特集
2009年夏、PCパーツは次のステージへ
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自作PCパーツ完全購入ガイド 2009年夏
TEXT:北川達也、目黒廣道
光学ドライブ編
imageBlu-ray Discは話題こそ少ないものの順調にドライブの低価格化が進み、同時にメディアも値下がりしてきている。こうした状況を受け、対応ドライブも爆発的とまではいかないまでも静かに普及しつつある。
6倍速BD-R LTHメディアの登場 記録型DVDは24倍速へと高速化
 現在の光学ドライブは、記録型DVD全盛時代と比較すると、ドライブメーカー、メディアメーカーともに数が減少したこともあり、新製品の投入頻度が減少し、動きの少ない静かな状態となっている。そのなかで目立った動きとしては、6倍速記録に対応したLTHタイプのBD-Rメディアが登場間近なことと、24倍速記録に対応した記録型DVDドライブが登場したことだ。

 LTHタイプの6倍速BD-Rメディアに対応したドライブは、原稿執筆時点では発売されていないが、おそらくメディアの登場に合わせて現行ドライブのファームウェアのバージョンアップによる対応など、なんらかのアナウンスが行なわれることになるだろう。

 また、BD-Rメディアの低価格化も緩やかに進んでいる。現在の価格は1層の4倍速メディアで1枚500円前後、6倍速メディアでも600円前後で、5枚や10枚パックで購入すれば、1枚あたりの単価はさらに下がる。しかし、DVD-Rメディア並みの価格には、まだまだ遠い状況にある。それでもLTHタイプのBD-Rメディアは、1枚100円程度で販売するめどが立ったとも言われており、現在2倍速までしかない記録速度も、6倍速に高速化すれば需要が増加して、より一層の低価格化が進むことが期待されている。

 BDドライブの価格面をみると、おもしろい現象が起きている。と言うのも、BDドライブはリテール品で3万円前後、バルク品なら2万円前後、1世代前の製品なら1万7,000円前後と、確実に低価格化が進んでいる。そしてそれ以上に低価格化が進んでいるのが、BD読み出し、DVD記録に対応したBDコンボドライブだ。とくにノートPC用のスリムドライブが顕著で、バルク品であれば最安値で6,000円前後となっている。

 そのほか、リテール品のドライブでは、付属ソフトに変化が起きている。最近のトレンドとなっているのが、DVD-VideoをフルHD対応のディスプレイで再生する際に、解像度をアップスケーリングしてフルHD相当にするという画質改善機能の搭載だ。民生用のレコーダなどにも搭載されている機能だが、これを搭載するDVDプレイヤーソフトが付属する製品が、ここ最近増えてきている。
image低価格化には欠かせない存在と言われるLTHタイプのBD-Rメディア。7月には6倍速記録に対応した製品が登場する予定だ
各クラスのトレンド
ハイエンド 1万5,000円以上
imageBD記録速度はしばらく停滞?お買い得感は大きく向上
ハイエンド志向なら記録型BDドライブを狙いたい。現時点では8倍速記録に対応した製品が主流で、多くの製品が低速メディアでも高速記録が可能なオーバースピード記録機能を搭載している
ローエンド 1万5,000円未満
image低価格BDコンボドライブと24倍速DVDドライブが登場
BD読み出し、DVD記録対応のBDコンボドライブの低価格化が進み手軽に購入できる価格に降りてきた。また、記録型DVDドライブは24倍速対応や、アップスケーリング対応ソフトが付属する製品も登場
速度別の記録品質を比較 品質重視ならメディアの規定速度で
 ここでは、BD-Rメディアの記録品質をチェックしてみよう。テストではメディアの標準速度で記録した場合と、オーバースピード記録を行なった場合の記録品質の違いをチェックしてみた。

