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Vista対応 最新PCパーツカタログ
CPU&マザーボード 1/7
CPU&マザーボード 2/7
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CPU&マザーボード 4/7
CPU&マザーボード 5/7
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CPU&マザーボード 7/7
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Vista対応 最新PCパーツカタログ
CPU&マザーボード
TEXT:鈴木雅暢
デュアルコア化が進むIntelの主力ソケット
LGA775
Pentium D 805の投入など低価格路線がヒット
 LGA775はIntelの主力CPUソケット。その中心はデュアルコアのPentium Dだ。Pentium 4のダイを二つ隣り合わせたような構造は、ほかのデュアルコアCPUと比べてスマートとは言い難く、また消費電力も大きいが、「高いパフォーマンスを発揮するデュアルコアCPUでありながら比較的価格が安く、導入しやすい」ことが大きなメリットとして受け入れられ、デュアルコアCPUの普及、浸透に大きく貢献した。決定的だったのは、2006年に入ってから追加されたPentium D 805の存在だ。システムバス533MHz、動作クロックを2.66GHzに抑えた最廉価版だが、当時から1万円台後半と、シングルコアのPentium 4よりも安い戦略的な価格で販売された。オーバークロックのしやすさも話題となり、市場に新鮮な話題を提供した。

 Pentium Dのラインナップは、800番台と900番台のモデルが混在しているが、800番台は最廉価版の805以外は徐々にフェードアウトしており、主力は900番台に移っている。その900番台は2006年に入ってから追加されたモデルで、2次キャッシュがそれまでの2倍の4MBに増えているほか、65nmプロセスルールで製造されているため、ピークの消費電力が比較的低いという特徴がある。ただし、導入当初はエラッタ(構造上の欠陥)によりC1Eステート(アイドル時にクロックと電圧を下げる)、EIST(拡張版SpeedStep)が有効に機能しなかったため、アイドル時の電力はむしろ高かった。しかし、現在ではC1ステップへの移行で解消されている。

 なお、Pentium Dの上位にはプレミアムブランドのPentium Extreme Edition(XE)も用意されているが、価格のわりには性能的なインパクトがなく、影の薄い存在だ。シングルコアのPentium 4も同様で、マザーボードの制限でPentium Dが使えない場合以外、積極的に選ぶ理由を見いだしにくい。

 バリュークラスのCeleron Dは、2次キャッシュが512KBに増量された356/352の登場がトピック。価格なりの性能ではあるが、Webブラウザやオフィスアプリケーションを普通に使うだけなら十分ではある。なお、LGA775プラットフォームの現行CPUは、すべて64bit拡張技術のEM64Tに対応をすませている。

