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| TEXT：長畑利博 |
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静音、低価格電源を使う |
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容量以外の電源選びのポイントとして挙げられるのが、静音性と価格。最近では実売価格が1万円以下の安価な製品でも、高い静音性を確保しているものもめずらしくない。また、より高い静音性を求めるユーザーのニーズに応え、高負荷時のみファンが回転する「準ファンレス」製品も数多く登場している。
容量面でもPentium 4/D系が消費電力が大きいCPUであることや、DirectX 9.0世代の高性能GPU搭載ビデオカードが標準的なレベルになりつつあることから、400～500Wクラスが現在の主流となっている。電源のスペックレベルは一昔前と比較すると、格段に向上していると言えるだろう。 |
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| Zero-dba 550W |
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Phantom 500 |
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| SS-430HB |
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静か/KST-420BKV |
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| Phantom 500は全体的に安定しているが、そのほかの製品は高負荷時にややバラつきが目立っている。ただ、実用上はそれほど問題にならないので、価格からすると十分な品質である |
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| AeroCool |
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Zero-dba 550W |
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| 実売価格：10,000円前後 |
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問い合わせ先：support@scythe.co.jp（サイズ）
URL：http://www.scythe.co.jp/
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| 13.5cm角という大口径ファンを搭載した静音電源。スイッチで設定した温度を超えるとファンが回る。設定温度は50℃、60℃、70℃とAUTOの4段階。＋12V1が20A、＋12V2が18A、＋5VSBが2.5A。この価格帯としては、高出力なのも魅力だ。 |
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| 搭載コネクタ |
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ATX（20＋4ピン）×1
ATX12V（4＋4ピン）×1
ペリフェラル×8
Serial ATA×4、FDD×2
PCI Express×2
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| Antec |
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Phantom 500 |
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| 実売価格：20,000円前後 |
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問い合わせ先：03-5283-5313（ライセンスオンライン）
URL：http://www.antec.com/ |
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| 筐体全体がヒートシンクのような構造になっている静音電源。内部温度が一定レベルを超えるとファンが回る「準ファンレス」仕様となっている。全長が183mmと小さめなのも特徴だ。出力は＋12V1が17A、＋12V2が18A、＋5VSBが2Aと標準的。 |
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| 搭載コネクタ |
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ATX（20＋4ピン）×1
ATX12V（4ピン）×1
EPS12V×1、ペリフェラル×5
Serial ATA×4、FDD×2
PCI Express×2 |
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| Seasonic |
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SS-430HB |
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| 実売価格：10,000円前後 |
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問い合わせ先：046-236-3522（オウルテック）
URL：http://www.owltech.co.jp/ |
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| 12cm角吸気ファンを搭載した定番のATX電源。デュアルコアCPUにも対応し、入手性のよさなどから人気は高い。マイナーチェンジは行なわれているが、発売時期が古いため＋12V1が14A、12V2が15A、＋5VSBが2Aと出力面はやや低め。 |
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| 搭載コネクタ |
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ATX（20＋4ピン）×1
ATX12V（4ピン）×1
EPS12V×1、ペリフェラル×6
Serial ATA×2、FDD×2 |
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| 恵安 |
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静か/KST-420BKV |
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| 実売価格：5,000円前後 |
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問い合わせ先：03-3980-6442
URL：http://www.keian.co.jp/ |
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| 電圧や電源内部の温度変化に合わせ、ファンの回転速度を変化させる「Smart Control」を搭載。シャットダウン後のクーリング機能などもある。出力はクラス相応で＋12V 2系統とも16A、＋5VSBが2A。実売5,000円前後という低価格も魅力だ。 |
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| 搭載コネクタ |
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ATX（20＋4ピン）×1
ATX12V（4ピン）×1
ペリフェラル×6
Serial ATA×2、FDD×1
PCI Express×1 |
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| 自作PCで利用される電源はここまでに紹介したようなスタンダードなATX電源だけではない。小型PC用のSFX仕様やFlexATX仕様の電源といったものもある。また、完全ファンレス電源として定着してきたACアダプタや、既存のATX電源を1台のPCに2個つなぐパーツなどもある。うまく利用すれば、少ない出費でVistaに対応したアップグレードも行なえる。 |
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1995年に登場したATXは、曖昧だったそれまでのBaby ATよりもパーツの互換性やマザーボードの仕様を、より厳密に定めた規格だ。ATX規格の電源はメイン電源コネクタのほかに、Windowsなどのソフトウェア上からも電源のON/OFFが可能になるなどの変更が行なわれた。
