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Windows Vista β2 新機能ガイド

一般公開されたβ2でVistaに触れてみよう！

Windows Vistaの新機能をチェック 1/6

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Windows Vista Upgrade Advisor Beta

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Windows Vista β2 新機能ガイド

Windows Vistaの新機能をチェック

TEXT：清水理史

VistaとXPのGUIを比較する

■	より使いやすく直感的になったVista

　Windows AeroやWindowsサイドバーの追加によって、VistaとXPではユーザーインターフェースが大幅に異なる。

　たとえばデスクトップだが、Windows Aeroの採用で雰囲気がまるで変わり、かなり見栄えがよくなっている。また、スタートボタンが従来の四角から、丸に変更されているのも印象的だ。なお、スタートメニューにはクイック検索のボックスが追加されており、プログラムメニューの表示もフォルダ階層を横に展開しない方式に改められている。

　エクスプローラ関連では、アイコンがグラフィカルなものに変更されたのが印象的だ。画像やオフィス文書など各種ファイルをサムネイル化する「ライブアイコン」によって、フォルダとファイルの管理がより直感的に行なえるよう工夫されている。

ログオン画面

大きなアイコンとダイアログで見分けやすくなった

Windows起動時に表示されるログオン画面。Vistaでは全体的なデザインが洗練され、より大きな画像アイコンが表示されるようになった。ログオンや終了オプションの使い方自体はXPと同じだが、新たに「コンピュータの簡単操作」ボタンが左下に配置され、拡大鏡や音声合成読み上げ機能が利用可能になった

デスクトップ

テーマカラーが黒に変わって落ち着いた印象に

Windows Aeroのおかげで見栄えがよくなったVistaのデスクトップ。スタートボタンから操作を始めるというコンセプトは以前と同じだが、Glassやサイドバーの存在がXPとの違いを明らかにしている。テーマカラーが青から黒に変わったことも見た目の印象に大きな影響を与えている

スタートメニュー

丸くなったスタートボタンと横に広がらないメニュー

Windows 95以来続いた四角いスタートボタンが丸くなり、プログラムメニューの表示方法が従来の展開型から、スタートメニュー内でのツリー表示へと変更された。たくさんのプログラムがインストールされている場合でもマウスを動かす距離が小さくてすみ、ポイントミスでメニューが閉じられてしまうことがなくなった

マイコンピュータ

機能と情報の配置が明確になったエクスプローラ

ウィンドウ表示は一層グラフィカルになり、従来のタスク系のメニューは上部に移動。左側にリンクが、下部にプロパティが表示されるようになった。フォルダ内やデスクトップ上のアイコンもグラフィカルで大きめのデザインへと変更され、そのアイコンが何を表わしているのかが分かりやすく、クリック操作もしやすくなっている

フォルダビュー

強力なサムネイル表示機能で操作性と視認性がアップ