その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:橋本新義 | ||||||||||||||
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Windows Vistaの動作条件の中で、とくに話題となっているのがビデオカード。 Vistaの目玉的機能の一つである3Dデスクトップ「Windows Aero」を使うためには、グラフィックスチップやビデオメモリに多くの要件が求められるためだ。 ここでは、Vista β2版で18種のビデオカードをテストし、ビデオカードに要求される性能について探ってみたい。 |
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Windows Vistaの登場で大きく影響を受けるパーツとして注目されているビデオカードだが、実際にVistaは、ビデオカードにどれほどの性能を要求するのだろうか。Vistaの動作環境は、基本的な動作環境の指針となる「Windows Vista Capable PC」と、より高度な仕様であり、Vistaの新しい画面モード「Windows Aero」が動作する「Windows Vista Premium Ready PC」の2種類が発表されているので、それぞれ見ていこう。 まずCapable PCでは、DirectX 9に対応していることが求められている。と聞くとハードルが高そうだが、実はこの「対応」とは、ハードウェアでの対応ではない。つまり、最近のビデオカードであればほぼOKだ。実際に今回は動作検証として、GeForce 4 Ti 4200やRADEON 9000搭載カード(ハードウェアの対応としてはDirectX 8.1となる)を使用してみたが、Aeroこそ非動作ではあるが、カード自体はVistaの標準搭載ドライバで動作した(つまり、サポート対象となるビデオカードということになる)。 対してPremium Ready PCでは、グラフィックスチップがShader Model 2.0を(ハードウェアで)サポートすることが要求され、ビデオメモリ容量などにも規定が設けられるため、敷居が高くなる。 なお、Aeroの動作条件で書かれた「WDDM対応グラフィックスドライバ」とは、Vista用に作られた新しい内部仕様に対応したグラフィックスドライバのこと。ただしWindows Vistaは、Aeroが動作するグラフィックスチップのほとんどに対して、標準でWDDMドライバを搭載している。そのため実質的には、WDDMドライバの有無が条件となることはないと見てよい。 ここまででお分かりのように、Vistaの動作条件は、Aeroを動作させるか否かで大きく変わる。また、Aeroが有効になっている環境(Aero非対応の「Vista Home Basic」以外であれば、対応する環境の場合、Aeroは自動的に有効となる)でも、画面のデザインなどを変更することでAero非動作のモードに変更可能で、その時点で動作条件はぐっと緩和される。そのため、一部で噂されている「Vistaは最新のビデオカードでないと動かない」という話は真実ではない。 しかし、そうなると気になるのが、Aeroでの実動的な部分――つまり、Aeroはどのくらい古いカードで動作し、また快適な性能を実現するには、どのくらいの性能があればよいのか――だろう。ということで、今回は現在発売されているビデオカード18製品をピックアップし、Vista環境での操作感のチェックやベンチマーク測定を行なった。 なお、今回は製品カタログの項目として、「Vista対応度」を示している。これはWindows Vistaのコントロールパネルから起動できる「パフォーマンス評価とツール」を使って表示される性能数値の一つである「グラフィックス」の値だ。 これはAeroで使われるDirect3D命令や、HD解像度のWMV動画の再生性能を中心に描画速度を測定している(このほかに、ゲームで使われるDirect3D命令を中心に測定を行なう「ゲーム用グラフィックス」という項目もある)。Microsoftのガイドでは、「3」がAero Glassを問題なく使えるレベルで、「4」が高解像度動画(いわゆるHDビデオ)の再生もこなせるレベル。「5」になると「Windows Vistaによって提供されるすべての機能が開発側の狙いどおり機能する」ことを示している。 |
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Windows Vistaではフォルダなどのアニメーションに拡大縮小や半透明処理などのエフェクトが多用されるようになり、GPUの重要性が増している | ||||||||||||||
Windows VistaのAeroモード動作を象徴するフリップ3D。見た目のインパクトは大きいが、ビデオカードにかかる負荷も大きい | ||||||||||||||
パフォーマンス評価ツールの画面。グラフィックス機能だけでなく、CPUやメモリ、HDDなどのチェックも行なえる | ||||||||||||||
従来のWindowsと同じようにVistaのAeroモードもエフェクトのON/OFFが可能で、ビデオカードのパフォーマンスに合わせた設定ができる | ||||||||||||||
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Albatron | ||||||||||||||
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実売価格:10,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク) URL:http://www.albatron.jp/ |
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NVIDIAのローエンド向けグラフィックスチップ、「GeForce 7300 GS」を採用したコストパフォーマンス重視の製品。メモリバス幅は64bitだが、DDR2 SDRAMを256MB搭載するメモリ容量重視の仕様となっている。MMORPG「グラナド・エスパダ」の推奨カードになっているのも特徴だ。 | ||||||||||||||
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GALAXY | ||||||||||||||
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実売価格:16,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:info@mvk-japan.com(エムヴィケー) URL:http://www.galaxytech.com/ |
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リファレンス仕様より高速なビデオメモリと強力なクーラーを搭載することで、ローエンドに属する「GeForce 7300 GT」を採用しながら、上位のGeForce 7600 GSを超える性能を実現した製品。クーラーとメモリのグレードを落とした廉価版の「GF 7300GT/128D3/DVI/PCIE」も販売されている。 | ||||||||||||||
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GIGABYTE | ||||||||||||||
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実売価格:13,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル) URL:http://www.gigabyte.co.jp/ |
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ヒートパイプを採用したヒートシンクを搭載することにより、ファンレスを可能にした「RADEON X1300 PRO」搭載ビデオカード。装着の際は2スロットを占有する。実売1万3,000円前後と安価ながら性能もなかなかで、コストパフォーマンスの高い製品と言えるだろう。 | ||||||||||||||
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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