特集
2009年夏、PCパーツは次のステージへ
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自作PCパーツ完全購入ガイド 2009年夏
ビデオカード編
TEXT:Jo_Kubota、シバタススム
ハイエンドとローエンドの性能差が大きく開く傾向に
 ハイエンドのNVIDIA GeForce GTX 295からローエンドのATI Radeon HD 4350まで主要なGPUを搭載したビデオカードを一同に集め、ベンチマークを実行した結果が下のグラフだ。

 ではテスト別に見ていこう。まず3DMark VantageのPerformanceでは最高がGALAXY MicrosystemsのGF PGTX295/1792D3 DVI2(GeForce GTX 295搭載)のP21771、最低はローエンドのASUSTeK EAH4550/DI/512MD3(LP)(Radeon HD 4550搭載)のP1133(Radeon HD 4350は完走せず)。19倍もの数値となった。同様にストリートファイター IV(以下スト4)のベンチマークもハイエンドとローエンドの差はかなり開き、1,280×1,024ドットの環境では一番上は一番下の14倍であった。

 スト4が快適にプレイできる分岐点を80fpsとすると、解像度1,280×1,024ドットではSapphireのHD 4670 512MB GDDR3 PCIE HDMI(Radeon HD 4670搭載)、1,920×1,200ドットでは、InnoVISIONのTornado Geforce 9600GT 512MB PCI-E(GeForce 9600 GT 96W版搭載)が下限となり、3DMark Vantageの結果もあわせると快適にゲームを楽しむにはやはりミドルレンジクラスの製品が欲しいところだ。

 その一方で、ハイエンド製品はズバ抜けたスコアを残し、格の違いを見せているが、比較的負荷の軽いスト4のようなゲームをプレイする場合、玄人志向のGF-GTX260-E896G2(GeForce GTX 260搭載)以上のクラスのものを用意しても、プレイする上では大差なく、過剰な投資となる。しかし、これからさらに重いゲームなどを遊ぶ機会が考えられるのであれば上位モデルも視野に入れた製品選びをしたい。具体的には3DMark VantageのPerformanceでP10000以上のスコアを記録したPowerColorのAX4870 512MD5(Radeon HD 4870搭載)以上の性能を持つ製品を購入しておけば、多くのゲームにおいて性能不足を感じることは少ないはずだ。
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 続いて消費電力を見てみよう。性能が高い製品ほど高負荷時の消費電力が高いのは仕方ないところだが、玄人志向 GF-GTX260-E896G2(GeForce GTX 260搭載)は性能のわりに消費電力が抑えられている。また、XFXのHD-477A-YDLC(Radeon HD 4770搭載)は、InnoVISION Tornado Geforce 9600GT 512MB PCI-E(GeForce 9600 GT 96W版搭載)と比べてパフォーマンスで大きく勝っていながら消費電力は同等レベルを実現している点は特筆すべきだろう。MSIのN275GTX Twin Frozr(GeForce GTX 275搭載)は玄人志向のGFGTX285-E1GHW/HD3(GeForce GTX 285搭載)と比較して一歩劣る性能だが、逆に消費電力は大きく上回る結果となっている。

 今回の検証結果から見えてくるのは、ゲーマーにとって現在もっともお買い得なのは玄人志向のGF-GTX260-E896G2のようなGeForce GTX 260搭載ビデオカードと言えるだろう。絶対的な性能はMSIのN275GTX Twin Frozr(GeForce GTX 275搭載)に一歩およばないものの、消費電力が抑えられ、ゲームプレイにおいて上位モデルと大きな差を感じない程度に速い。これで実売2万円前後というのは非常にお買い得だ。またハイエンドでは、GeForce GTX 285搭載製品を検討しているなら、もう少し予算は上がるが、大幅に高速なGeForce GTX 295搭載製品を選択肢に入れることをオススメする。1万円前後の製品から選ぶなら性能で優れるXFXのHD-477A-YDLCのようなRadeon HD 4770搭載製品が有力候補になるだろう。
imageDirectX 10に完全対応するおなじみのベンチマークツール「3DMark Vantage」
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【検証環境】
CPU:Intel Core i7-965 Extreme Edition(3.2GHz)
マザーボード:ASUSTeK P6T Deluxe V2(Intel X58+ICH10R)
メモリ:OCZ Technology 3X1600LV6GK(PC3-12800 DDR3 SDRAM 2GB×3)
SSD:G.Skill FM-25S2S-128GT1(Serial ATA 2.5、128GB)
OS:Windows Vista Ultimate SP1
日本製ゲームベンチマークが多数登場!
 これまでゲームベンチマークと言えば、海外発のゲームを用いることが多く、日本人が実際にプレイするゲームとかけ離れていることが多かった。しかしスクウェア・エニックスのTHE LAST REMNANTや、カプコンのロスト プラネットシリーズ、モンスターハンターフロンティア オンライン、デビル メイ クライ 4、そしてストリートファイター IVなど日本製ゲームにもベンチマークモードあるいはベンチマークソフトが用意されたタイトルが増えてきた。実際にプレイするユーザーが多い人気のゲームでPCの性能が推し量れるようになった点で存在意義は大きい。今後は世界に誇れる日本製ゲームとあわせて、世界に誇れるベンチマークとなるかもしれない。
imageTHE LAST REMNANT
スクウェア・エニックスがUnreal Engine 3を用いて開発した大規模戦闘がウリのRPG。レムナントと呼ばれる大迫力の攻撃シーンは必見だ
imageストリートファイター IV
日本を代表する格闘ゲーム、ストリートファイターシリーズの最新作。おなじみのストリートファイター IIのキャラクターを中心に、総勢25名を操ることができる
【The Last Remnant】(C)2008, 2009 SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved. / Unreal(R) Engine, Copyright 1998-2009, Epic Games, Inc. All Rights Reserved.

【ストリートファイター IV】(C) CAPCOM U.S.A., INC. 2008,2009 ALL RIGHTS RESERVED.
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