特集
2009年夏、PCパーツは次のステージへ
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自作PCパーツ完全購入ガイド 2009年夏
TEXT:鈴木雅暢
CPU編
imageCPU市場の動きはしばらく地味な印象があったが、ここに来て新製品が続々登場するなど勢力図はかなり変わってきている。この機会にしっかり状況を整理しておくと今後の購入計画の助けになるはずだ。
LGA1366とLGA775が共存 AMDの主力はSocket AM3に
 2008年末にIntelからLGA1366のCore i7、そして2009年初頭にはAMDからSocket AM3版のPhenom IIと、新しいCPUとCPUソケットが登場してきた。ここに来てCore i7、Phenom IIともにラインナップが拡充され、存在感を増してきている。Core i7はハイエンド限定の展開のためLGA775のCore 2シリーズと共存しているが、AMDのほうはミドルレンジ、ローエンドクラスにまで幅広くSocket AM3対応CPUを展開しており、早くもSocket AM2を置き換えつつある。

 ハイエンドクラスはCore i7、Phenom IIの最高性能モデルが加わる一方、Core 2 Quadの「S」シリーズ、Phenom IIシリーズの「e」モデルなど、低消費電力版クアッドコアが増えているのが特徴だ。ミドルレンジではAMD CPUの動きが目立ち、価格改定の結果、AM2版のPhenom II X4なども加わっている。ローエンドクラスの性能の底上げも著しい。Athlon II X2 250など3GHzクラスのデュアルコアCPUが1万円以下で買えるというのは隔世の感がある。
imageIntelの新ソケット「LGA1366」
Core i7用のCPUソケット。Core 2シリーズ用のLGA775と似ているが、サイズは一回り以上大きく、CPUクーラーの取り付け穴の位置も異なる
imageDDR3対応のAMD「Socket AM3」
DDR3 SDRAM対応のPhenom II/Athlon II用ソケット。ピン穴の位置が微妙に違い、Socket AM2/AM2+のCPUは使えないようになっている
各クラスのトレンド
ハイエンド 2万円以上
image性能と低消費電力を両立する省電力クアッドコアの台頭
TDP 65WをうたうCore 2 Quad「S」シリーズのラインナップが充実。割高ながら堅実な人気を集めている。AMDもTDP 65WのPhenom II X4 905eを加えるなど、省電力クアッドコアCPUが増えてきた
ミドルレンジ 2万円未満~1万円以上
imagePhenom X4シリーズなどAMD製品の値下げに注目
AMD CPUの買い得感が高い。AM2+版のPhenom X4が大きく値下がりしているほか、AM3対応では廉価版Phenom II X4 810、Phenom II X3などの選択肢もある。Core 2 Duoの人気も安定している
ローエンド 1万円未満
image3GHzモデル登場! 性能の底上げが続く
Athlon II X2 250、Pentium E6300などが発売され、1万円未満のモデルの高性能化が顕著。デュアルコアではあるが、Athlon II X2 250はついに3GHz台に到達した
性能ではCore i7が圧倒 ミドルレンジ以下は混戦
 CPU選びに欠かせない要素が、性能と消費電力の把握だ。ここではその参考となるようベンチマークの結果を掲載している。PCMark Vantageは、Windows Vista上での一般的なアプリケーションの性能を見るためのテストだ。IntelとAMD、それぞれの主力クアッドコアCPUであるCore 2 Quad Q9550とPhenom II X4 955 Black Edition(以下BE)はほぼ互角。Core i7は最下位モデルの920でもそれらを上回っている。ミドルレンジ以下は力関係がなかなか微妙で、いくつかグレードの違いを逆転しているケースも見られる。とくにAthlon II X2 250の優秀さは目立ち、ライバルのPentium E6300に完勝しているだけでなく、格上のPhenom II X3 720 BEやPhenom II X4 905eに迫るスコアをマークしている。

 強力なCPUパワーを要求する用途の代表としてTMPGEnc 4.0 XPressを使ったエンコードテストも行なった。ここではPCMark Vantage以上にCore i7が圧倒的な強さを見せている。また、Phenom II X4 955 BEがCore 2 Quad Q9550に完勝するなど、AMD CPUも好成績を収めている。マルチスレッド処理に最適化されているため、コア数、同時処理スレッド数の影響が大きく出ており、デュアルコアよりもトリプルコアCPU、クアッドコアCPUのほうが有利な結果だ。

 消費電力のテストは、ワットチェッカーを使って、アイドル時と高負荷時(3DMark Vantage実行時)の消費電力を計測した。ほぼ性能に比例する結果で、Core i7の消費電力の高さが目立つ。それに続くのがTDP 125WのPhenom II X4 955 BEで、TDP 95WのCore 2 Quad Q9550とPhenom II X3 720 BEはほぼ互角。TDP 65Wのクラスでは少々バラつきがあり、クアッドコアよりもデュアルコアのほうが低く、動作クロックが低いほど消費電力も低くなっている。
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【検証環境】
[LGA1366環境]
マザーボード:Intel DX58SO(Intel X58+ICH10R)
メモリ:OCZ Technology Reaper HPC OCZ3RPR1866C9LV6GK(PC3-15000 DDR3 SDRAMをPC3-10600で使用、1GB×3)

[LGA775環境]
マザーボード:ASUSTeK P5Q-E(Intel P45+ICH10R)
メモリ:UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800(PC2-6400 DDR2 SDRAM、2GB×2)

[Socket AM3環境]
マザーボード:ASUSTeK M4A78T-E(AMD 790GX+SB750)
メモリ:OCZ Technology Reaper HPC OCZ3RPR1866C9LV6GK(PC3-15000 DDR3 SDRAMをPC3-10600で使用、1GB×3<2枚のみ使用>)

[共通環境]
ビデオカード:NVIDIA GeForce GTX 280リファレンスカード
HDD:Seagate Barracuda 7200.11 ST3320613AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、320GB)
OS:Windows Vista Ultimate SP1
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