 なお、原稿執筆時点で店頭販売されていないためにここでは取り上げていないが、IntelからはPentium Dに代わる主力デスクトップCPUとして「Core 2 Duo」の存在がすでに明らかにされている。これについては、p.29からの巻頭企画で取り上げているので参照していただきたい。
二つのCPUの要素を内包したデュアルコアCPU
image
LGA775プラットフォームでは、チップセットを経由してメモリにアクセスする。このためチップセットの性能とシステムバス帯域がメモリアクセス性能に影響する。デュアルコアのPentium DはPentium 4を二つ貼り合わせたような構造になっており、実行ユニット、1次/2次キャッシュ、バスインターフェースなど、すべての要素を2組ずつ備える
二つのコアを内蔵したIntelの主力CPU
Intel
Pentium D
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
imageIntel CPUのラインナップの主力をなすデュアルコアCPU。プロセッサ・ナンバ800番台のモデルは90nmで2次キャッシュ1MB×2、900番台は65nmプロセスで製造され、2MB×2の2次キャッシュを搭載している。805のみシステムバスは533MHz。
コア数 2 システムバス 800MHz
2次キャッシュ 1MB×2/2MB×2 64bit技術 EM64T
主なラインナップ
Pentium D 960(3.6GHz) 68,000円前後
Pentium D 950(3.4GHz) 44,000円前後
Pentium D 920(2.8GHz) 26,000円前後
Pentium D 805(2.66GHz) 17,000円前後
シングルコアながらHyperThreadingを搭載
Intel
Pentium 4
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
imagePentium D以前のIntelの主力CPU。シングルコアCPUではあるが、仮想マルチCPU技術のHyperThreadingをサポートするため、デュアルコアほどではないが、エンコード性能などは優秀だ。現在の主力は65nm製造プロセスのCedar Millコアの6x1シリーズ。
コア数 1 システムバス 800MHz
2次キャッシュ 2MB 64bit技術 EM64T
主なラインナップ
Pentium 4 661(3.6GHz) 50,000円前後
Pentium 4 651(3.4GHz) 35,000円前後
Pentium 4 641(3.2GHz) 28,000円前後
Pentium 4 631(3GHz) 23,000円前後
必要十分な性能を持つローエンド向けCPU
Intel
Celeron D
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
imageバリュー向けのCPU。シングルコアでシステムバスは533MHz。65nmプロセスルールで製造されたCeleron D 356/352は、2次キャッシュ容量が512KBと、ほかのモデルに比べて2倍に増えている。
コア数 1 システムバス 533MHz
2次キャッシュ 512KB 64bit技術 EM64T
主なラインナップ
Celeron D 356(3.33GHz) 12,000円前後
Celeron D 352(3.2GHz) 10,000円前後
image
image
すべてデュアルコアでの比較。Pentium XE/Dはおおむねクロックに応じた差が付いているが、キャッシュ量が800番台より倍増している900番台はよりスコアを伸ばしている。しかし、Core Duoはクロックが大幅に低いにもかかわらず好スコアをマークしており、省電力性も群を抜く。Pentium D系は価格以外にメリットを見いだしにくいのが現状だ
【ベンチマーク環境】

[Pentium XE/D/4環境]
マザーボード:ASUSTeK P5N32-SLI Deluxe(nForce4 SLI X16 Intel Edition)
メモリ:PC2-5300 DDR2 SDRAM(CL=5)512MB×2

[Core Duo環境]
マザーボード:AOpen i975Xa-YDG(i975X)
メモリ:PC2-5300 DDR2 SDRAM(CL=5)512MB×2

[共通環境]
ビデオカード:GIGABYTE GV-NX73G128D(NVIDIA GeForce 7300 GS、256MB、ForceWare 84.21)
HDD:Maxtor Diamond Max10(Serial ATA 2.5、7,200rpm、300GB)
OS:Windows XP Professional SP2(DirectX 9.0c)
Vsync:OFF
Intel 975X搭載マザーボード
Core 2 Duoへのアップグレードにも対応
ASUSTeK
P5W DH Deluxe
実売価格:36,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
image975XでCore 2 Duoにいち早く対応。ASUSTeKのフラグシップモデルで、同社のオーバークロック&省電力設定や冷却面でのStack Cool 2などの定番機能をすべて搭載している。また、内部USB接続の無線LANアダプタが搭載されているのもポイント。
多数のPCI Expressスロットなど拡張性に優れる
GIGABYTE
GA-G1975X-C
実売価格:25,000円前後
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル)
URL:http://www.gigabyte.co.jp/
imagePCI Expressスロットがx16/x4合わせて4本用意されている975Xマザーボード。x4スロットはx16の拡張カードも装着可能で、4枚のビデオカードを搭載することもできる。オーディオチップにCreative Sound Blaster Live! 24-bit相当のものを採用する。
電圧、クロック調整はCoreCellにおまかせ
MSI
975X Platinum
実売価格:25,000円前後
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp(エムエスアイコンピュータージャパン)
URL:http://www.msi-computer.co.jp/
image975Xのチップセットクーラーにファンを装備することで、ケースのエアフローを気にすることなく使用できる1枚。MSI製品ではおなじみのCoreCellチップを搭載し、CPU負荷を検知し自動的にオーバークロックや低電圧動作をさせることができる。
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