その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:橋本新義 | ||||||||||||||||||||||
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ここまで紹介したように、Windows Aeroは、デスクトップ画面を含めたすべての画面をDirect3D(相当)で描画するモードだ。常時3Dで動作しているとなると、気になるのは、ビデオカードの消費電力やGPUの発熱である。Aeroでは負荷が高くなり、両方とも増大しそうな印象があるが、はたしてどうだろうか。 ということで今回は、Aero時のVistaとXPのデスクトップ画面を使い、システム全体の消費電力と、GPUコア温度を測定してみた。使用したビデオカードは、MSIの「NX7600GT-T2D256EZ」だ。これを選んだのは、搭載GPUが人気の高いGeForce 7600 GTである点と、ファンレスということでGPU温度をより厳密に測れる点からだ。消費電力はサンワサプライのワットチェッカー「AP-TST5」でシステム全体として測定し、GPUコア温度はAlexey Nicolaychuk氏作「RIVATuner v2.0 RC16」のハードウェアモニタ機能で測定した。 消費電力は、おもしろいデータとなった。アイドル時はVistaが高く、WMV動画再生時では同じだが、注目はウィンドウ移動時だ。これはエクスプローラのウィンドウを5個開き、さらにWMPで動画を再生し、エクスプローラの一つをドラッグして高速移動し続けた状態だが、この状態での消費電力は、Vistaのほうが大幅に下がっている。これは、以前より一部で言われていたように、Aeroではウィンドウを3Dポリゴンとして扱うため、「ウィンドウが重なった後に離れた」といった際の再描画処理が容易に行なえることに起因するものと思われる(XPやAero非動作時のVistaでは全画面を書き換える)。こうした状況では、単純にAero=消費電力増大という単純な図式とはならないようだ。 対して発熱は、アイドル時、高負荷時(ウィンドウ移動時と条件は同じ)を問わずVistaのほうが高く、ほぼ予想どおりと言える。また、ウィンドウを移動させた程度の負荷では、コア温度を大きく上げることにはならないようだ(フリップ3Dも試してみたが、コア温度は同じであった)。なお、GeForce系ビデオカードの一部には、2D動作時に動作クロックとファンの回転数が減少する製品があるが、現状のドライバではこうした製品でもAeroを有効にすると、常時3Dモードとして扱われるようだ。つまり製品によっては「Aeroを有効にしたら、ファンの音が大きくなった」という事態を招くことがあるのだ。 |
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検証環境 CPU:Pentium 4 XE 3.4GHz メモリ:ノーブランド PC2-4200 DDR2 SDRAM 512MB×2 マザーボード:ASUSTeK P5LD2 Deluxe(Intel 945P) HDD:Maxtor 7B250S0(Serial ATA、7,200rpm、250GB) CPUクーラー:ZALMAN CNPS9500-AT OS:Windows XP Professional SP2 |
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ASUSTeK | ||||||||||||||||||||||
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実売価格:19,000円前後 | ||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:info@mvk-japan.com(エムヴィケー) URL:http://www.asus.co.jp/ |
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最近ではすっかりめずらしくなったAGPスロットにネイティブ対応する「GeForce 6800」採用ビデオカードで、変換ブリッジは搭載していない。512MBという大容量のビデオメモリを搭載しているが、メモリバス幅がリファレンスの256bitではなく、128bitとなっている点に注意。 | ||||||||||||||||||||||
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HIS | ||||||||||||||||||||||
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実売価格:17,000円前後 | ||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:03-3980-6442(恵安) URL:http://www.hisdigital.com/ |
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変換ブリッジによりAGPスロットに対応した「RADEON X1600」ビデオカード。ケース外部に直接排気を行なう「IceQ」クーラーを採用している。AGP版では意図的に性能が落とされているNVIDIA製品と違い、ATI製品はAGP版でもPCI Express版と同等のスペックを持つ製品が多い。 | ||||||||||||||||||||||
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玄人志向 | ||||||||||||||||||||||
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実売価格:29,000円前後 | ||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:なし URL:http://host.kuroutoshikou.com/ |
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コストパフォーマンスの高い「GeFoce 6800 GS」を変換ブリッジによりAGPスロットに対応させ、さらに独自のオーバークロックを施した製品。ビデオメモリも512MBと大容量で、AGPビデオカードのアップグレードには最適な製品だろう。装着の際には2スロットを占有する。 | ||||||||||||||||||||||
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ASUSTeK | ||||||||||||||||||||||
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実売価格:48,000円前後 | ||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション) URL:http://www.asus.co.jp/ |
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ハイエンドクラスの中ではコストパフォーマンスの高い「GeForce 7900 GT」にオーバークロックチューンを施したモデル。それにより上位のGeForce 7900 GTXに迫るほどの性能を実現している。また、ハイエンド製品ながらクーラーは1スロットタイプで、ケースを選ばない点もうれしい。 | ||||||||||||||||||||||
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Leadtek | ||||||||||||||||||||||
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実売価格:70,000円前後 | ||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク) URL:http://www.leadtek.co.jp/ |
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NVIDIAのハイパフォーマンスグラフィックスチップ「GeForce 7900 GTX」にさらなるオーバークロックチューンを施したフラグシップモデル。そのパフォーマンスの高さはもちろん、搭載されている2スロット仕様の大型クーラーの静音性の高さも特筆に値するだろう。価格は高価だがそれに見合う製品だと言える。 | ||||||||||||||||||||||
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MSI | ||||||||||||||||||||||
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実売価格:70,000円前後 | ||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp(エムエスアイコンピュータージャパン) URL:http://www.msi-computer.co.jp/ |
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48基ものピクセルシェーダーを備え、非常に高いパフォーマンスを発揮するATIの最高峰グラフィックスチップ「RADEON X1900 XTX」を採用したハイエンドカード。ビデオカードクーラーは2スロット使用タイプとなっている。また、ビデオ入力端子を備えているのも特徴の一つだ。 | ||||||||||||||||||||||
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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