- ATX
- ブラック
Thermaltake
ElementG
実売価格:18,000円前後
問い合わせ先:info.jp@thermaltake.com(日本サーマルティク) URL:http://www.thermaltake.co.jp/Specification
付属電源:なし●ベイ:5インチ×3、3.5インチシャドー×7、2.5インチシャドー×2●標準搭載ファン:20cm×1(前面)、14cm角×1(背面)、20cm×1(天板)、23cm×1(側面)●追加搭載可能ファン:12cm角×2(前面、標準搭載ファンとは排他)、6cm角×2(背面)●本体サイズ(W×D×H):230×521×480mm●重量:7.92kg
圧倒的な風量でパーツを冷却
内部の広さや構造も一級品
前面と天板に20cm径、背面に14cm角、側板に23cm径と、超大型ファンを大量に搭載したミドルタワーケースだ。それぞれのファンは、システムの熱源となるCPU、ビデオカード、HDDを効率よく冷却できるよう考慮して配置されている。これらの大型ファンはフロントのインターフェースにあるファンコントローラで回転数を調整可能だ。
本命のワケ
- 低回転の超大型ファンを多数搭載
- 内部が非常に広く作業がしやすい
- 制振プラスチックカバーを側板に採用
大型ファンによる冷却性能と動作音の抑制は、かなり高いレベルでバランスが取れている。取り外し可能なシャドーベイや広い内部空間など、使い勝手もよい。
LEDで赤、緑、青などに光る発光機能付きファンを3基搭載。低回転なので動作音は控えめ
シャドーベイはフレームごと着脱可能。HDDは専用ネジを取り付けてレールに挿し込んで固定する方式
マザーボードベース裏の配線やメンテナンスホールにも対応済み
底面配置の電源のカバーには2.5インチデバイスを固定するネジ穴がある
天板にファンコントローラとUSB 2.0×4、マイク、ヘッドホン端子を装備
シャドーベイは着脱可能で、取り外すことで開口部は最大44cmに幅を広げられる。ハイエンドビデオカードでも余裕で複数枚を搭載でき、ハイパフォーマンスを求めるユーザーも満足できるだろう
- ATX
- シルバー/ブラック・アクリル窓付/ブラック
Silver Stone
Fortress SST-FT02
実売価格:25,000円前後(※アクリル窓付きモデルは実売価格27,000円前後)
問い合わせ先:03-5298-3880(ディラック) URL:http://www.silverstonetek.com/Specification
付属電源:なし●ベイ:5インチ×5、3.5インチシャドー×5、2.5インチシャドー×1●標準搭載ファン:12cm角×1(天板)、18cm角×3(底面)●追加搭載可能ファン:なし●本体サイズ(W×D×H):212×616×497mm●重量:15.8kg
エアフローに煙突構造を採用
冷却と静音を極めた大型ケース
一般的なタワーケースと異なり、バックパネルを上に向けた状態でマザーボードを装着するという一風変わったケースだ。冷却方式もユニークで、底面の3基の18cm角ファンにより、下から上へ排熱する煙突構造を採用している。
ドライバーレス機構、メンテナンスホールなどのトレンドも網羅するが、唯一の難点は電源搭載位置からドライブベイまでの距離が長いこと。念のため延長ケーブルを用意しておくとよいだろう。
本命のワケ
- 冷却と静音を両立する大型ファン
- 密閉性が高く内部の音が漏れにくい
- ドライバーレスで作業性に優れる
18cm角の大型ファンを底面に3基配置して低回転で駆動することで、冷却性能と静音性という両立し難い命題を解決。作業性を向上するギミックも満載で拡張性にも優れる。
ドライブ類の固定はドライバーレス。シャドーベイのうちの1基はリムーバブルベイとして機能する
底面の大型ファンで外気を取り込み、天板の12cm角ファンで排気する煙突構造のエアフローを採用
HDDは専用のフレームに搭載してから、ドライブベイに挿し込んで固定する
マザーボードは通常より右に90゚回転させた状態で固定するという、独特のレイアウト
マイク、ヘッドホン、USB 2.0×2を備えるポート類はホコリを防ぐシャッター付き
独特のレイアウトのため、奥行きが長く60cm以上と、フルタワーケース並み。対応する拡張カードの長さは30cmと十分だが、PCI Expres電源の向きによってはコネクタやケーブルがファンと干渉してしまう可能性がある