特集
Windows Vista β2 新機能ガイド
一般公開されたβ2でVistaに触れてみよう!
Windows Vistaの新機能をチェック 1/6
Windows Vistaの新機能をチェック 2/6
Windows Vistaの新機能をチェック 3/6
Windows Vistaの新機能をチェック 4/6
Windows Vistaの新機能をチェック 5/6
Windows Vistaの新機能をチェック 6/6
Vista対応 最新PCパーツカタログ
CPU&マザーボード 1/7
CPU&マザーボード 2/7
CPU&マザーボード 3/7
CPU&マザーボード 4/7
CPU&マザーボード 5/7
CPU&マザーボード 6/7
CPU&マザーボード 7/7
ビデオカード 1/4
ビデオカード 2/4
ビデオカード 3/4
ビデオカード 4/4
HDD 1/2
HDD 2/2
光学ドライブ 1/2
光学ドライブ 2/2
テレビキャプチャデバイス 1/2
テレビキャプチャデバイス 2/2
PCケース 1/3
PCケース 2/3
PCケース 3/3
電源 1/2
電源 2/2
Vistaマシン作成ガイド 1/5
Vistaマシン作成ガイド 2/5
Vistaマシン作成ガイド 3/5
Vistaマシン作成ガイド 4/5
Vistaマシン作成ガイド 5/5
Windows Vista Upgrade Advisor Beta
Vistaでのドライバインストール手順
その他の特集(2011年)
激突!Bulldozer vs. Sandy Bridge
達人に学ぶPCパーツ使いこなし術
超本命パーツ35傑
独占!PCパーツなんでもランキング
PCパーツセレクション300
Sandy Bridge 自作超大全
PC自作スタートアップ講座2011
Sandy Bridge再始動
“後乗せサクサク”アップグレード術
震撼性能! Sandy Bridgeに死角なし!!
PCパーツ100選2011
マザーボード100選2011
過去のその他の特集(2010年)
過去のその他の特集(2009年)
過去のその他の特集(2008年)
過去のその他の特集(2007年)
過去のその他の特集(2006年)
読者プレゼント
プレゼント申し込みへ
ユーザー登録からアンケートページへ進んでください。
CLUB IMPRESS会員登録
プレゼントの対象は「最新号購入者」のみとなります。
アンケートにお答え頂くにはCLUB IMPRESSへの登録が必要です
“Windows Vistaレディ”マシンを作る
Vista対応最新PCパーツカタログ
TEXT:長畑利博
電源
imageMicrosoftのWindows Vista対応PC認証プログラムである「Windows Vista Capable PC」には、電源に関する規定はない。
しかし、3Dグラフィックスを活用したWindows Aeroや、短時間でのサスペンドと復帰などにより、電源ユニットにも安定性や信頼性が求められるのは間違いないだろう。
ここでは、Windows Vista時代の電源の選び方について解説してみよう。
Windows Vistaから見る電源の方向性
 Windows Vista(以下Vista)に対応可能なPCについては「Windows Vista Capable PC」と呼ばれるロゴが貼り付けられている。しかし、このWindows Vista Capable PCの規定には、電源に関する項目はとくにない。それでも、Vistaに求められる機能を考えると、電源に関する必要条件も見えてくる。

 その一つが、3Dユーザーインターフェースである「Windows Aero」だ。このユーザーインターフェースではDirectX 9.0以降のグラフィックス機能が要求され、将来的にはDirectX 10以降のサポートも予定される。こうした点から見ると、ビデオカードへの電源供給能力、とくに+12Vの出力が大きい電源ユニットを選択しておくのがベターだろう。

 Vistaのラインナップの中核をなす「Home Premium」では、Media Center機能も搭載している。ホーム&リビングPCを意識した仕様となるため、静音性も重要なポイントとなる。

