- Radeon HD 5770
- GDDR5 512MB
- DirectX 11
- PCI Express 2.1 x16
玄人志向
RH5770-E512HD/G2
実売価格:14,000円前後
問い合わせ先:購入店舗にて対応 URL:http://kuroutoshikou.com/Specification
コアクロック:850MHz●ビデオメモリ(バス幅):GDDR5 SDRAM 512MB(128bit)●メモリクロック:4.8GHz
メモリ半分で、その分お得
コストパフォーマンス重視派に
クロックまわりは定格に沿った仕様だが、メモリは半分の512MB。ただしGDDR5メモリなので、転送速度に問題はない。このおかげか通常の製品よりもかなり低価格で購入できる。検証の結果はおおむね良好だが、3DMark Vantageの高負荷時に、512MBの影響が現われている。とはいえ、予算1万5,000円前後で考えると、コストパフォーマンスは非常に高いと言える。そのほかの注目ポイントは、コンパクトサイズと静音性の高さ。カード後方に補助電源コネクタを設けている場合、カード長が短いほうがケース内での干渉の可能性が低く、ケーブルも取り回しやすい。また、ARCTIC COOLING製クーラーを採用した効果で、とても静かだ。
処理速度を4としたが、そのほかは満点。本製品のメモリ半減分のマイナスは価格で十二分にカバーされる格好なので、総合でのお買い得度は5+を付けたいぐらいだ
本命のワケ
- 静音性に優れたクーラーを採用
- コンパクトなカードサイズ
- メモリ容量を半減させ低価格化
全長が短く、クーラーはコンパクトで補助電源コネクタが露出しており、ケーブルの取り回しがしやすい
ヒートシンクの底部は熱伝導率の高い銅素材。カードはコンデンサの総数が少ないシンプル設計だ
DVI-I、HDMI、Dsub 15ピンの構成。DisplayPortを持たないため、ATI Eyefinityには対応しない
- GeForce GTS 250
- GDDR3 512MB
- DirectX 10
- PCI Express 2.0 x16
ASUSTeK
ENGTS250 DK/DI/512MD3
実売価格:14,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ) URL:http://www.asus.co.jp/Specification
コアクロック:740MHz●ビデオメモリ(バス幅):GDDR3 SDRAM 512MB(256bit)●メモリクロック:2.2GHz
超定番のGPUを
高品質構成で駆動
この製品のポイントはASUSTeKというブランド。国内サポートが充実しており、流通量が豊富で、地方のPCショップでも比較的入手性がよいのが特徴。売れ筋ランキングに入っているのも、そういう背景があるのだろう。実測値では多少の誤差はあるが、仕様はほぼ定格のGTS 250カードだ。OpenCLやCUDAに対応しており、普段使いでもGPUが活用できるほか、PhysXでゲームをより楽しくプレイできる。GTS 250には通常版と低消費電力版が存在するが、カード長は23cmと長めであり、本製品は後者と思われる。ただし、補助電源コネクタは6ピン×1基に収まっている。また、オリジナルクーラー「Dark Knight」はヒートパイプ部を含め基板サイズからはみ出さず、ケース内の取り回しも良好だ。
独自クーラーと基板を採用しているが、そのほかは定格仕様。ゲーム環境で問題が起きにくく、GPGPU環境も充実しているNVIDIAの定番GPUを安心して使いたいなら。
本命のワケ
- 実績のあるGeForce GTS 250を採用
- 大型クーラーで積極的に冷却
- 高品質パーツ採用で安定動作指向
極太のヒートパイプ4本でヘッドとヒートシンクを接続。中央のクーラーで冷却するケース内循環タイプを採用
電源回路は4フェーズ構成。パワーロスの少ない高品質なDIPタイプのチョークコイルを採用
出力端子はDVI-I、HDMI、Dsub 15ピンの3系統