプのフラッシュメモリを採用することで大容量を実現、さらに水準以上の性能とリーズナブルな価格を両立している。公称スペックはリード120MB/s、ライト40MB/sとリードライトで差のある点が特徴。2.5インチHDDサイズの筐体を採用しており、インターフェースはSerial ATA 2.5(3Gbps)に対応する。同社のラインナップにはSLCタイプの「MasterDrive DX」シリーズも用意されている。 |
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SPECIFICATION | ||||||||||||||||||||||||||||||
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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