特集
自作PCをもっとよくするために厳選されたテクニックを身に着けよう!
準備編 1/2
準備編 2/2
CPU編 1/2
CPU編 2/2
マザーボード編 1/3
マザーボード編 2/3
マザーボード編 3/3
メモリ編 1/2
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ストレージ編 1/2
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拡張カード編 1/3
拡張カード編 2/3
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OS編 1/2
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メンテナンス編 1/2
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静音・冷却編 1/2
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自作力強化の必修テクニック 100
マザーボード編
TEXT:芦澤英一、宮崎真一
035
上級
Drive Xpertで簡単にRAIDを組む
 ASUSTeKのP45マザーボードの中には「Drive Xpert」という簡易バックアップ機能を搭載した製品がある。これは該当するSerial ATA 2.5ポートにHDDを2台接続するだけで、自動的にRAIDを構築するというもの。つまり、RAID 1ならばHDDのバックアップができるというわけだ。Drive XpertはSil5723に接続されるSerial ATAポートにHDDをつなぎ、BIOSのToolsメニューに用意されているDrive Xpert Controlという項目を「Auto」もしくは「Enabled」に設定することで利用できる。なお、Drive Xpert Mode Updateという項目を「Mode Change」に設定することで下記の各項目が表示される。
imageBIOSから簡単にRAID構築が可能
「Update To Super Speed」ではRAID 0が、「Update To EZ Backup」ではRAID 1が、「Update To Normal Mode」ではRAID構成の解消をそれぞれ選択できる
imageデータドライブでの利用を推奨
500GBのHDDを2台接続し、Update To Super Speedを選択してRAID 0を構築した様子。Windows上からは約931GBの巨大なRAIDボリュームと認識されている
ASUSTeK
P5Q Deluxe
実売価格:23,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ)
URL:http://www.asus.co.jp/
image高機能でリーズナブルな価格が魅力のハイエンドマザー
Intel P45チップセットを採用したハイエンドマザーボード。独自の省電力機能であるEPU-6 Engineを搭載し、16フェーズ構成のVRMを採用する。ハイエンドモデルながら2万3,000円前後というリーズナブルな価格が魅力だ
036
中級
Express Gateで瞬間Webブラウズ
 P5Q Deluxeをはじめとして、ASUSTeKの一部のマザーボードはExpress GateというLinuxベースのOS機能を使うことができる。その最大の特徴は、WindowsなどのOSを介さずにわずか数秒で起動し、WebブラウザやSkypeなどが利用できるという点にある。システムを起動するとそのシェル画面が表示され、ユーザーはそこから利用したい機能をマウスで選択するだけ。短時間Webブラウジングを行ないたい場合などではWindowsの起動時間がおっくうに感じるが、Express Gateを使うことでほんの少しの待ち時間で目的の機能が利用できる。ちなみに、P5Q Deluxeでは、Express Gateが基板上のフラッシュメモリに搭載されているのでWindowsをインストールせずに使用可能だが、P5Q-Eなど製品によっては、付属のCD-ROMからHDDやUSBメモリにインストールする必要がある。
image起動画面
シンプルで分かりやすい起動画面。画面には左から、Webブラウザ、フォトアルバム、メッセンジャー、Skypeのボタンが表示される。右下のボタンからWindowsの起動やBIOS設定の呼び出しもできる
imageWebブラウザ
Windowsを起動することなくWebブラウジングが可能。WebブラウザにはSplashTopブラウザが用意されており、YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトも視聴できる
imageフォトアルバム
Photo Managerという画像ビューアを利用することで、HDDやUSBメモリ内の画像を閲覧できるほか、画像の回転や拡大・縮小も行なえる
037
中級
マザーボード付属ユーティリティの使いどころ
 マザーボードにはライバルメーカーとの差別化を図るために、実にさまざまなユーティリティが付属している。とくに最近は、各メーカーともに省電力化機能に注力しているようで、その機能性は特筆もの。なかでも、ASUSTeKはEPU-6 Engineという省電力機能を用意しており、Windows上のユーティリティから、自動的にオーバークロックが行なわれるTurboモードや、省電力機能が最大限発揮されるMax. Power Savingモードなどを選択することで、ユーザーの好みや使用状況に合わせた使い方が可能となる。また、オーバークロックを試すユーザーであれば、Windows上からクロック設定を行なえるユーティリティは重宝する。その際、あわせて利用すると便利なのがシステムの各種情報をモニタリングするユーティリティである。これらのユーティリティを利用すると、機能性が格段に向上するのでぜひ活用したい。
image性能アップか省電力を選ぶか
EPU-6 Engineでは、ロケットのアイコンはTurboモード、人のアイコンはMax. Power Savingモードというように、直感的に効果を設定できる
imageシステムの状態を監視する
モニタリングユーティリティのPC ProbeII。各種電圧のほか、CPUおよびマザーボードの温度、それにCPUクーラーのファンの回転数などをリアルタイムで通知する
imageパフォーマンスアップを試みる
ASUSTeKはAI Boosterというオーバークロックツールを用意。Windows上からCPUの動作クロックやメモリクロック、それにメモリ電圧などが変更可能
俺のこだわりテクニック
TEXT:宮崎真一
さまざまなメディアで新パーツのレビューを手掛けるライター。しかし、レビュー対象の中には正常に動作しないものも……。それゆえ不具合に関するノウハウにはかなり精通している。
俺が見るのはマザーボードのココだ!
 筆者がマザーボードを購入する際、対応CPUと搭載チップセット以外に気にかけている点が二つある。

 まず一つは、余分なオンボードデバイスを搭載していないかどうかだ。ハイエンド向けをうたうマザーボードの大半は豊富なオンボードデバイスを搭載しており、機能的に優れるものが多い。しかし、それらのデバイスをすべて利用するかどうかは疑問が残る。とくにLANポートについては、家庭内で利用するのであれば一つで十分なのではないだろうか。それ以上あったとしても、筆者はまず使わないし、余分なオンボードデバイスが増える分、マザーボードの消費電力が増加するほか、価格にも反映されてしまう。そのため、こういったムダなデバイスを省略してコストパフォーマンスを向上させている製品には好感を覚える。

 次は筆者がとくに気にする部分で、それはコンデンサの種類とVRMのフェーズ数だ。本稿でも述べているように、コンデンサは固体電解タイプのものを採用している製品のほうが経年劣化が少ないため、アルミ電解コンデンサよりもベターな選択となる。また、オーバークロック状態などでは発熱も増すため、熱耐性の高い固体電解コンデンサを使いたいところ。VRMについては、フェーズ数が少な過ぎると安定性に問題が残る半面、多過ぎると消費電力が増大してしまう。そのため、個人的にIntelプラットフォームの場合は、8フェーズぐらいのマザーボードをベストチョイスとしている。
imageコスト的にLANポートは1基で十分
LANポートは1基で十分。それ以上あっても正直持て余してしまうだけであり、余分なオンボードデバイスが増える分、消費電力とコストが増すことに
imageVRMは8フェーズぐらいがちょうどよい
個人的にフェーズ数を制御する省電力機能は好みではない。なかには安定性を損なわせてしまうバグ持ちの製品もあった。省電力機能を非使用とするなら、8フェーズが適当だ
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