 また、S3モードから2秒以内に復帰することなど、サスペンドモードへの早期移行や復帰など、省電力機能も要チェックだ。電源の仕様からチェックすることができるパワーマネジメントの項目としては、「+5VSB」の数値がある。最低1.0A、推奨2.0A以上の出力が規定されているが、USB機器など外部デバイスを多用している場合は、この+5VSBの数値が大きいほうがよい。

 現在の電源トレンドは、Intel系チップセットの仕様変更やGPUの高性能化に合わせた形で変化している。だが、こうした方向性はVistaともマッチしていることが分かるだろう。
imageケーブルの取り外しが可能な「プラグイン方式」もトレンドの一つ。必要最小限のケーブルですむので、ケース内をすっきりさせることができる
imageファンの口径が大きければ大きいほど風量を稼げ、騒音も小さくできる。静音電源では12cm角以上の大口径ファンを採用したものが多い
電源の出力仕様をチェック
 ATX電源は電圧にすると+12V、+5V、+3.3V、-5V、-12V、+5VSBという合計6系統の出力があり、電源本体にはそれぞれの電圧についての情報が記載されている。ここではそれらについて簡単に解説してみよう。

 6系統のうちもっとも重要視されているのが「+12V」だ。各種ドライブやCPU、ビデオカードへの電力供給などさまざまな用途に利用されているため、ATX12V V2.2では安定して供給できるよう+12V1、+12V2という2系統で出力する形に変更された。

 +5Vはマザーボード上のICなどに利用される。-5Vと-12Vは過去のマザーボードで使われていた電圧で、現在の製品ではほとんど使われていないが、互換性を保つために一応搭載されているという程度。

 +5VSBは、PCがサスペンド状態のときにも電源ユニットから供給される電力で、最新のPCにとっては重要なポイントである。
image電源には必ず出力の仕様が明記されている。パッケージにも書かれている場合があるので、チェックしてみるとよいだろう
大容量電源を使う
 電源を交換しよう、と思ったときの動機としては、新しいマザーボードに搭載された新規格コネクタへの対応、パーツを増設したときに生じる容量不足への対応などが挙げられるだろう。

 最近のPCのトレンドの一つとなるのが、デュアルコアCPUの搭載、SLIやCrossFireといった複数枚のビデオカードを使った高性能化だ。

 とくに最新の高性能GPUでは、カード1枚あたりの消費電力が100Wを超えることもある。安定したSLIやCrossFire環境を実現するには、高出力かつ安定性が求められる。

 これらの用途に向いている電源のトレンドには、+12V系統を4系統持ち、用途に応じて1系統に統合可能な機能などがある。
Tough Power 750W   AS Power ER-2750B
image image
GUP-EG620J   Zippy-850PE
image image
出力の安定性を見ると、グロウアップジャパンのGUP-EG620Jが飛び抜けて高い。ThermaltakeのTough Power 750Wは高負荷時に、やや電圧が下がる傾向がある
image
image
ベンチマーク環境
CPU:Pentium D 820(2.80GHz)
マザーボード:ASUSTeK P5LD2 Deluxe(Intel 945P)
メモリ:Apacer AP-256/533II(PC2-4300 DDR2 SDRAM 256MB)×2
ビデオカード:AOpen Aeolus PCX6600-DV256H(GeForce 6600、256MB)
HDD:日立GST Deskstar 7K250 HDS722512VLSA80(Serial ATA、7,200rom、120GB)
OS:Windows XP Professional SP2