 テストに使用したのはパナソニックの4倍速と6倍速メディア、日立マクセルの2倍速LTHタイプで、ドライブはパイオニアのBDR-S03Jである。4倍速のメディアは4/6/8倍速で、6倍速のメディアは6/8倍速で、LTHメディアは2倍速記録時の記録品質をチェック。チェックには下記に説明している、業界標準のBDメディア検査機を使用している。

 結果についてだが、全体としてはメディアの規定速度で記録した際の品質がもっともよく、オーバースピード記録で記録速度が高速になると品質が悪くなる傾向が出ている。つまり、4倍速メディアでは4倍速での記録がもっとも品質がよく、記録速度を上げ過ぎると品質が悪くなるというわけだ。

 ただし、その差はごく狭い範囲である。とくに6倍速メディアは、高速記録にチューニングされているためか、8倍速記録時との品質の差が非常に小さいだけでなく、同じ速度で記録した4倍速メディアよりも品質は高い。一方、LTHタイプの記録品質は少々よくなかった。今回の結果を見れば一目瞭然だが、BD-Rの記録品質は有機膜を使用しているLTHタイプより、無機膜タイプのほうが圧倒的に高いという結果が出た。
測定機材
 パルステック工業は、CD時代からメディアメーカー各社やドライブメーカー、ベリフィケーションラボなどに検査機を納入していた老舗メーカーだ。同社の開発したBDメディア検査機「ODU-1000」は、事実上の業界標準の検査機である。今回計測に使用したMASTER SBP-02は、同社の最新検査機で、検査結果が上位機種「ODU-1000」との高い相関性を持つことが特徴。

 メディア検査は、RSER10Kと呼ばれるエラーレートを測定している。RSER10Kは、シンボルエラーレートと呼ばれるもので、データを運ぶ単位のエラーを計測している。BDにおけるエラーレートはRSER10Kを基準としている。基準値では、1.0e-3以下とされ、たとえば、1.0e-nのnの数字が大きいところにグラフが位置するほうが低エラーレートとなる。
パルステック工業
MASTERシリーズ SBP-02
URL:http://www.pulstec.co.jp/
image検証用BD-Rメディア
パナソニック「LM-BR25LD」(BD-R、4倍速)
パナソニック「LM-BR25MD」(BD-R 、6倍速)
日立マクセル「BDR25VL」(BD-R LTH、2倍速)
グラフの読み方
image
imageLTHメディア2倍速記録
-4乗台のエラーが多いものの、全体のエラーレートは基準内に収まっている。ただし、Uncorrectable(訂正不能)エラーが1カ所発生していた

業務用検査機でのテストのため、訂正不能エラーと判定される条件が厳しくなっている。実際のPC環境では訂正できる可能性が高い。
image6倍速メディア6倍速記録
エラーのすべてが-5乗台以下に収まっており、全体としては、低エラーレートと言える。記録品質としては申し分ないだろう
image6倍速メディア8倍速記録
外周部のエラーが6倍速記録時よりも若干高めとなっているが、エラーのすべてが-5乗台以下に収まっている
image4倍速メディア4倍速記録
多少の上下変動は見られるが、エラーの多くがー5乗台に収まっており、とくに問題のないレベルだ
image4倍速メディア6倍速記録
エラー全体としては、すべてがー4乗台に収まっており、とくに問題はないが、4倍速時と比較すると外周のエラーが高めに見える
image4倍速メディア8倍速記録
内周部のエラーは低めだが、外周部でのエラーは6倍速時よりも高めに見える。全体的にはー4乗台なので、とくに問題はない
【検証環境】
CPU:Intel Core 2 Quad Q9550(2.83GHz)
マザーボード:ASUSTeK P5Q-E(Intel P45+ICH10R)
メモリ:UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800(PC2-6400 DDR2 SDRAM、CL=5、2GB×2)
ビデオカード:NVIDIA GeForce 9500 GTリファレンスカード
HDD:Western Digital WD Caviar Black WD5000AAKS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB)
光学ドライブ:パイオニア BDR-S03J
OS:Windows Vista Ultimate SP1
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