特集
2009年夏、PCパーツは次のステージへ
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自作PCパーツ完全購入ガイド 2009年夏
CPU編
TEXT:鈴木雅暢
ハイエンド
Intel
Core i7
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
LGA1366 クアッドコア 45nmプロセス
image最速を独走するフラグシップモデル
 Intelのコンシューマ向けラインナップの頂点に立つフラグシップブランドで、Core 2シリーズをさらに発展させた最新の内部設計(Nehalemアーキテクチャ)を採用しており、別格の性能を誇る。3レベルのキャッシュシステム、DDR3のトリプルチャンネルアクセスに対応するメモリコントローラを内蔵するほか、OSに対して1コアを2コアに見せかけることで8コア相当の命令(スレッド)を取り込んで同時処理できる「Hyper-Threading」、安全な範囲内で自動的にオーバークロックしてパフォーマンスを引き上げる「Intel Turbo Boost Technology」などさまざま先進技術が導入されている。ただ、高性能な分高価であり、またTDP 130Wと消費電力も高い。

 LGA1366という新しいソケット仕様を採用しているためCore 2シリーズのLGA775とは互換性がない。さらに対応メモリがDDR3 SDRAMに限られるなど、導入にはいくつかの注意点がある。なお、Core i7-965 Extreme Edition、Core i7-940はすでに生産終了がアナウンスされており、今後フェードアウトしていく見込みとなっている。
image開発コードネームは「Bloomfield」、45nmプロセスルールで製造されている。システムバスにはQPIという新しい高速バスを採用している
LINEUP
製品名(動作クロック) コア数 システムバス 2次キャッシュ 3次キャッシュ SSE4.2
Core i7-975 Extreme Edition(3.33GHz) 4(8) 6.4GT/s 256KB×4 8MB
Core i7-965 Extreme Edition(3.2GHz) 4(8) 6.4GT/s 256KB×4 8MB
Core i7-950(3.06GHz) 4(8) 4.8GT/s 256KB×4 8MB
Core i7-940(2.93GHz) 4(8) 4.8GT/s 256KB×4 8MB
Core i7-920(2.66GHz) 4(8) 4.8GT/s 256KB×4 8MB
LINEUP
製品名(動作クロック) 仮想化 省電力機能 TDP 実売価格
Core i7-975 Extreme Edition(3.33GHz) EIST 130W 104,000円前後
Core i7-965 Extreme Edition(3.2GHz) EIST 130W 100,500円前後
Core i7-950(3.06GHz) EIST 130W 59,000円前後
Core i7-940(2.93GHz) EIST 130W 57,000円前後
Core i7-920(2.66GHz) EIST 130W 29,500円前後
ハイエンド
Intel
Core 2 Quad
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
LGA775 クアッドコア 45nmプロセス
image45nm化で扱いやすくなった定番クアッドコア
 Intelの主力クアッドコアモデル。Core 2 Duoに相当するデュアルコアのダイ(半導体部分)を二つ内蔵する「デュアルコア×デュアルダイ」構造によりクアッドコアを実現しており、2コアごとに共有する2次キャッシュを2組備えている。当初は65nmプロセスルールで製造されており、消費電力もそれなりに高かったが、High-kゲート絶縁膜、メタルゲートといった技術を導入した45nmプロセスルールで製造されるようになってからは、TDP 95Wという数字以上に消費電力が低く、扱いやすくなった。

 低消費電力版としてSシリーズが追加されたこともあり、通常版としては最近になって廉価版のCore 2 Quad Q8300がQ8400に置き換えられた以外、2008年8月からラインナップが変わっていない。2009年1月の価格改定後は価格変動もほとんどないため、最近はかなり地味な印象がある。それでもソケット仕様がCore 2 DuoやPentiumと共通のLGA775であることや、性能と消費電力、価格のバランスに優れていることなどから人気は健在であり、現在の市場で中心的な存在であることには変わりない。
image現行ラインナップはすべて45nmの製造プロセスルールを採用している。開発コードネームは「Yorkfield」
LINEUP
製品名(動作クロック) コア数 システムバス 2次キャッシュ 3次キャッシュ SSE4.1
Core 2 Quad Q9650(3GHz) 4 1,333MHz 6MB×2
Core 2 Quad Q9550(2.83GHz) 4 1,333MHz 6MB×2
Core 2 Quad Q9400(2.66GHz) 4 1,333MHz 3MB×2
Core 2 Quad Q8400(2.66GHz) 4 1,333MHz 2MB×2
Core 2 Quad Q8200(2.33GHz) 4 1,333MHz 2MB×2
LINEUP
製品名(動作クロック) 仮想化 省電力機能 TDP 実売価格
Core 2 Quad Q9650(3GHz) EIST 95W 32,000円前後
Core 2 Quad Q9550(2.83GHz) EIST 95W 27,500円前後
Core 2 Quad Q9400(2.66GHz) EIST 95W 23,000円前後
Core 2 Quad Q8400(2.66GHz) EIST 95W 19,500円前後
Core 2 Quad Q8200(2.33GHz) EIST 95W 17,500円前後
ハイエンド
Intel
Core 2 Quad Sシリーズ
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
LGA775 クアッドコア 45nmプロセス
image性能はそのままに低消費電力化
 2009年1月からIntel CPUのラインナップに登場したCore 2 Quadの低消費電力モデル。通常版のTDPが95Wであるのに対し、このSシリーズでは65Wとなっており、プロセッサー・ナンバーの末尾に「S」が付加されることで区別されている。

