その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:目黒廣道 | ||||||||||||||||
Mini-ITXマシンをもっとエコにしてみる! | ||||||||||||||||
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最近のエコブームは、とどまるところを知らない。ちょっとやり過ぎの感もあるものの、エコであること自体はよいことだ。そしてこのところ、PCでもエコがブームの兆しを見せている。その中でも、ブレイクしそうなのがIntel Atomだ。 Intel Atom 230はTDP 4Wという、これまでの製品とは一線を画す超低消費電力CPUである。性能面では最新のデュアルコアCPUやクアッドコアCPUと比べると大幅に低いものではあるが、Webブラウジングやメールチェックといった、PCでもっとも利用されるであろうシーンでは必要十分な性能を持っている。何より低価格であることも魅力である。 そして、そのAtomを搭載したMini-ITXマザーボードの登場に合わせて、関連パーツが充実しつつあるのもタイムリーだ。とくにMini-ITX対応ケースの充実ぶりが目立っており、超小型のものから拡張性の高いもの、さらにはACアダプタ採用の完全ファンレスケースまで、選り取り見取りである。Mini-ITXマシンは省スペースで省電力。まさにエコなPCの模範と言えよう。 しかし、普通にMini-ITXパーツを組んだだけではおもしろくない。省スペースで省電力だからこそ、もっともっとエコにこだわってみようではないか。 そこで、ここではエコなAtomマシンを、さらにエコにするためにどうすればよいか、その方法を検討しよう。ベースとなる標準的な構成のMini-ITXマシンを用意し、中のパーツを変更することで、どのように消費電力や静音性が変化するかを見てみることにする。 |
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HDD 3.5インチHDDは高速で大容量かつ、低価格なのが魅力。半面、消費電力が大きく、動作音もやや気になるところ |
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ケースファン 標準で8cm角の薄型ファンを搭載。しかし、上記の構成中、もっとも大きな動作音源となってしまっているので、なんとかしたい |
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電源 特殊サイズで定格150Wの電源を搭載。Atomマザー用では余裕の出力だが、ファンの音がやや気になる。交換することができないのもネック |
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【検証内容】 動作音はWindows起動10分後のものを、本体正面から約5cmの場所に動作音計を設置して測定。アイドル時の消費電力はWindows起動13分から15分後までの最小値。高負荷時の消費電力は「OCCT Perestroika 2.0.0a」でCPU負荷を100%にし、同時に「FDBench」をループで起動し、約2GBのファイルを光学ドライブからHDDへコピーしているときの最大値。ケース内温度はケース内に温度計のセンサーを設置し、負荷テスト開始から10分後のものを測定。 【検証環境】 暗動作音:30dB以下、室温:約25℃ |
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Mini-ITXマシンで搭載CPUがAtom。となると、低消費電力化の鍵はマザーボード以外の部分だろう。とくに使用しているIn Winの「IW-BM639」は、Mini-ITXケースとしては拡張性の高いモデルで、標準構成では3.5インチHDDと5インチの光学ドライブを搭載した。これらは、一般的にデスクトップPC向けのパーツであり、それだけに高性能であることがメリットでもある。しかし、その分だけ消費電力も大きいはずだ。 そこで、まずはこれらのパーツを交換してみて、どれだけ消費電力が下がるのかをテストしてみることにする。 また、ファンを交換することで静音性の向上も図っている。はたして、どれほどの違いが出てくるのだろうか? |
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3.5インチHDDを、2.5インチの日立GST Travelstar 5K320 HTS543232L9A300 へ交換。消費電力はそれなりに下がり、ケース内のスペースも広くなった。ケース内温度もやや下がった | ||||||||||||||||
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ファンを静音タイプの山洋電気F8-SSS(1,000rpm、25mm厚)に交換。標準ファンは15mm厚だが、ギリギリで収納できた。動作音は減ったが、消費電力とケース内温度も上がってしまった | ||||||||||||||||
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静音ファンに交換したために落ちた冷却性能を回復すべく、スリムタイプの光学ドライブに交換して、内部スペースを拡大。すると、ケース内温度だけでなく、消費電力も大きく下がった | ||||||||||||||||
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