その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:橋本新義 | ||||||||||||||||
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軸受けとは、ファンを回転させるモーターの軸を支える構造を指す。 PC用ファンでは、小型の金属球で軸を支える「ボールベアリング」と、特殊なオイルなどの流体を使って軸を支える「流体軸受け」がよく使われる。さらに、磁力を用いて軸を浮上させて支える「磁気浮上型」を採用したファンもあり、それぞれで違う特徴を持つ。 |
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ボールベアリング(左)は安価で耐久性と信頼性に優れる。流体軸受け(中央)は静音性に優れ、比較的熱に強い。そして磁気浮上型(右)は、非常に高い耐久性と静音性を備えるが、ボールベアリングや流体軸受けよりもコストがかかるなど、それぞれに特徴がある | ||||||||||||||||
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ファンをより使いこなしたいときにオススメなのが、ファン用アクセサリだ。 冷却能力や静音性といった点で効果の大きなものとしては、口径変換アダプタが挙げられる。これは文字どおり、装着するファンの口径を変換するためのアイテムだ。より大口径のファンを使えることで、風量を稼ぎながら静音性も確保することができる。 また、ファン用フィルタもオススメアクセサリの一つ。フィルタを装着すると、ファンが取り込む空気の流量は減るため、風量(=冷却性能)は下がるものの、空気中に混入してくるホコリやチリの流入を低減できるので、長期的なファンの性能維持、PC全体の安定化に貢献するという、大きなメリットを生む。 ただし、実際に装着が可能か否かは、ケースによって左右されるため、購入前に確認が必要だ。 そのほか、一部のファンには電圧変換アダプタやファンコントローラが付属している。とくに前者を使い、通常12Vで動作するファンを5Vで動作させ、強制的に回転数を落とすことは、手軽かつ効果的な静音化テクニックとして定番化している。 ただし、4cm角や6cm角といった小口径のファンに使用すると、始動時にモーターのトルクが足りなくなり、ファンが回らなくなることがある点に注意。 このように、アクセサリを上手に使用することで、さらなる静音化や冷却効率の向上を図ることができるのだ。 |
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口径変換アダプタでより大口径のファンを使う 口径変換アダプタを利用すれば、より大口径のファンを使用することができる。ただし、場所やパーツによっては利用できないことがある点に注意 |
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フィルタを使ってホコリをシャットアウト! フィルタを使えば、本体内に流入するホコリを大幅に低減できる。PC本体を故障から守り、パーツの寿命を延ばせるが、冷却性能は若干落ちる |
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電圧変更で回転数を落とす 駆動電圧を12Vから5Vに下げ、ファンの回転数を強制的に低くすることで、静音性を大幅に向上させることができる |
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アイネックス | ||||||||||||||||
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実売価格:1,000円前後 | ||||||||||||||||
問い合わせ先:042-467-7676 URL:http://www.ainex.jp/ |
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細かいチリも逃さない! 高密度タイプのファンフィルタ 12cm角ファンに対応する汎用フィルタ。高密度不織布により、細かなチリもシャットアウト。 |
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アイネックス | ||||||||||||||||
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実売価格:1,000円前後 | ||||||||||||||||
問い合わせ先:042-467-7676 URL:http://www.ainex.jp/ |
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不意のケガや故障を予防する隠れたベストセラー ファンが動作しているときに、指やケーブルなどが接触する事故を防止するためのファンガード。 |
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アイネックス | ||||||||||||||||
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実売価格:1,400円前後 | ||||||||||||||||
問い合わせ先:042-467-7676 URL:http://www.ainex.jp/ |
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8/9cm角ファン取り付け口に 12cm角ファンを装着可能に 12cm角ファン対応の口径変換アダプタ。内部の吸音シートにより、動作音の増大を防いでいるのも特徴。 |
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それでは実際にいくつかのファンを使用してベンチマークを行なってみよう。 今回はファンの性能の違いをシンプルに見るため、CPUクーラーとして使用したときの動作音と温度を測定した。具体的にはサイズの大型CPUクーラー「ANDY SAMURAI MASTER」のファンを交換し、Intel Core 2 Quad Q9450を冷却する際の温度と動作音を測定した。なお、電圧変更ケーブルが付属している製品は、12Vと5V両方でテストを行なっている。 結果からは、動作音と冷却性能の相関関係が見て取れる。それでも、低速回転の製品の静音性はどれもレベルが高く、現行モデルの高い実力を確認できる。 ただし、口径が小さいサイズ KAZE-JYU Slimと、山洋電気 F8-SSSはきびしい結果となった。とくにF8-SSSは、安全のためにCPU負荷テスト用ソフト「OCCT Perestroika 2.0.0a」で設定した100℃のリミッターを超えてしまい、強制的にシャットダウンしてしまったので、これ以上の温度は測定できなかった。 |
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【検証環境】 CPU:Core 2 Quad Q9450(2.66GHz) マザーボード:ASUSTeK P5K-E(Intel P35+ICH9R) メモリ:Patriot Memory PSD24G800KH(PC2-6400 DDR2 SDRAM、CL=5、2GB×2) ビデオカード:GIGABYTE GA-NX76T256D-RH(NVIDIA GeForce 7600 GT)、HDD:Western Digital Caviar Blue WD5000AAKS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB) 電源:岡谷エレクトロニクス 音無参號(定格出力400W) OS:Windows XP Professional SP2 騒音測定距離:ファンの軸上10cm、暗騒音:30dB以下、室温:23℃ ※リミッターによるシャットダウンで、100℃以上は測定不能 |
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発売日:2015/06/29
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発売日:2011/12/22
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