- LGA1156
- Intel P55
- DDR3
- ATX
GIGABYTE
GA-P55A-UD3R(rev. 1.0)
実売価格:17,000円前後
問い合わせ先:03-5812-5820(リンクスインターナショナル) URL:http://club.gigabyte.co.jp/最新機能を備えた手堅い構成の鉄板マザー
GIGABYTEならではの品質重視の作りとUSB 3.0、Serial ATA 3.0などの最新機能への対応で人気のP55マザー。ASUSTeKのP7P55D-Eと同様、本機もPCI Expressブリッジチップを搭載していないが、BIOSでコントローラチップの接続先をCPUへと変更することで、USB 3.0とSerial ATA 3.0のどちらかを5Gbpsで使用可能となっている。ASUSTeKのP7P55D-Eと価格的にも機能的にもほぼ同等で選択に迷うが、PCIスロットを3本搭載しているのは本機ならでは。PCIカード資産を活かしたいと考えている人は迷わずこちらを選択だ。
本命のワケ
- 高性能パーツを用いた品質重視の作り
- USB 3.0、Serial ATA 3.0など充実した拡張機能
- 多彩なユーティリティが付属
UD3Rという型番が示すとおり、GIGABYTEのスタンダードモデルにあたる製品。手堅くまとめられており、万人向けと言える仕様となっている。迷ったらコレが買いだ。
自動オーバークロック機能Smart QuickBoostを試す
ボタン一つで3段階のオーバークロックができるユーティリティ「Smart QuickBoost」が付属。手持ちのCore i7-870(2.93GHz)とリテールクーラーで試したところ、Twin Turbo(3.8GHz)では起動することができなかったが、Turbo(3.3GHz)では無事起動、3DMark06などのベンチマークも完走することができた。
Specification
対応CPU:Core i7、Core i5、Core i3、Pentium(LGA1156)●メモリスロット:PC3-17600 DDR3 SDRAM×4(最大16GB)●グラフィックス機能:-●ディスプレイ:-●拡張スロット:PCI Express 2.0 x16×1、PCI Express 2.0 x4(x16形状、10GT/s)×1、PCI Express 2.0 x1(2.5GT/s)×2、PCI ×3●主なインターフェース:SerialATA 3.0×2、Serial ATA 2.5×6、eSATA(SerialATA 2.5)×2、Ultra ATA/133×1、USB 3.0×2、USB 2.0×8●RAID:0/1/0+1/5(Intel P55)、0/1(Marvell 9128)0/1、JBOD(JMicron JMB362)●LAN:1000BASE-T×1
VRMは12フェーズ構成。経年劣化が少なく耐久性に優れる固体コンデンサなどの高品質パーツが用いられており、高負荷時の安定動作や耐久性に期待が持てる
GIGABYTEマザーではおなじみのDual BIOSを搭載。メインBIOSが損傷した場合、自動的にバックアップBIOSから復旧することができる
Serial ATA 2.5ポートはすべて上向きに設置されている。内部スペースに余裕のないケースを使用している人は注目しておきたいポイントだ
主な拡張機能の有無
USB 3.0 | Serial ATA 3.0 |
---|---|
NEC μPD720200 |
Marvell 9128 |
2ポート | 2ポート |
ATI CrossFireX | NVIDIA SLI |
○ | ― |
- LGA1156
- Intel P55
- DDR3
- ATX
MSI
P55-GD65
実売価格:14,000円前後
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp(エムエスアイコンピュータージャパン) URL:http://www.msi-computer.co.jp/バランスのよい仕様で人気のP55マザー
USB 3.0、Serial ATA 3.0には対応していないが、その分、充実した機能を持ちながらも、実売で14,000円前後と、P55マザーとしてはリーズナブルなプライスで販売されており、USB 3.0、Serial ATA 3.0が不要な人にはお買い得な1枚。電源制御チップDrMOSとAPS回路によりパフォーマンスと省電力性が両立された電源部など、安定性と耐久性が追求された作りも魅力的。マルチGPU機能がATI CrossFireXに加えNVIDIA SLIにも対応するなど機能的に充実している点も二重丸。オーバークロック関連のギミックも楽しい。
本命のワケ
- 安定性と耐久性が考慮された作り
- 充実したギミック類
- USB 3.0、Serial ATA 3.0が不要ならお買い得
USB 3.0、Serial ATA 3.0機能を必要としないのであればお買い得。MSIならではの手堅い作りで安心感もあるし、「OC Genie」などのお楽しみ機能も魅力的だ。
自動オーバークロック機能OC Genieを試す
本機は、基板上に用意された「OC Genie」ボタンを押した後、その横に用意されたスイッチで起動するだけで、使用しているCPUに最適なオーバークロック値を設定してくれる自動オーバークロック機能に対応している。Core i7-870(2.93GHz)で試してみたところ、3.73GHzで起動、ベンチマークテストなども安定して行なうことができた。
Specification
対応CPU:Core i7、Core i5、Core i3、Pentium(LGA1156)●メモリスロット:PC3-17000 DDR3 SDRAM×4(最大16GB)●グラフィックス機能:-●ディスプレイ:-●拡張スロット:PCI Express 2.0 x16×2(x16/ -またはx8/x8で動作)、PCI Express 2.0 x1(x4形状、2.5GT/s)×1、PCI Express 2.0 x1(2.5GT/s)×2、PCI ×2●主なインターフェース:SerialATA 2.5×7、eSATA(Serial ATA 2.5)/ USB 2.0コンボ×1、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×7、IEEE1394(S400、6ピン)×1●RAID:0/1/0+1/5(Intel P55)●LAN:1000BASE-T×2
電源部には、1チップで従来型4フェーズ分の電力を供給可能な電源制御チップ「DrMOS」が6個搭載されており、従来型における24フェーズ構成のVRM相当の機能を持つ
CPU、メモリ、チップセットの電圧をテスターでリアルタイムに計測できる「V-チェックポイント」を基板上に搭載している。ややマニアックだがオーバークロックチューニング時に役立つ
付属のユーティリティソフト「ControlCenter」を使えば、Windows上から詳細なオーバークロック設定を行なうことも可能
主な拡張機能の有無
USB 3.0 | Serial ATA 3.0 |
---|---|
― | ― |
ATI CrossFireX | NVIDIA SLI |
○ | ○ |