以降、ATXの仕様は、Pentium4用ATX12V電源コネクタの追加など、時代に合わせて細かい変更を重ねていった。ATX12V V2.0x以降の世代ではメイン電源コネクタの24ピン化、PCI Express x16専用コネクタの追加、＋12Vの2系統化の仕様が決められた。最新のATX12V 2.2ではPCI Express電源コネクタや＋12Vの2系統化が標準化されるなどの変更が行なわれている。 |
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| ダイヤテック |
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ACアダプター for デスクトップPC 360W |
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| 実売価格：28,000円前後 |
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問い合わせ先：03-5688-5778
URL：http://www.diatec.co.jp/
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| ACアダプタを使用した無音電源で、180WのACアダプタを2個接続する基板を利用することで360W出力を可能にした。ケースのATX電源部に取り付け可能なマウンタが付属する。＋12Vは1系統のみで出力は12A、＋5VSBは4Aと大きめ。 |
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| 搭載コネクタ |
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ATX（20ピン）×1
ATX12V（4ピン）×1
ペリフェラル×4
Serial ATA×2、FDD×1 |
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| サイズ |
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鎌力弐マイクロ400W |
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| 実売価格：10,000円前後 |
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問い合わせ先：support@scythe.co.jp
URL：http://www.scythe.co.jp/ |
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| 400WのSFX電源。＋12V2系統対応で、デュアルコアCPUやPCI Express x16などの最新仕様に準拠。シャットオフ後にファンを自動回転させるクーリング機能も搭載する。＋12Vは2系統とも出力は20A、＋5VSBは2A。 |
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| 搭載コネクタ |
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ATX（20＋4ピン）×1
ATX12V（4ピン）×1
ペリフェラル×4
Serial ATA×2、FDD×2
PCI Express×1 |
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| ザワード |
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ST-220FAB |
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| 実売価格：6,000円前後 |
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問い合わせ先：support@zaward.co.jp
URL：http://zaward.co.jp/ |
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| ブックタイプPCなどに利用されているFlexATX電源。老舗のSeventeam製で、内部のコンデンサに信頼性の高い日本製を採用しているのが特徴。＋12Vは1系統のみで出力は15A、＋5VSBは2A。ケースによっては利用できないこともあるので注意。 |
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| 搭載コネクタ |
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ATX（20ピン）×1
ATX12V（4ピン）×1
ペリフェラル×3
Serial ATA×1、FDD×1 |
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| Thermaltake |
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PurePower Power Express 250W |
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| 実売価格：7,500円前後 |
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問い合わせ先：sales-jp@thermaltake.com（日本サーマルティク）
URL：http://www.thermaltake.com/ |
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| SLIなどの消費電力の大きいビデオカード専用に作られた補助電源。5インチベイに入る大きさで出力は250W。PCI Express用6ピンコネクタが2個用意されている。付属のアダプタを利用することで、メインの電源と連動させることも可能だ。 |
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| 搭載コネクタ |
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| PCI Express×2 |
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| 創朋 |
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外付け電源キット OYA-PK5 |
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| 実売価格：6,000円前後 |
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問い合わせ先：support@soho-jp.com
URL：http://www.soho-jp.com/ |
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| ATX電源をケースの外に出すことで、騒音源を分離できるようにするのがこの外付け電源キット。各コネクタの延長ケーブルのほか、ケースの空いた電源スペースに3.5インチHDDや冷却ファンを搭載できるよう専用のマウンタも付属する。 |
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| 搭載コネクタ |
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ATX（20＋4ピン）×1
ATX12V（4＋4ピン）×1
ペリフェラル×3
FDD×1、AUX×1 |
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| セリング |
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SPW-PSW24 |
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| 実売価格：1,600円前後 |
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問い合わせ先：03-3836-5077
URL：http://www.selling.co.jp/ |
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| PC内部にHDDなどを増設していくと、容量が足りなくなってしまうことがある。SPW-PSW24は2台の電源を同時にON/OFFできるようにすることで、電源ユニットを増設するための製品だ。ケーブルを通すためのブラケットなども付属する。 |
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