ベンチマーク方法
騒音:約15cmの距離でファンを正面に向けて騒音計で測定(暗騒音31.5dB)、消費電力:Windowsを起動して10分後のデータとPCMark05終了後のデータを抽出、出力安定性:PCMark05開始から終了までの電圧変化をSpeedFanで測定
大容量、高品質電源カタログ
大容量ながら静音性にも配慮
Thermaltake
Tough Power 750W
実売価格:30,000円前後
問い合わせ先:sales-jp@thermaltake.com(日本サーマルティク)
URL:http://www.thermaltake.com/
image
750W
着脱式コネクタを採用し、4系統の+12Vラインを持つ。また本体に14cm角の大口径ファンや、振動防止用のシリコンパッドを採用するなど静音性も重視した仕様となっている。+12V1~+12V4は各18A、5VSBは3A。
搭載コネクタ
ATX(20+4ピン)×1
ATX12V(4+4ピン)×1
ペリフェラル×8
Serial ATA×5、FDD×1
PCI Express×2
プラグイン+軟らかケーブルで配線スッキリ
アビー
AS Power ER-2750B
直販価格:39,800円
問い合わせ先:03-5858-3936
URL:http://www.abee.co.jp/
image
750W
+12V 4系統出力を採用した高級電源のマイナーチェンジ版。最低限必要となる電源コネクタなどが直付けとなった。また、ケーブルを軟らかい材質に変更するといった改良が施された。+12V1~4は各20A、+5VSBは3A。
搭載コネクタ
ATX(20+4ピン)×1
ATX12V(4+4ピン)×1
ペリフェラル×8
Serial ATA×8
FDD×2、PCI Express×2
ファン用(4ピン&2ピン)×4
国産コンデンサを搭載。こだわりの高品質電源
グロウアップジャパン
GUP-EG620J
実売価格:20,000円前後
問い合わせ先:03-5295-1033
URL:http://www.gup.co.jp/
image
620W
アルミケースのような質感を持った620W電源。前後にファンを採用したストレート構造で古いケースにも対応できる。日本製アルミ電解コンデンサを採用し、高負荷環境での動作安定性が高い点をウリとしている。+5VSBも3Aと大きい。
搭載コネクタ
ATX(20+4ピン)×1
ATX12V(4+4ピン)×1
ペリフェラル×7
Serial ATA×4、FDD×2
PCI Express×2、ファンモニタ×1
サーバー用途にも余裕で対応の大容量電源
リオワークス
Zippy-850PE(Professional Edition Supreme)
実売価格:50,000円前後
問い合わせ先:support@rioworks.co.jp
URL:http://rioworks.co.jp/
image
850W
XeonやOpteronなどの4Wayのマルチプロセッサ環境に対応可能な、サーバー用途にも向いた大容量電源。+12Vの出力は最大60Aと非常に大きく、GeForce 7900 GTXのSLI動作も確認済みとなっている。+5VSBは2A。
搭載コネクタ
ATX(20+4ピン)×1
ATX12V(4ピン)×1
EPS12V×2
ペリフェラル×8
Serial ATA×8、FDD×2
Back
Page Top
Next

サイト内検索

DOS/V POWER REPORT 最新号

DOS/V POWER REPORT 最新号表紙

DOS/V POWER REPORT
2024年冬号

発売日:12月28日
特別定価:2,310円

書籍(ムック)

PC自作・チューンナップ虎の巻 2023【DOS/V POWER REPORT特別編集】

発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税


このレトロゲームを遊べ!

発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税


特濃!あなたの知らない秋葉原オタクスポットガイド

発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税


わがままDIY 3

発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税


忍者増田のレトロゲーム忍法帖

発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税


楽しいガジェットを作る いちばんかんたんなラズベリーパイの本

発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税


DVDで分かる! 初めてのパソコン自作

発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税


ちょび&姉ちゃんの『アキバでごはん食べたいな。』2

発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税


髙橋敏也の改造バカ一台&動く改造バカ超大全 風雲編

発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税


髙橋敏也の改造バカ一台&動く改造バカ超大全 怒濤編

発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税


わがままDIY 2

発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税


ちょび&姉ちゃんの『アキバでごはん食べたいな。』

発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税


わがままDIY 1

わがままDIY 1

発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税

読者プレゼント

アンケートにお答え頂くには「CLUB IMPRESS」への登録が必要です。

本誌最新号・プレゼント申し込み

*プレゼントの対象は「DOS/V POWER REPORT最新号購入者」のみとなります。

ユーザー登録から アンケートページへ進んでください