- ATX
- ブラック
Cooler Master
CM 690
実売価格:12,000円前後
問い合わせ先:support@cm-industry.co.jp(CMインダストリー) URL:http://www.coolermaster.co.jp/Specification
●付属電源:なし●ベイ:5インチ×5(うち1基はフロントインターフェースとして使用、5→3.5インチ変換アダプタ×1)、3.5インチシャドー×5●標準搭載ファン:12cm角×1(前面)、12cm角×1(背面)、12cm角×1(側面)●追加搭載可能ファン:12/14cm角×2(天板)、12cm角×1(底面)、12/14cm角×1(側面)、8cm角(マザーボードベース)●本体サイズ(W×D×H):213×524.5×482mm●重量:9.8kg
冷却性能と使い勝手を高める
徹底したこだわりを凝縮
大型冷却ファンを標準で3基搭載するほか、側板に14cm角を1基、天板に14cm角を2基、底面に12cm角を1基、マザーボードベース裏に8cm角を1基と、たくさんのファンを追加搭載可能な、徹底して冷却にこだわったミドルタワーケースだ。さらに前面は外気を取り込みやすいメッシュ構造、天板にはスリット構造を採用。ケース内のエアフローを妨げやすいSerial ATAケーブルや電源ケーブルなどをまとめるフックも備えている。これらの仕掛けの効果は大きく、検証でもハイスペックのシステムを効率よく冷却できた。作業しやすい広い内部空間やドライバーレス機構などメンテナンス性にも優れており、すべてが高得点の製品だ。
本命のワケ
- 大口径ファンを追加可能な冷却重視設計
- エアフローを改善するギミック
- ドライバーレス機構など使い勝手のよさ
標準でも十分高い冷却性能を持っており、高性能なシステムを組み込んで安定して運用したいユーザーにぴったり。組み立てやすさに対する工夫も多彩だ。
HDDはソフトタイプのケースにはめ込んでから、シャドーベイに挿し込んで固定する
天板には14cm角、底面には12cm角のファンが追加でき、冷却性能をさらに高めることができる
マザーボードベースには15mm厚の薄型8cm角ファンを搭載できる
マザーボードベースとシャドーベイの間には、ケーブル類をまとめるためのフックがある
インターフェースは5インチベイを1基使うタイプ。eSATAも備えている
開口部の幅は約31cmとかなりあるので、作業領域は広く、大型のビデオカードも余裕で装着できる
- ATX
- ブラック
Antec
Nine Hundred Two
実売価格:16,000円前後
問い合わせ先:03-5812-5820(リンクスインターナショナル) URL:http://www.antec.com/Specification
付属電源:なし●ベイ:5インチ×9(5→3.5インチ変換アダプタ×1、5インチ×3→3.5インチシャドー×3変換アダプタ×2)●標準搭載ファン:12cm角×2(前面)、12cm角×1(背面)、20cm×1(天板)●追加搭載可能ファン:12cm角×1(側面)、12cm角×2(内部)●本体サイズ(W×D×H):218×493×474mm●重量:11.5kg
拡張性と冷却性能に優れる
ファンコントローラ搭載ケース
上から下まで合計9基の5インチベイという構成で、HDDは5インチベイ3基分を使用するシャドーベイユニットに装着。このユニットは5インチベイのどこに固定してもよいので、大型ビデオカードを組み込むときにも融通が利く。2.5インチデバイスへの対応など最近のトレンドをほぼ網羅した、お買い得感の高い製品だ。
本命のワケ
- フレキシブルなベイ構成
- 回転数調整可能なファンを多数搭載
- 組み込みやすいギミックを満載
上から下まですべて5インチベイという自由度の高さと、シャドーベイユニットの構造や内部の広さなどが相まって、組み立て作業のしやすさは抜群だ。
天板から底面まで9基の5インチベイが並ぶ。好きな5インチベイアクセサリを柔軟に組み合わせられる
HDDは前面側から着脱できるシャドーベイユニットに固定する。シャドーベイユニットは標準で2基付属
背面に12cm角、天板には20cm径の大型ファンを備え、内部の熱を効率的に排出する
背面と天板のファンは3段階、前面のファンは無段階で調整できるファンコンを搭載
各種ポートは前面上部に斜め上向きに配置されている。eSATAも標準で搭載
ベイのフレームは外せないがケース内の障害物も少ないスクエア構造なので作業領域が広く、組み立て作業はかなり楽な部類。開口部の幅は28cmとやや狭めだが、大型ビデオカードの搭載も余裕だ