 ラインナップは通常版の最上位であるQ9650に相当するモデルがないものの、それ以外は通常版に準じて用意されている。通常版と同じく45nmプロセスルール製造の「Yorkfield」コアであり、動作クロック、システムバス、2次キャッシュ容量などはそれぞれ「S」なしの通常版と同等で、通常版よりも低い電圧で駆動することによって消費電力を抑えている。性能もまったく同じである。もともと通常版のCore 2 QuadもTDP 95Wにしては実測の消費電力が低いため、TDPの差ほど実質的な消費電力に差があるわけではなく、また、実売価格は通常版よりもそれぞれ30%前後割高であり、コストパフォーマンスはよいとは言い難い。それでも需要は堅実であり、入手性も遜色ない。それだけ低消費電力という要素へのニーズが高いということだろう。
image開発コードネーム「Yorkfield」は通常版Core 2 Quadと同じ。低電圧駆動により、消費電力を低減している
LINEUP
製品名(動作クロック) コア数 システムバス 2次キャッシュ 3次キャッシュ SSE4.1
Core 2 Quad Q9550S(2.83GHz) 4 1,333MHz 6MB×2
Core 2 Quad Q9400S(2.66GHz) 4 1,333MHz 3MB×2
Core 2 Quad Q8400S(2.66GHz) 4 1,333MHz 2MB×2
Core 2 Quad Q8200S(2.33GHz) 4 1,333MHz 2MB×2
LINEUP
製品名(動作クロック) 仮想化 省電力機能 TDP 実売価格
Core 2 Quad Q9550S(2.83GHz) EIST 65W 34,000円前後
Core 2 Quad Q9400S(2.66GHz) EIST 65W 29,000円前後
Core 2 Quad Q8400S(2.66GHz) EIST 65W 27,000円前後
Core 2 Quad Q8200S(2.33GHz) EIST 65W 23,500円前後
ハイエンド
AMD
Phenom II X4(AM3版)
問い合わせ先:0053-165-0441(日本AMD)
URL:http://www.amd.co.jp/
Socket AM3 クアッドコア 45nmプロセス
image勢いを増すAMDのエース
 IntelのCore i7、Core 2 Quadに対抗するAMDの主力クアッドコアモデル。Phenom II X4は先代Phenom X4の改良版であり、45nmプロセスルールの採用により、動作クロックの向上と省電力化、3次キャッシュの増量、省電力機能であるCool'n'Quietの強化などが行なわれている。2009年1月に登場したAM2+版に続いて、2009年2月からこのSocket AM3版が投入された。当初は廉価版のPhenom II X4 810のみが先行して発売されていたが、その後倍率ロックフリーのPhenom II X4 955 BEやTDP 65Wをうたう低消費電力モデルのPhenom II X4 905eが加わるなどラインナップを拡大し、現在ではこちらが主力となっている。

 AM2+版との大きな違いは内蔵のメモリコントローラで、DDR2メモリに対応するAM2+版に対し、Socket AM3版ではDDR2/DDR3両対応となり、Socket AM3マザーボード、DDR3メモリと組み合わせることで高いメモリアクセス性能を発揮する。また従来のSocket AM2マザーボードに挿して使うこともできるが、その場合は必然的にDDR2メモリとの組み合わせに限られる。
image開発コードネームは「Deneb」。2次キャッシュは内蔵する4コアそれぞれに512KBを内蔵し、さらに4コアで共有する3次キャッシュを4~6MB内蔵する
LINEUP
製品名(動作クロック) コア数 システムバス 2次キャッシュ 3次キャッシュ SSE4a
Phenom II X4 955 Black Edition(3.2GHz) 4 4,000MHz 512KB×4 6MB
Phenom II X4 945(3GHz) 4 4,000MHz 512KB×4 6MB
Phenom II X4 945(3GHz) 4 4,000MHz 512KB×4 6MB
Phenom II X4 905e(2.5GHz) 4 4,000MHz 512KB×4 6MB
Phenom II X4 810(2.6GHz) 4 4,000MHz 512KB×4 4MB
LINEUP
製品名(動作クロック) 仮想化 省電力機能 TDP 実売価格
Phenom II X4 955 Black Edition(3.2GHz) C'n'Q 3.0 125W 26,000円前後
Phenom II X4 945(3GHz) C'n'Q 3.0 125W 19,000円前後
Phenom II X4 945(3GHz) C'n'Q 3.0 95W 22,500円前後
Phenom II X4 905e(2.5GHz) C'n'Q 3.0 65W 21,000円前後
Phenom II X4 810(2.6GHz) C'n'Q 3.0 95W 17,500円前後
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